ドラマ化された『かかしの夏休み』を読もうと思ってたのにその横にあった『かっぽん屋』の方になぜか手が伸びて読むことに。本が呼んだのでしょうか?

わたしは、文庫本の裏表紙に書かれてる内容紹介ってたまにとんでもないネタバレがあるよなぁって思ってるので、読む前はめ〜ったにそれを見ません。ま、好きな作家さんは名前だけで『読もう!』になるからよけい見ること少ないんだけど。で、今回もなんとなく、あ、印刷屋さんの話かな?ぐらいで読み始めたので(それは「活版」(かっぱん))もうびっくり。なんじゃこりゃ?!

とにかくこの勘違いで最初から、なんだこの出だしは?とおおいに不安にかられながら読み始めたのですが、重松作品やっぱりとってもおもしろいんです。8編からなる短編集なんですが、いろんな雰囲気の重松作品が堪能できます。おまけに著者ロングインタビューまで掲載されてすごくお買い得感ある一冊だったのです。

で読んでて特に気になったことが二つ。もし知ってれば教えてください。

『大里さんの本音』という作品(もう、大笑い!)があるのですがこれテレビ番組「世にも奇妙な物語」でドラマ化されてたそうです。いったいこの大里さん役を演った俳優さんは誰なんでしょう?

『失われた文字を求めて』(これも大笑い!でもちょっとブラック)の中で、「本を読むときは左利きが有利、なぜなら右利きの人よりページをめくるのにロスが少ないから」というようなのがあったのです。で、それを読んでなんか違和感感じたのでわたしはどうだろうか?と自分自身でやってみると、わたし右利きなんですが、ページめくる時は左利きです。で、表が逆方向の本(左から右に読む本)ならどうかとやってみると、やっぱり左手でページめくる方がしっくりくるんです。おぉ、みかんの皮むく時とおんなじだ!。(典型的右利きなんだけど、唯一みかんの皮だけは左手有利だったんです)
となんか新発見した気分。みなさんも是非お試しを(^^)

え、そんなことはどっちでもいい?それより、今は『虎』か『鷲』だって?
確かに(笑)がんばれ〜、阪神タイガース!!!

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