2日遅れで主人長女のバースディケーキ下げて帰宅。今回もまたまたアイスケーキ。遅れた分豪華になってます。アイスは保存が利くから続くときはいいかも。これからの季節は特に◎だ。

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乙一『夏と花火と私の死体』読了
『GOTH』で話題の乙さんのデビュー作です。乙作品読むのは『GOTH』に続いて2作目。評判は聞いてたのですが、なんか苦手な分野かもって敬遠してたのですが、あまりにも『GOTH』が評判よかったので読んでみたら、これはやっぱり乙作品も読まなきゃ損かなと。

ということで、デビュー作『夏と花火と私の死体』
もう、タイトルからしてやめとこって感じなのですが(笑)、やめないでよかったわ。なんとこれ書いたとき乙さんは16歳だったそうです。アイドルなんかの16歳はいまや当たり前どころかもっと低年齢になってるけど、作家さんでこの年齢はなかなかいるものじゃありません、って他に知りませんよ、わたし。

40歳過ぎてから、賞をきっかけにデビューなんて話はよく聞きますが。だからもうこれだけで『へぇ〜』なんだけど、読むと『うっわ〜!』です。最初は、おいおいなんてことするんだと思って読んでたのに、だんだん応援してるんだもんなぁ(A^^; いやいや、それだけ引き込まれるんですって!とにかく読んでる時の緊張感、そしてラストの展開、すべてが『巧い!』んです。またまた乙作品追いかけてみようって思わせてくれるデビュー作です。短いからすぐ読めるし、文庫にもなってるし。で文庫解説が小野不由美さん。あ、乙さんのことな〜んも知らなくても、この解説読んだだけで『即、買い決定!』になると思います(笑)

余談
『GOTH』読んだのいつだっけ?と以前読んだ本のリストを見てみたら昨年9月。もうそんな前になるんだって思って見てたら、先月読んだ「忘れじの包丁」も読んでるじゃありませんか!途中までしか読んでなかったと思ってたのにちゃんと読んでたのね。なのに、なんで最後まで犯人わからなかったんだ?(爆)まだ1年も経ってないのにこれだもんなぁ(A^^;
先月読んだ恩田陸「蛇行する川のほとり」、わたしも8月には再読の運命にあるのね…って思っちゃいました(^^ゞ

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