だ〜れにだってやってくるっ♪いちねんに1回やってくる♪、ってわけでまた無事誕生日を迎えることができました。ほんとに有難いです。って、なんか余命いくばくもない老人みたいな表現ですね(笑)

でも、ほんとそう思うのです。もしかして・・・と思ってから7年。当時は自分の事より残った小さい子供たちはどうなるのかということばかり思ってました。もしものことがあったら、あの子達はどうなるのかと。誰か主人の再婚相手に安心できる方がどこかにいないだろうか?なんてまで考えたりもしたっけ(A^^;、もちろんこれは主人の為ではなく子供たちの為にですが。

わたし、以前全身麻酔の手術を受けた事があるのですが、麻酔から覚めたときのあの感覚がず〜っと忘れられないのです。当たり前ですが、本当に何も覚えてないのです。もしもあのまま意識が戻らず最悪の結果になったとしてもわたしはな〜んもわからなかったわけです。全く痛くも痒くも、もちろん悲しみさえ感じることなく、それまでの記憶も一切思い出すこともなくまったく『無』の世界になったんだと。もちろんその『無』になった感覚さえわからないのですが。とにかく毎日夜寝てまた朝起きるという感覚とは全く違うものでした。死=絶対再生の効かない永遠のリセットなんだ・・・と思い知らされたような。

もちろんこれは自分のこころの中でだけのことです。それに、この時の手術は命にかかわるものでもなかったから麻酔受ける時も別にな〜んの心配もしてなかったので、よけいそんなふうに感じてしまったんだと思います。

しかし、残されたものはそうはいきません。もちろん本人も無念はいっぱいでしょうが、そう思う感覚も『無』になるんだろうなと、なんか悟っちゃうような気持ちになってそれがずっと続いてるから、とにかく残されるもの、その中でもより小さい子供たちの事で頭がいっぱいでした。あの頃保育園児だった娘たちも成長し長女は来年は中学生になろうとしています。今まで何事も起こらずほんとによかった。有難いです。

でもまだまだこれからです。わたしはこれからもず〜っと生きて生きて何回も誕生日を迎えるのです!絶対にしぶとく生きるもんね。

歳をとるのは素敵な事です、そうじゃないですか〜♪

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