今日はポークソティにしよう。あっためるだけのコーンポタージュスープ+サラダをつけて今日も10分で晩御飯の出来上がりっ!

あっという間に10月最終日。お正月はどうしようかな?とそろそろ考えなくちゃ。年一回だけのまとまってとれるお休みだから有効に使わなきゃだわ(哀)

ではでは勝手に月末恒例、10月に読んだ本行きま〜す。

★『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス/小尾芙佐訳 早川書房ダニエル・キイス文庫 
ドラマ化されると知りなんとかその前に読まなきゃとやっと読みました(ふぅ、ギリギリまにあった)。大好きな東野圭吾さんの『怪笑小説』収録「あるジーサンに線香を」を読んで知ってからず〜っと気になってました。ドラマ、いったいどうなることかと思ってましたがなかなかいいんじゃないですか、今のところ。ユースケさん、がんばれ〜って、テレビの前で応援してるわたしがいます。

★『忘れじの包丁』 ジル・チャーチル/浅羽爽子訳 創元推理文庫 
恒例シリーズ第4段。推理も楽しいけど主人公たちの日常の様子の方がよりおもしろいです。このシリーズ読むとダンナさえいなければなぁ、と思ってしまうわたしはやっぱりいけない妻かしら? 
でも結婚10年以上の人はみんなそう思うよね?ね?ね? お願い、そうだと言って〜(笑)

★『舞姫通信』 重松清 新潮文庫 
『舞姫』ってこういう意味だったのか、となんの予備知識もなかったわたしは意外な舞姫にびっくり。トーゼン森鴎外「舞姫」も知らない(^^; でも文庫裏表紙の内容紹介はミステリじゃないけどちょいネタバレしすぎじゃないかい?読む前からあれを知ってるのと知らないのとでは全然ドキドキ感違うと思うけどなぁ、と裏表紙内容さえ読まずに読んでいったわたしは思いました。なんのことかわからなくてごめんなさい(A^^;
もちろん内容は重松さんですから、おもしろいです。あの頃ってこういう気持ち、こんなわたしでもあったよなぁって思いながら読んでました。こんな重松作品もあるんだなぁと、いったいどう着地させるんだろって興味深く読みました。

★『池袋ウエストゲートパーク』 石田衣良  文春文庫 
うっわ〜、これってこの前テレビドラマで演ってたあの原作だったんですね、知らなかった〜っ!(泣) こんなにおもしろいんなら絶対見たかった〜っ!とすごく後悔するくらいおもしろかったです。東京行き新幹線車中で夢中で読んでました。ビデオ借りてこようかなぁ…

★『ガラス張りの誘拐』 歌野晶午 講談社文庫 
最近読み始めた歌野晶午さん。誘拐小説大好きなのでタイトルに惹かれて手に取った帰りの新幹線車内本。誘拐物っておもしろくなるとなかなか途中で止められなくなりますよね。寝ようと思ってたのに一気読みになっちゃいました。やっぱり上手いですね〜

★『オロロ畑で捕まえて』 荻原浩 集英社文庫
先日読んだ『誘拐ラプソディ』がとにかくおもしろかった荻原浩さん。今いちばん気になっている作家さんです(東野圭吾さんは別格)。これは第10回小説すばる新人賞を授賞したデビュー作です。
小林信彦の「オヨヨシリーズ」とあの「ライ麦畑でつかまえて」をひっつけたようなタイトルは訊いた事はあったのですが、手が出るまでいきませんでした。で、読んでみるとこれがまたすごくおもしろいっ!この人の作品、わたしのツボです。相性いいです。ちょうどあの「なまもの!」HPでも『コールドゲーム』書評が掲載され、なんか全然違う作風だそうでますます興味津々、と思ったら新刊『神様からの一言』も前評判よさそう。荻原さん、大注目です。

★『ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上巻)』 J.K.ローリング/松岡佑子訳 静山社
やっぱりおもしろいです。天邪鬼なみなさん、これは読まないと絶対損ですよ、素直になりましょう、幸せになれますよ(笑)
1巻より2巻、2巻より3巻、とどんどんおもしろくなっていくハリー・ポッターシリーズ。4巻は上下巻2冊になりボリュームもたっぷり。これって章が細かく分かれてるから読みやすいしほんとうに楽しい。読み終わるのがもったいないけど、もうどんどん読まされてしまってます。あ〜、もったいない。

ということで、現在下巻読書中。2巻の映画ももうすぐですね。今度は映画館の大画面で見られるかな、見れたらいいけど年末だから可能性少ないかも。あ〜、こんな生活やっぱりイヤだわっ!(爆)

2冊抜けてました。以前日記で書いた文章追加しときます(手抜きでごめん(A^^;)
★竹内真『じいさん武勇伝』読了
竹内さんて群馬県高崎市のご出身だったのか、なんて思いながら読み始めました。いや、ただ個人的に単に今すごく身近に感じてる場所、だっていうだけなんだけど。
題名の通りすごいおじいさんの物語です。でもなんでこんなに活字大きいの?中高生向きなのか?おもしろく読めたのですが、このような展開の物語だったら、稲見一良『男は旗』がダントツにおもしろいっ!です。え?全然設定違うって(笑)

★『十八の夏』。4編からなる短篇集でもうみんないいっ!でもってこの今の季節に読むとよけいしっくりきてとにかくいい感じ。積読になってるみなさん、是非今すぐ読みましょう!       

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