もう今月は本読む時間とれなそうだから、今月は早めに…と思ったらもうあさっては3月じゃありませんか!全然早くないやん(^^;
ではでは2月に読んだ本行きま〜す。

★『定年ゴジラ』 重松清 講談社 
またまた出ました、重松作品。これは7つの短編からなる連作短編集。定年後の山崎さんが住むニュータウンくぬぎ台が舞台で、そこで起こるいろんな出来事が山崎さん家族中心に描かれてます。今回も日本中にはこんな方々いっぱいいるんだろうなぁって思いながら読ませていただきました。やっぱりいいよなぁ>重松清作品

★『五人姉妹』 菅浩江 早川書房 
とっても綺麗な本です。菅さんといえばわたしは『永遠の森 博物館惑星』なのですが、これはその続編も含めて未来世界SF作品短編9編が収載された短編集です。それぞれみんないいんだけど、中でもわたしは「箱の中の猫」が1番好き。すごく切ないんだけど、こういう感じがまたすごくいいのよね〜

★『ビタミンF』 重松清 新潮社 
あの直木賞受賞作品です。
これも「見張り塔からずっと」同様表題作はありません。人の心にビタミンみたいに作用する小説があってもいいだろう…ということで自然界にないビタミンFを7つの短編で作られたそうです。このFは、例えばFight(みゆきさんの歌に「ファイト!」といういい歌があるんです!)、Father、Family…とそれぞれいろいろなテーマで書かれてます。でも結局はすべてFictionのFかも…って著者が後書きで述べてます。
音楽同様あなたの「お話」(物語)にはすごい力があります。これからもついていきますよん(^^)v

と今月は3冊だけ。読みかけのは4冊くらいあるんだけど、ってそういう読み方してるから反って進まないのかも(f^^; ついついあれこれ読みたくなるのよね…。来月は待望の東野圭吾さんの新刊も出るようだし。これはすっごく楽しみ!!!

あ、ついでに書いとこーっと。
天童荒太『永遠の仔』、菅浩江『永遠の森』、そして東野圭吾『片想い』を心の中で『(永遠の)片想い』と勝手に決めて(なんでそうなるかは読めばわかりますよん、これがまたいい作品なのです)、これがわたしの【永遠ベスト3】なのです。超お薦めです。

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