25回メフィスト賞受賞デビュー作、なんとこれだけはハードカバーで出版(普通メフィスト賞はノベルスなんです)になったということもありそれだけで結構話題になってたと思います。

で、やっぱりわざわざハードカバーになっただけのことはあるなぁって思いましたよ、とってもおもしろいです!これ。新人さんがこんなに凄い小説をどんどん書いてしまうなんて、やっぱ作家さんは大変だ、好きなときに好きなところで好きなだけお仕事できていいなぁなんて思ったらいけないよなぁ、と変な感慨にふけってしまいました(笑)

ところでみなさん、「日明恩」って読めます?わたし何回聞いてもすぐなんて読むんだっけ?状態。丁度「もらい泣き」歌ってる人と同じ。あの人(ほら、名前でてこない)も何回きいても名前覚えられないんだよなぁ。

「日明恩(たちもりめぐみ)」さん。そう、この方女性なんです。でも著者近影なかったら、わたし、男性だと思いこんでたことでしょう。そしてミステリファンには楽しい仕掛けもあるのでより親近感でてくると思います。機会があれば読んで損なし!ですよん。

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最近の社会情勢もあるのでしょう。警察官やそれに関係する方がテロ未然防止対策ということであちこち訪問してるらしく、うちにも見まわりにきたのです。少し前に主人のところへも来たそうで、その時は私服の方だったらしくちゃんと身分証明書を見せてくれたとのこと。ちょうどこの小説を読んでたわたしはますます興味津々。本物の警察手帳が見られると楽しみにしていたのです。でもこられたのは制服を着た警察官。そりゃ見せてくださいといえば見せてくれただろうけど、さすがに言えなかった。あぁ、見たかったなぁ。

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