毎日、暑すぎっ!
夕立さえありゃしない。(洗濯物は助かるけど)

このあたりは毎年水不足が深刻なのです。今年は大丈夫かな…とちょっと心配。あれっ?水道料金値上げされてる〜!いつの間に?!

で、あっという間に7月も終わり。今日でラジオ体操前半終了です。ほっ。
夏休み中あったら、倒れてます、わたし(笑)。只でさえ最近読み出したら途中でやめられずついつい夜更かしすること多いというのに、ほんと、早起きって大変だわ(^^;

ではでは、7月に読んだ本いきま〜す。今月は結構読めたな。

★『ナイト・フォーク』新井素子 集英社文庫
副題に「ブラック・キャットII」とあるように怪盗団「ブラックキャットシリーズ」の2作目らしい。この怪盗団が超個性的で文章も新井さんらしい超個性的な文体で書かれてます。著者14冊目の本で、24才冬に書いたものだそうで、もう17年も前なのに全然そんな感じないです。新井作品は読みやすくて楽しいです。

★『マレー鉄道の謎』有栖川有栖 講談社ノベルス
待望の火村&有栖シリーズ新刊。わたしも楽しみにしてました。
わたしはどっちかというと学生アリスシリーズの方が好みで、中でも一番好きなのは「孤島パズル」。あの雰囲気大好き。避暑に出かけたいぞ(笑)

★『世界の終わり、あるいは始まり』歌野晶午 角川書店 
「誘拐されたのはうちの子ではなくてよかった、とホッと胸をなでおろしたのはわたしだけではあるまい」というドキッとするような文をいきなり叩きつけられて始るストーリー。もう途中でやめられなくて一気読み。500Pでも集中すれば半日で読めるのね、なんて思っちゃいました(笑)すごく重いお話ですが見かけたら手にとってもいいかも。読み応えあります。

★『劫尽童女』(こうじんどうじょ)恩田陸 光文社
大好きな恩田陸さん。この人のつくるお話はいつもすごく魅力的で毎回いろんな世界を楽しませてくれます。今回も読んでてわくわくドキドキ。なんかどんどんすごい展開になっていくんだけど恩田作品ならなんでも受け入れられますから、わたし(笑)

★『13階段』高野和明 講談社 
第47回江戸川乱歩賞受賞作です。なんと今回映画化決定だとか。すごいですね〜。とにかくこれは一押しです。昨年発売だけど今のところ今年読んだ作品ではベスト1かも。(注:「トキオ」はまだ読んでない(笑))

★『図書室の海』恩田陸 新潮社 
恩田さんの短編集。とっても綺麗な恩田ファンにはとっても嬉しい本です。恩田ワールドは本当にいいですよ〜。でもはじめて恩田作品読む方はこれは???かもですので、別の作品から是非どうぞ(笑)

★『ペルシャ猫の謎』有栖川有栖 講談社ノベルス 
これも短編集。読んでる途中前に読んだ事に気がついた(爆)やっぱり有栖川作品は長編が好きだなぁ。もちろんこれもおもしろいけど。

★『GO』金城一紀 講談社 
第123回直木賞受賞作品。在日韓国人の主人公の日常の様子が書かれてる青春小説なんだけど、「難しい言葉を使わずに朝鮮問題が書かれてる本」と言う感じで読みました。内容全然違うけど黒川博行「国境」とあわせて読むのもいいかも、なんて思ってしまいました。「国境」もすごくおもしろいよん!(なんでこっちにも直木賞あげないんだよっ(>

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