「誘惑」2004年3月に読んだ本
2004年3月31日 読書書き忘れそうなので、簡単に3月に読んだ本書いときます。
★『桜宵』北森鴻 講談社
前作『花の下にて春死なむ』に続く連作短編集。いいシリーズですよねぇ。もう今日の夕食つくるのもヤダと思ってる年中家事スランプのわたしはとにかく「香菜里屋」に行きたくて行きたくて(笑)こんな人どっかに落ちてないかなぁ(んな、ばかな)
★『クレオパトラの夢』恩田陸 双葉社
これも前作『MAZE(メイズ)』に続き神原恵弥(かみはらめぐみ)が登場する第2弾。前回のわけわからない場所から一変して今回の舞台は北海道。すっごくシリアスなテーマなんだけど、おねぇ言葉をしゃべる主人公恵弥のキャラのせいでドタバタコメディみたいに感じます。妹としゃべってる会話になると、いったいどっちがしゃべってるんだよっ!と何回つっこんだことか(笑)。恵弥っていいキャラだよなぁ。小説なんだもん、もうなんでもありでこれからも思いっきり活躍して欲しいです。期待。
★『幼子われらに生まれ』重松清 幻冬社文庫
うぅ、重い(^^; 読みなが以前『トワイライト』読んで感じてたのと同様の違和感がず〜っとありました。それまで読んでた重松作品は素直に共感できたり、あるあるあると素直に受け入れられてたんだけどなんか最近読みながら物語の登場人物に対して「いいかげんにしろ!」と腹立たしくなってくるのが続いてます。とにかくわたしは重松作品は好きで読みたいんだけど、こういう無責任なやつに振り回される苦労する主人公っていうお話が読んでて全然楽しくないから嫌いなだけ。ということで、よし次に期待しようと思ってたのに次に取ったのがよりによってなんで『疾走』なんだ(爆)春めいた心が一気につぶされました。これもひどいわ(あ、いや話の内容がだけどね。とにかくこれは心に体力のあるときに覚悟して読んだ方がいいと思う。打ちのめされます)あぁ、『ナイフ』のような重松作品が読みたいなぁ(切実)
★『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎 東京創元社
でもって、そんなところにやってきた救世主がこれ。もう読者のツボをつかんで離さない作家ですね。正直最初はついていくのしんどかったけど、そこを乗り越えるともう見事に計算つくされた展開に拍手です。ほんとに次から次へとあざやかな着地をみせてくれます。小説読む楽しさが思う存分味わえます。
(*わたしもこれって乙一「GOTH」の次に「早く通報しなさい!」って思う物語だなぁと思って読んでました。電話のところも「なんてことするんだよ!」と突っ込んでたし。だから『なまもの!』書評読んで大爆笑&大共感しちゃいました(笑))
★『桜宵』北森鴻 講談社
前作『花の下にて春死なむ』に続く連作短編集。いいシリーズですよねぇ。もう今日の夕食つくるのもヤダと思ってる年中家事スランプのわたしはとにかく「香菜里屋」に行きたくて行きたくて(笑)こんな人どっかに落ちてないかなぁ(んな、ばかな)
★『クレオパトラの夢』恩田陸 双葉社
これも前作『MAZE(メイズ)』に続き神原恵弥(かみはらめぐみ)が登場する第2弾。前回のわけわからない場所から一変して今回の舞台は北海道。すっごくシリアスなテーマなんだけど、おねぇ言葉をしゃべる主人公恵弥のキャラのせいでドタバタコメディみたいに感じます。妹としゃべってる会話になると、いったいどっちがしゃべってるんだよっ!と何回つっこんだことか(笑)。恵弥っていいキャラだよなぁ。小説なんだもん、もうなんでもありでこれからも思いっきり活躍して欲しいです。期待。
★『幼子われらに生まれ』重松清 幻冬社文庫
うぅ、重い(^^; 読みなが以前『トワイライト』読んで感じてたのと同様の違和感がず〜っとありました。それまで読んでた重松作品は素直に共感できたり、あるあるあると素直に受け入れられてたんだけどなんか最近読みながら物語の登場人物に対して「いいかげんにしろ!」と腹立たしくなってくるのが続いてます。とにかくわたしは重松作品は好きで読みたいんだけど、こういう無責任なやつに振り回される苦労する主人公っていうお話が読んでて全然楽しくないから嫌いなだけ。ということで、よし次に期待しようと思ってたのに次に取ったのがよりによってなんで『疾走』なんだ(爆)春めいた心が一気につぶされました。これもひどいわ(あ、いや話の内容がだけどね。とにかくこれは心に体力のあるときに覚悟して読んだ方がいいと思う。打ちのめされます)あぁ、『ナイフ』のような重松作品が読みたいなぁ(切実)
★『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎 東京創元社
でもって、そんなところにやってきた救世主がこれ。もう読者のツボをつかんで離さない作家ですね。正直最初はついていくのしんどかったけど、そこを乗り越えるともう見事に計算つくされた展開に拍手です。ほんとに次から次へとあざやかな着地をみせてくれます。小説読む楽しさが思う存分味わえます。
(*わたしもこれって乙一「GOTH」の次に「早く通報しなさい!」って思う物語だなぁと思って読んでました。電話のところも「なんてことするんだよ!」と突っ込んでたし。だから『なまもの!』書評読んで大爆笑&大共感しちゃいました(笑))
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