「誘惑」2004年」6月に読んだ本
2004年6月30日 読書なんとわたしに13億円(ドル?)が手に入る、かもしれないというDM案内が来ました。で、その権利を手に入れるためにはすぐいくらかを振り込んで登録しなきゃならないんですって。でもそんなにたくさんはいらないしその登録料のほうがもったいないもんね、って詐欺にきまってるやん。即ゴミ箱行き。それにしても次から次へといろんなこと考えるものですね。でもこれはあまりにバカすぎ。こんなのにひっかかる人っているんだろうか?送料もバカにならないだろうし多分赤字になると思う、ってそんなこと心配してあげなくていいか(^^;
ではでは、勝手に月末恒例今月読んだ本、6月分行きま〜す。今月は結構読めたかも。
★『ニシノユキヒコの恋と冒険』川上弘美 新潮社
連作短編集でいいのかな。1話目を読んで、この設定わたしダメなんだよなぁとやな予感。2話目読んであちゃー、もしかして苦手な川上作品の方かもとますます不安に。でもあちこちで結構評判いいし。これからに期待だ!とどんどん読み進めたのですが、読めば読むほど理解不能に陥って行くわたし。結局さっぱり理解も共感もできないまま、え?終わり?って感じ。なんだったんだ?こいつ(←どうも大嫌いなタイプらしい)はって感じ。でも文章、表現はとっても綺麗です。さすがって感じですからね(フォローしとこ(笑)) やっぱりわたしはもう若くないんだろうな(A^^;
★『ツ・イ・ラ・ク』姫野カオルコ 角川書店
これも前回直木賞候補になった話題作。期待して読み始めたのですが、上の『ニシノ…』同様わたしには理解できない感覚の物語でした。こんな中学には娘を通わしたくないぞ、ってもう母の感覚が前面にでちゃったのが敗因でしょうか?(笑)
★『ZOO』乙一 集英社
乙作品は独特の世界でホラー系はまず読まないわたしでも手が出てしまうんですよね。これは10編からなる短編集です。6月12日の日記にも書いたのですが、『SEVEN ROOMS』の情景が未だに頭から離れなくて困ってます。夢に出てきたらどうしましょ(A^^;
★『街の灯』北村薫 文藝春秋
6月14日の日記でも書いたように、久々にほっとさせられました(笑)やっぱり北村作品はいいです。大好き。
★『The S.O.U.P. 』川端裕人 角川文庫
初めての作家さんです。お馴染みなまもの日記で目にして、たまたま本屋さんでみかけたんです。そしたらあとがきで石田衣良さんが「これは絶対おもしろいからすぐレジに持っていきなさい」って書いてあったので読んでみる事に。読み始めは、テレビゲームも含めほとんどゲームの世界も知らない(ファミコンのマリオはよく遊んだけどね)し超パソ音痴のわたしにはきついかな?と思ってたんですが、だんだんおもしろくなってきて(説明が巧いんです)だんだん夢中に。やっぱり『指輪物語』読まないのはもったいないかもなぁ…
★『逃亡作法』東山彰良 宝島社
第1回このミス大賞銀賞受賞作です。6月22日の日記参照(手抜き)
★『真夜中のマーチ』奥田英朗 集英社
これも25日の日記にも書いたのですが、おもしろかったです。果たして10億円は誰の手に?って感じのドタバタ系コンゲーム小説なんですが、会話がとにかくおもしろい。こんなの大好きです。
★『十二番目の天使』オグ・マンディーノ/坂本貢一 求龍堂
先月読んだ2作は、自己啓蒙目標にした哲学書みたいな感じでいまいち楽しくなかったのですが、これは純粋な物語です。それにしても、ここまでありきたりな王道的ストーリー展開だとは(f^^;、と半ば苦笑しながら(やっぱひねくれてるよな、わたし)読んでたのですが、最後にはやられました。心にきます。繰り返し言われる2つの文章が素直に入ってきます。読むんだ>娘
★『りかさん』梨木香歩 新潮社
『からくりからくさ』に登場した容子の子供のときの物語。リカちゃん人形が欲しかったのにやってきたのは市松人形の「りかさん」。でもこの「りかさん」はとても不思議なお人形でなんとしゃべるんです。ぎゃ〜〜〜!(こらこら) 以前にも書いたけどわたし市松人形苦手なんですよ(A^^; でもこれはそんな感じでは全然なくてむしろ羨ましい感じを受けながら読み進めていけます。梨木作品ですもの。そういえばうちの娘たちはお人形よりぬいぐるみでよく遊んでたけどそれでも代わりになるんだろうか?なんて思ったり。『からくりからくさ』の後日談『ミケルの庭』も同時収録されてます。みんなあの家にまだいたのね、って懐かしさ感じました。『からくりからくさ』から是非(^^)
1ヶ月遅れで5月分も更新してます↓
http://diarynote.jp/d/20035/20040531.html
ではでは、勝手に月末恒例今月読んだ本、6月分行きま〜す。今月は結構読めたかも。
★『ニシノユキヒコの恋と冒険』川上弘美 新潮社
連作短編集でいいのかな。1話目を読んで、この設定わたしダメなんだよなぁとやな予感。2話目読んであちゃー、もしかして苦手な川上作品の方かもとますます不安に。でもあちこちで結構評判いいし。これからに期待だ!とどんどん読み進めたのですが、読めば読むほど理解不能に陥って行くわたし。結局さっぱり理解も共感もできないまま、え?終わり?って感じ。なんだったんだ?こいつ(←どうも大嫌いなタイプらしい)はって感じ。でも文章、表現はとっても綺麗です。さすがって感じですからね(フォローしとこ(笑)) やっぱりわたしはもう若くないんだろうな(A^^;
★『ツ・イ・ラ・ク』姫野カオルコ 角川書店
これも前回直木賞候補になった話題作。期待して読み始めたのですが、上の『ニシノ…』同様わたしには理解できない感覚の物語でした。こんな中学には娘を通わしたくないぞ、ってもう母の感覚が前面にでちゃったのが敗因でしょうか?(笑)
★『ZOO』乙一 集英社
乙作品は独特の世界でホラー系はまず読まないわたしでも手が出てしまうんですよね。これは10編からなる短編集です。6月12日の日記にも書いたのですが、『SEVEN ROOMS』の情景が未だに頭から離れなくて困ってます。夢に出てきたらどうしましょ(A^^;
★『街の灯』北村薫 文藝春秋
6月14日の日記でも書いたように、久々にほっとさせられました(笑)やっぱり北村作品はいいです。大好き。
★『The S.O.U.P. 』川端裕人 角川文庫
初めての作家さんです。お馴染みなまもの日記で目にして、たまたま本屋さんでみかけたんです。そしたらあとがきで石田衣良さんが「これは絶対おもしろいからすぐレジに持っていきなさい」って書いてあったので読んでみる事に。読み始めは、テレビゲームも含めほとんどゲームの世界も知らない(ファミコンのマリオはよく遊んだけどね)し超パソ音痴のわたしにはきついかな?と思ってたんですが、だんだんおもしろくなってきて(説明が巧いんです)だんだん夢中に。やっぱり『指輪物語』読まないのはもったいないかもなぁ…
★『逃亡作法』東山彰良 宝島社
第1回このミス大賞銀賞受賞作です。6月22日の日記参照(手抜き)
★『真夜中のマーチ』奥田英朗 集英社
これも25日の日記にも書いたのですが、おもしろかったです。果たして10億円は誰の手に?って感じのドタバタ系コンゲーム小説なんですが、会話がとにかくおもしろい。こんなの大好きです。
★『十二番目の天使』オグ・マンディーノ/坂本貢一 求龍堂
先月読んだ2作は、自己啓蒙目標にした哲学書みたいな感じでいまいち楽しくなかったのですが、これは純粋な物語です。それにしても、ここまでありきたりな王道的ストーリー展開だとは(f^^;、と半ば苦笑しながら(やっぱひねくれてるよな、わたし)読んでたのですが、最後にはやられました。心にきます。繰り返し言われる2つの文章が素直に入ってきます。読むんだ>娘
★『りかさん』梨木香歩 新潮社
『からくりからくさ』に登場した容子の子供のときの物語。リカちゃん人形が欲しかったのにやってきたのは市松人形の「りかさん」。でもこの「りかさん」はとても不思議なお人形でなんとしゃべるんです。ぎゃ〜〜〜!(こらこら) 以前にも書いたけどわたし市松人形苦手なんですよ(A^^; でもこれはそんな感じでは全然なくてむしろ羨ましい感じを受けながら読み進めていけます。梨木作品ですもの。そういえばうちの娘たちはお人形よりぬいぐるみでよく遊んでたけどそれでも代わりになるんだろうか?なんて思ったり。『からくりからくさ』の後日談『ミケルの庭』も同時収録されてます。みんなあの家にまだいたのね、って懐かしさ感じました。『からくりからくさ』から是非(^^)
1ヶ月遅れで5月分も更新してます↓
http://diarynote.jp/d/20035/20040531.html
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