「誘惑」2002年5月に読んだ本
2002年5月31日 読書今日は、愛犬『ナナ』の誕生日。2才になりました。
予定ではナナは、3才過ぎると人の言葉はすべて理解できるくらいめちゃめちゃお利口になることになってます。はたしてあと一年で、劇的に変身してくれるのでしょうか?!(笑)
今月は前半全く読めず、その分後半はわたしにしては最近にないペースで読みふけってました。やっぱり読書は楽しい。
ではでは、月末恒例5月に読んだ本いきま〜す。
★『鏡の中は日曜日』 殊能将之 講談社ノベルス
殊能作品、出すたびにあちこちで話題になっていつも気になってはいるのですが、わたしが読むのは『ハサミ男』以来これが2冊目。
手探りで読み進んでいかなきゃいけない展開は正直最初きつかったんだけど、だんだんそれが繋がっていく快感はやっぱりやめられないものですね。殊能さんお見事。そして驚きもあってすごくよかったんだけど、どうしてもあの『ハサミ男』の驚きと比べてしまう自分がいるのです(^^; それくらい『ハサミ男』には、してやられました。って『ハサミ男』絶賛の感想になってしまった…
★『スカイ・クロラ』 森博嗣 中央公論新社
この本はインテリアです(笑) それもすっきりしたモダンなお部屋にピッタリ。さりげなく置いておくだけで絵になるようなとっても美しい本なのです。で内容はとっても不思議な世界が描かれてるのです。物語はとてもおどろおどろしい世界のはずなのになぜかすっきりしてて、文章、言葉もとても素敵で、このピュアでスマートな感覚はいったいなんなんだ、って感じ。でそれがとても心地良いのです。森ファンにはなんともいえない世界かも。ということで、わたしも「好きです」←パクリ(笑)
★『今日を忘れた明日の僕へ』黒田研二 原書房
黒田研二さん4作目にして初のハードカバー作品。
黒田作品は読んでていつも感じるのですが読者にとっても親切なのです。今回も難しい設定なのに混乱することなくちゃんと読むだけでわたしの頭の中にどんどん組立てられていくのです。巧いよな〜、う〜ん、とってもシリアス。ほんと、黒田作品どんどんよくなっていきますね。
そして次の5作目「嘘つきパズル」、もう後書きで大爆笑。ほんとに読んでいいんでしょうか?もしかしてこの本飛ばして「ふたり探偵」読むべき?(笑)
★『紅はこべ』 オークシイ(オルツィ男爵夫人) 中田耕治訳 河出出版
日記でも書いたのだけど、わたしにミステリのおもしろさを一番最初に教えてくれた本がこれだったような気がするのです(もちろん児童書で)
読めてよかった。すっごく懐かしかったです。
★『ぼく、目が見えなくても富士山をとる〜盲導犬アイリーンとともに〜』
伊志井桃雲 ポプラ社いきいきノンフクション
「ナナの本借りてきてあげる」と、小1の次女がわたしの為に学校図書館で借りてきてくれたのがこれ。てっきり動物写真集でも借りてくるのかと思ってたら!(娘は茶色の大きい犬はすべてナナなのですよ(笑))
表紙には目の見えない写真家で著者の伊志井桃雲さんとラブラド−ル盲導犬(アイリーン)の写真がありました(^^;
盲導犬は賢いんだってなんとなく思ってますけどそうなるまでにはどんなに大変か、当たり前なんだけど忘れてることや新しい発見いろいろありました。そして著者の精神力のすばらしさといったら!それに家族との関係も読んでてもう感動しまくり。児童向けなのですぐ読めるし、なのにとっても大事なことがいっぱい詰まっている本です。こんな本を今のうちにいっぱい読んでくれたらなぁ…、って子供はぜんぜん親の思い通りにはならないものなのよね(--;
★『国境』黒川博行 講談社
おもしろいっ!!!もう大満足の1冊です。
あの『疫病神』コンビが今度は北朝鮮へ!あちこちで評判は聞いてましたがこんなにおもしろいとは!『疫病神』もとってもおもしろかったけどこれはもっともっとおもしろいよん!超お薦め。
なんでこれに直木賞あげなかったんだあ〜〜〜〜〜!って感じ(A^^;;;
★『熱球』重松清 徳間書店
『熱球』というような文字を見ると無条件に東野圭吾『魔球』を思い出してしまうわたしは大の東野ファン、なんちゃって(^^ゞ
今回は人口十数万、本州西端の港湾都市にして城下町の周防(すおう)市が舞台。そこに主人公、清水洋司、38才が帰ってきたところから物語は始ります。彼は20年前に甲子園予選決勝戦進出、あと1歩で甲子園の夢が叶う…という当時のシュウコウエースだった過去があるのです。
またまたこんな人っていっぱいいるんだよな〜、重松作品だな〜ってしみじみ。
と、ぼちぼち長編も読み始めました。満足、満足。
予定ではナナは、3才過ぎると人の言葉はすべて理解できるくらいめちゃめちゃお利口になることになってます。はたしてあと一年で、劇的に変身してくれるのでしょうか?!(笑)
今月は前半全く読めず、その分後半はわたしにしては最近にないペースで読みふけってました。やっぱり読書は楽しい。
ではでは、月末恒例5月に読んだ本いきま〜す。
★『鏡の中は日曜日』 殊能将之 講談社ノベルス
殊能作品、出すたびにあちこちで話題になっていつも気になってはいるのですが、わたしが読むのは『ハサミ男』以来これが2冊目。
手探りで読み進んでいかなきゃいけない展開は正直最初きつかったんだけど、だんだんそれが繋がっていく快感はやっぱりやめられないものですね。殊能さんお見事。そして驚きもあってすごくよかったんだけど、どうしてもあの『ハサミ男』の驚きと比べてしまう自分がいるのです(^^; それくらい『ハサミ男』には、してやられました。って『ハサミ男』絶賛の感想になってしまった…
★『スカイ・クロラ』 森博嗣 中央公論新社
この本はインテリアです(笑) それもすっきりしたモダンなお部屋にピッタリ。さりげなく置いておくだけで絵になるようなとっても美しい本なのです。で内容はとっても不思議な世界が描かれてるのです。物語はとてもおどろおどろしい世界のはずなのになぜかすっきりしてて、文章、言葉もとても素敵で、このピュアでスマートな感覚はいったいなんなんだ、って感じ。でそれがとても心地良いのです。森ファンにはなんともいえない世界かも。ということで、わたしも「好きです」←パクリ(笑)
★『今日を忘れた明日の僕へ』黒田研二 原書房
黒田研二さん4作目にして初のハードカバー作品。
黒田作品は読んでていつも感じるのですが読者にとっても親切なのです。今回も難しい設定なのに混乱することなくちゃんと読むだけでわたしの頭の中にどんどん組立てられていくのです。巧いよな〜、う〜ん、とってもシリアス。ほんと、黒田作品どんどんよくなっていきますね。
そして次の5作目「嘘つきパズル」、もう後書きで大爆笑。ほんとに読んでいいんでしょうか?もしかしてこの本飛ばして「ふたり探偵」読むべき?(笑)
★『紅はこべ』 オークシイ(オルツィ男爵夫人) 中田耕治訳 河出出版
日記でも書いたのだけど、わたしにミステリのおもしろさを一番最初に教えてくれた本がこれだったような気がするのです(もちろん児童書で)
読めてよかった。すっごく懐かしかったです。
★『ぼく、目が見えなくても富士山をとる〜盲導犬アイリーンとともに〜』
伊志井桃雲 ポプラ社いきいきノンフクション
「ナナの本借りてきてあげる」と、小1の次女がわたしの為に学校図書館で借りてきてくれたのがこれ。てっきり動物写真集でも借りてくるのかと思ってたら!(娘は茶色の大きい犬はすべてナナなのですよ(笑))
表紙には目の見えない写真家で著者の伊志井桃雲さんとラブラド−ル盲導犬(アイリーン)の写真がありました(^^;
盲導犬は賢いんだってなんとなく思ってますけどそうなるまでにはどんなに大変か、当たり前なんだけど忘れてることや新しい発見いろいろありました。そして著者の精神力のすばらしさといったら!それに家族との関係も読んでてもう感動しまくり。児童向けなのですぐ読めるし、なのにとっても大事なことがいっぱい詰まっている本です。こんな本を今のうちにいっぱい読んでくれたらなぁ…、って子供はぜんぜん親の思い通りにはならないものなのよね(--;
★『国境』黒川博行 講談社
おもしろいっ!!!もう大満足の1冊です。
あの『疫病神』コンビが今度は北朝鮮へ!あちこちで評判は聞いてましたがこんなにおもしろいとは!『疫病神』もとってもおもしろかったけどこれはもっともっとおもしろいよん!超お薦め。
なんでこれに直木賞あげなかったんだあ〜〜〜〜〜!って感じ(A^^;;;
★『熱球』重松清 徳間書店
『熱球』というような文字を見ると無条件に東野圭吾『魔球』を思い出してしまうわたしは大の東野ファン、なんちゃって(^^ゞ
今回は人口十数万、本州西端の港湾都市にして城下町の周防(すおう)市が舞台。そこに主人公、清水洋司、38才が帰ってきたところから物語は始ります。彼は20年前に甲子園予選決勝戦進出、あと1歩で甲子園の夢が叶う…という当時のシュウコウエースだった過去があるのです。
またまたこんな人っていっぱいいるんだよな〜、重松作品だな〜ってしみじみ。
と、ぼちぼち長編も読み始めました。満足、満足。
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