わっ!『なま新』http://www.na.rim.or.jp/~achi-oya/hiroko/namanew.htmlに黒川博行『国境』が入ってるっ!これ126回直木賞候補にも挙がってた作品で、すごくおもしろいんです。

あの『疫病神』にも登場した日本一不運な男と超常識外れのヤクザの迷コンビがなんと今回は、あの北朝鮮に潜り込むものだからもう大変なんです。普通ならバリバリハードボイルドの決定版って感じなんですが、黒川作品だからもうおかしくっておかしくって。だってあの将軍様でさえ『○○○ブ』と呼び捨て(黒川さんのセンス最高、ゲラゲラ)。いや、笑ってる場合じゃなくてほんとにすごくいろいろ大変なんですがなぜかおかしい、そんな物語。『疫病神』を読んでなくても思いっきり楽しめます。

とにかく待望の文庫化です。とはいえ、お値段1114円と文庫といえど分厚い分ちょっと高め。もちろん価値あるお値段だと思うけど、ここはせめて980円にして欲しかった(←主婦感覚)

わたしがもう一つ文庫化待望してるのが、荻原浩『誘拐ラプソディ』。早く文庫化してくれたらいいのになぁ。荻原作品もおもしろいんですよ〜

***
今日は2ヶ月毎の定期健診日。通院=みゆきさん聞きながらドライブ&病院で読書。お仕事が待ってなかったらこれにゆっくりショッピングが加えられるのになぁ、ちぇっ。せっかく高い高速代出して行くのに。ちなみに高速片道代金がちょうどハードカバー1冊分。往復で、2冊買えるなぁといつも思ってしまいます(←主婦感覚その2)

ただ今、恩田陸「まひるの月を追いかけて」読書中。これ舞台がなんと奈良の明日香村なんです。ということで、明日香ちゃん思い浮かべて読んでます(笑)

コメント