「誘惑」2002年6月に読んだ本
2002年6月30日 読書今日は主人の誕生日。ついでに子供達の誕生日の我が家でのお祝いも延々になってたので全部まとめて簡単なお祝いモードで夕食準備。バタバタ。なのに夕方「遅くなるから」って電話。どういうこと?
ったく、いいかげんにしろ!もう絶対仏心なんて出してやんない。好きなだけ勝手に働いてろ!、あ、あなたはもうそうされてましたね。何を今更確認してるんでしょう、わたし。もう何回騙されたか、なにが「トワイライトエクスプレス」だ(意味不明ですいません)。もうわたし絶対信じませんから。
誕生ケーキ、アイスケーキにしといたのがせめてもの学習効果か(爆)
ということで、こんなヤツとっととほっといて、内緒で読んでるわたしの今月の成果いきま〜す(こらこら)
★『殺人症候群』 貫井徳郎 双葉社
もう、無我夢中で読まされました。法律に守られる加害者たち。被害者たちはただ我慢するしかないのか?そんな理不尽なことがあるのか?あんまりじゃないか!じゃ、どうする?もし被害者たちが私的制裁の道を選んだら…。
わたしこういうテーマははまるんです。そういえばこんなお話結構最近多いですよね。そんな中でもピカイチよくできてます。ミステリとしても上手いっ!驚きましたよ。超お薦め。ちなみにわたしの上半期ベスト1です。機会があれば是非っ!
★『もっぷでやんす』中島みゆき(文・絵) 小学館
中島みゆきさん、はじめての絵本です。どこかで見ていてくれている、わかってる人がいてくれる、とちょっと思うだけでも元気でたり、がんばれるものですよね。やっぱりみゆきさんの視点はやさしいです。絵もかわいくて味があるし。やっぱ、みゆきさんはいいのです。
★『クリスマスの4人』 井上夢人 光文社
読んでいくうちにどんどん謎が謎を呼び、もうすっごい謎だらけ。いったいどうするんだろう?って思ってたらこうきましたか。わたしの頭の中で某テーマソング流れました(ネタバレかもしれないので自粛)
時代の最先端をいっている井上作品だからなぁ、とそんなところに感心するわたし。
★『流星ワゴン』 重松清 講談社
今まで読んだ重松作品は、もしかしたらノンフィクション?って思えるものばかり。どこにでもいそうな人、ありそうな事だなと思えるものばかり。だからよけい共感いっぱいで読んできたように思ってました。が、今回は絶対ありえない非現実な設定になってるんです。だって死者が運転するワゴン車にのって、時空をかけめぐるんですもの(あ、恐くはないから大丈夫よ)。もう今までわたしが読んだ重松作品と全然設定が違います。ぜったいこんなことない!わたしは信じないぞ〜、って人なんですが、読み終わってこういう事もあるかもしれない(いや、絶対ないけど)…と思わせてしまう、やっぱり重松作品なのです。いいです。某自動車会社協賛で映像化してくれればいいのにって思いました(笑)
★『ルール』 古処誠二 集英社
待望の古処誠二さんハードカバーだ!って思ったらその内容は「ハッピエンド愛好家」のわたしにとって一番苦手な戦争小説、うわっ(A^^;;
でも途中で投げ出さなくてよかった。戦争小説といっても派手な戦闘機の闘いがあるわけでもなく、恋愛絡んだラブロマンスでもありません。名もない主人公たちの悲劇の「プロジェ…は、やっぱり違うな(^^; とにかく戦争の惨さと、その時代、そこにいざるえなかった人たちの様子が書かれてます。あの頃の日本人はそこまでして守ったんですよね。もっと注目されて一人でも多くの人に読んでもらいたい本です。わたし古処さんの本読んでて、そこから感じる正義感というか、著者の訴えてくるもの(と自分が勝手に思ってるのかもですが)にすごく共感できるんです。これもまさしくそうです。ますますがんばって欲しいです。
★『あなたが欲しい』 唯川恵 新潮文庫
これも普段はめったに読まない分野です。たまたま病院患者図書館にあったので、なにげなく手に取ったんです。確か直木賞授賞された方だなと。トレンディドラマ脚本みたいでした。やっぱりわたしはこんなのは向いてないのか、勝手にやってくれなんて思うわたしはやっぱりもう若くはないのでしょうか?(笑)
でも直木賞受賞作「肩越しの恋人」はなんとなく興味あるのよね〜
★『嘘つきパズル』 黒田研二 白泉社My文庫
今までのシリアス路線4作とはガラッと作風変わったけどいいんだろうか、と思いながらも、おもしろいっ!と大笑いしながら読んでたら、もうほんとうに純粋本格!でびっくり。「バカミスにして純粋本格」の帯文句通りでした。シリーズ化するかな?して欲しいなぁ。
★『センセイの鞄』 川上弘美 平凡社
いや〜、いいわ!評判になるのわかる。川上作品ではじめていいと思ったぞ(笑)(って言うほど読んでないが(A^^;)
最初は、淡々とした文章が綴られてるだけのように感じてて、文章はすごく上手いんだけどいまいちのめり込めるってものじゃないかも…なんて思いながら読んでたんです。すごく読みやすいです。そしたら知らない間にすっかりその中に入ってたんですね。もう、読み終わったあとのこの余韻。お薦めです。
と、今月は8冊。「殺人症候群」は超おすすめです。
またまた通信障害発生。今回はなかなか復旧せずてこずりましたが、なんとか自力復旧。いったいどうなってるんだ?ビクビク。
ったく、いいかげんにしろ!もう絶対仏心なんて出してやんない。好きなだけ勝手に働いてろ!、あ、あなたはもうそうされてましたね。何を今更確認してるんでしょう、わたし。もう何回騙されたか、なにが「トワイライトエクスプレス」だ(意味不明ですいません)。もうわたし絶対信じませんから。
誕生ケーキ、アイスケーキにしといたのがせめてもの学習効果か(爆)
ということで、こんなヤツとっととほっといて、内緒で読んでるわたしの今月の成果いきま〜す(こらこら)
★『殺人症候群』 貫井徳郎 双葉社
もう、無我夢中で読まされました。法律に守られる加害者たち。被害者たちはただ我慢するしかないのか?そんな理不尽なことがあるのか?あんまりじゃないか!じゃ、どうする?もし被害者たちが私的制裁の道を選んだら…。
わたしこういうテーマははまるんです。そういえばこんなお話結構最近多いですよね。そんな中でもピカイチよくできてます。ミステリとしても上手いっ!驚きましたよ。超お薦め。ちなみにわたしの上半期ベスト1です。機会があれば是非っ!
★『もっぷでやんす』中島みゆき(文・絵) 小学館
中島みゆきさん、はじめての絵本です。どこかで見ていてくれている、わかってる人がいてくれる、とちょっと思うだけでも元気でたり、がんばれるものですよね。やっぱりみゆきさんの視点はやさしいです。絵もかわいくて味があるし。やっぱ、みゆきさんはいいのです。
★『クリスマスの4人』 井上夢人 光文社
読んでいくうちにどんどん謎が謎を呼び、もうすっごい謎だらけ。いったいどうするんだろう?って思ってたらこうきましたか。わたしの頭の中で某テーマソング流れました(ネタバレかもしれないので自粛)
時代の最先端をいっている井上作品だからなぁ、とそんなところに感心するわたし。
★『流星ワゴン』 重松清 講談社
今まで読んだ重松作品は、もしかしたらノンフィクション?って思えるものばかり。どこにでもいそうな人、ありそうな事だなと思えるものばかり。だからよけい共感いっぱいで読んできたように思ってました。が、今回は絶対ありえない非現実な設定になってるんです。だって死者が運転するワゴン車にのって、時空をかけめぐるんですもの(あ、恐くはないから大丈夫よ)。もう今までわたしが読んだ重松作品と全然設定が違います。ぜったいこんなことない!わたしは信じないぞ〜、って人なんですが、読み終わってこういう事もあるかもしれない(いや、絶対ないけど)…と思わせてしまう、やっぱり重松作品なのです。いいです。某自動車会社協賛で映像化してくれればいいのにって思いました(笑)
★『ルール』 古処誠二 集英社
待望の古処誠二さんハードカバーだ!って思ったらその内容は「ハッピエンド愛好家」のわたしにとって一番苦手な戦争小説、うわっ(A^^;;
でも途中で投げ出さなくてよかった。戦争小説といっても派手な戦闘機の闘いがあるわけでもなく、恋愛絡んだラブロマンスでもありません。名もない主人公たちの悲劇の「プロジェ…は、やっぱり違うな(^^; とにかく戦争の惨さと、その時代、そこにいざるえなかった人たちの様子が書かれてます。あの頃の日本人はそこまでして守ったんですよね。もっと注目されて一人でも多くの人に読んでもらいたい本です。わたし古処さんの本読んでて、そこから感じる正義感というか、著者の訴えてくるもの(と自分が勝手に思ってるのかもですが)にすごく共感できるんです。これもまさしくそうです。ますますがんばって欲しいです。
★『あなたが欲しい』 唯川恵 新潮文庫
これも普段はめったに読まない分野です。たまたま病院患者図書館にあったので、なにげなく手に取ったんです。確か直木賞授賞された方だなと。トレンディドラマ脚本みたいでした。やっぱりわたしはこんなのは向いてないのか、勝手にやってくれなんて思うわたしはやっぱりもう若くはないのでしょうか?(笑)
でも直木賞受賞作「肩越しの恋人」はなんとなく興味あるのよね〜
★『嘘つきパズル』 黒田研二 白泉社My文庫
今までのシリアス路線4作とはガラッと作風変わったけどいいんだろうか、と思いながらも、おもしろいっ!と大笑いしながら読んでたら、もうほんとうに純粋本格!でびっくり。「バカミスにして純粋本格」の帯文句通りでした。シリーズ化するかな?して欲しいなぁ。
★『センセイの鞄』 川上弘美 平凡社
いや〜、いいわ!評判になるのわかる。川上作品ではじめていいと思ったぞ(笑)(って言うほど読んでないが(A^^;)
最初は、淡々とした文章が綴られてるだけのように感じてて、文章はすごく上手いんだけどいまいちのめり込めるってものじゃないかも…なんて思いながら読んでたんです。すごく読みやすいです。そしたら知らない間にすっかりその中に入ってたんですね。もう、読み終わったあとのこの余韻。お薦めです。
と、今月は8冊。「殺人症候群」は超おすすめです。
またまた通信障害発生。今回はなかなか復旧せずてこずりましたが、なんとか自力復旧。いったいどうなってるんだ?ビクビク。
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