「誘惑」2002年3月に読んだ本
2002年3月27日 読書もう今月はこれ以上読めないと思うからちょっと早めに。
あ〜、お花見行きたいなぁ。春なのになぁ…
今月は川上弘美を読もう!と思ったのです。というのは「センセイの鞄」がすごく評判がいいらしいのでそれを読む前に、と思ったのだけれど素直に「センセイの鞄」を読んだ方が正解だったか(A^^;
ではでは3月に読んだ本いきま〜す。
★『神様』川上弘美 中央公論社
表題作『神様』は生まれて初めて活字になった小説らしいということでまずこれから。表題作を含む9編の短編集です。なんか不思議な感じの短編集でした。『離さない』に背中ゾクッ!
★『椰子・椰子』(やし・やし) 川上弘美著 山口マオ画 小学館
『神様』もなんかつかみどころのない感じがしたけどこれはもうわけわかりません(A^^;
川上さんの御長男が小さい頃「おやすみなさい」のことを舌足らずで「やしやし」と言ってたのがタイトルの由来だそうです。自分の(川上さん)夢日記から始ったものだとか。半分くらいは実際みた夢を元にしたと、あとがきのような対談(山口さんと)で述べてました。内容がわけわかめだったのでこれ読んでちょっとほっとしました。とにかく「センセイの鞄」は読んでみよ〜っと。
★『黒と茶の幻想』 恩田陸 講談社
わたしにとっては『ドミノ』以来の恩田作品。やっぱり恩田作品はいいです。読みながら以前読んだ東京創元社の競作『五十円玉二十枚の謎』の恩田陸編が読みたいっ!(もちろんそんなのありませんが)ってすごく思いました。(ミステリ好きにはお薦めです>『五十円…』)本のデザインが京極さんなんですね。上質の恩田作品にピッタリ!楽茶碗みたいだぞ(笑)
★『溺れる魚』 戸梶圭太 新潮文庫
おもしろく読めました。あのドラマ「トリック」監督の堤幸彦さんで昨年映画化されたんですってね、全然知らなかったけど。主演が椎名桔平と窪塚洋介だなんてちょっと見てみたいかも。
★『星虫(ほしむし)』 岩本隆雄 新潮文庫
ある日目が覚めたら額にきれいなアクセサリー(?)が。それが「星虫」だったのです。しかもそれはだんだん成長していく…。第1回ファンタジーノベル大賞最終候補に残ったのがきっかけで発売されたということで、ここから壮大なストーリーがはじまります。こんなのも大好きなのです。いいです。
★『カナリヤは眠れない』 近藤史恵 祥伝社文庫
合田接骨院の噂は前々から訊いていたのですがなるほどおもしろいですね。「「身体の声を聞く」能力に長けている」整体師 合田力(ごうだりき)はもちろんその他の登場人物も個性的で楽しめます。これシリーズでたしかあったはず、捜さなきゃ!
★『不安な童話』 恩田陸 祥伝社ノンノベル
突然見ず知らずの人から「あなたは母の生まれ変わりです」なんて言われたらどうします?そこから不思議な物語が始ります。謎が謎を呼び読みながら不安が増殖されていきます。本を閉じながら「不安な童話」を読み終わったと実感。お見事でした。
★『ギグラーがやってきた!』 ロディ・ドイル 偕成社
わたしも買いましたよ!「なま楽」で(笑)
ほんと紹介通りの楽しい本です。これから子供達が読む予定。絶対気にいると母は断言できる(^^)v
と今月は8冊。といっても長編は「黒と茶の幻想」だけ(^^; だってみゆきさんの「夜会」見なくちゃいけないし…って最近見る時間がない。3作目の途中で止まっている状態なのです。年度末なんてだいっきらいっだ〜!
あ〜、お花見行きたいなぁ。春なのになぁ…
今月は川上弘美を読もう!と思ったのです。というのは「センセイの鞄」がすごく評判がいいらしいのでそれを読む前に、と思ったのだけれど素直に「センセイの鞄」を読んだ方が正解だったか(A^^;
ではでは3月に読んだ本いきま〜す。
★『神様』川上弘美 中央公論社
表題作『神様』は生まれて初めて活字になった小説らしいということでまずこれから。表題作を含む9編の短編集です。なんか不思議な感じの短編集でした。『離さない』に背中ゾクッ!
★『椰子・椰子』(やし・やし) 川上弘美著 山口マオ画 小学館
『神様』もなんかつかみどころのない感じがしたけどこれはもうわけわかりません(A^^;
川上さんの御長男が小さい頃「おやすみなさい」のことを舌足らずで「やしやし」と言ってたのがタイトルの由来だそうです。自分の(川上さん)夢日記から始ったものだとか。半分くらいは実際みた夢を元にしたと、あとがきのような対談(山口さんと)で述べてました。内容がわけわかめだったのでこれ読んでちょっとほっとしました。とにかく「センセイの鞄」は読んでみよ〜っと。
★『黒と茶の幻想』 恩田陸 講談社
わたしにとっては『ドミノ』以来の恩田作品。やっぱり恩田作品はいいです。読みながら以前読んだ東京創元社の競作『五十円玉二十枚の謎』の恩田陸編が読みたいっ!(もちろんそんなのありませんが)ってすごく思いました。(ミステリ好きにはお薦めです>『五十円…』)本のデザインが京極さんなんですね。上質の恩田作品にピッタリ!楽茶碗みたいだぞ(笑)
★『溺れる魚』 戸梶圭太 新潮文庫
おもしろく読めました。あのドラマ「トリック」監督の堤幸彦さんで昨年映画化されたんですってね、全然知らなかったけど。主演が椎名桔平と窪塚洋介だなんてちょっと見てみたいかも。
★『星虫(ほしむし)』 岩本隆雄 新潮文庫
ある日目が覚めたら額にきれいなアクセサリー(?)が。それが「星虫」だったのです。しかもそれはだんだん成長していく…。第1回ファンタジーノベル大賞最終候補に残ったのがきっかけで発売されたということで、ここから壮大なストーリーがはじまります。こんなのも大好きなのです。いいです。
★『カナリヤは眠れない』 近藤史恵 祥伝社文庫
合田接骨院の噂は前々から訊いていたのですがなるほどおもしろいですね。「「身体の声を聞く」能力に長けている」整体師 合田力(ごうだりき)はもちろんその他の登場人物も個性的で楽しめます。これシリーズでたしかあったはず、捜さなきゃ!
★『不安な童話』 恩田陸 祥伝社ノンノベル
突然見ず知らずの人から「あなたは母の生まれ変わりです」なんて言われたらどうします?そこから不思議な物語が始ります。謎が謎を呼び読みながら不安が増殖されていきます。本を閉じながら「不安な童話」を読み終わったと実感。お見事でした。
★『ギグラーがやってきた!』 ロディ・ドイル 偕成社
わたしも買いましたよ!「なま楽」で(笑)
ほんと紹介通りの楽しい本です。これから子供達が読む予定。絶対気にいると母は断言できる(^^)v
と今月は8冊。といっても長編は「黒と茶の幻想」だけ(^^; だってみゆきさんの「夜会」見なくちゃいけないし…って最近見る時間がない。3作目の途中で止まっている状態なのです。年度末なんてだいっきらいっだ〜!
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