「誘惑」荻原浩『僕たちの戦争』読了
2004年9月24日 読書大好きな荻原さんの新刊です。先日の新幹線移動の車内本。誰にも邪魔されずにゆっくり読めて、時間的にピッタリだったしこの本選んで大正解でした。さすが、荻原浩!
タイトル通り戦争がらみの物語です。実はわたし戦争がらみの物語は超苦手でほとんど読みませんというか読めないんです、つらすぎて。ちょうど今、娘が国語の教科書で「ちいちゃんのかげ送り」というのをやってるようで、本読みを聞いてもらうという宿題が出たんです。夕食をつくりながら聞いてたんですが、もうかわいそうで最後まで聞いてられなかったし。読む前から娘に「これ、ママ聞いたら泣くで」なんて言われてたので、どんな話かと思えば、なんとまぁ戦争のお話ですか、うぅ・・・
子供(9歳)がこのお話を読んで「かわいそう」だと感じるのは当然だと思うけど『戦争』に対してどんなイメージをもつんだろ?『戦争』の悲惨さなんて多分全くわからないと思うし。わたしは戦争映画なんかで若手人気俳優が特攻隊員役で話題になるたびに、もしかして「死」が美化されてしまって勘違いされないかな?なんて心配しちゃう人なんですよ(見てもないのにすいません)
と、そんなわたしがこの物語には大共感できたんです。読みながら、そう、そうなのよ、その感覚、思い、まるっきり一緒。これなら読める、読ませられる(物語もとてもおもしろいのです。荻原さんのセンス大好き)と思ったし、この対比(この物語は現代の青年と昭和19年の青年が時空を超えて入れ替わってしまうお話なのです)が、戦争の悲惨さとともに生まれる時代がほんのちょっと違っただけでこんなに人生(運命)が変わるというのを巧く表してるなぁと。こういうのを中、高校生の教科書に入れてもらえばいいいのになぁ(長すぎます)。わたしのようなものでも物語を楽しみながら読めてしまうからほんと巧いんです、荻原さん。読みながらとにかくラストが気になってしょうがありませんでした。で、最後はこうきましたかと。
あぁ、ネタバレで話したいから誰か早く読んで〜
タイトル通り戦争がらみの物語です。実はわたし戦争がらみの物語は超苦手でほとんど読みませんというか読めないんです、つらすぎて。ちょうど今、娘が国語の教科書で「ちいちゃんのかげ送り」というのをやってるようで、本読みを聞いてもらうという宿題が出たんです。夕食をつくりながら聞いてたんですが、もうかわいそうで最後まで聞いてられなかったし。読む前から娘に「これ、ママ聞いたら泣くで」なんて言われてたので、どんな話かと思えば、なんとまぁ戦争のお話ですか、うぅ・・・
子供(9歳)がこのお話を読んで「かわいそう」だと感じるのは当然だと思うけど『戦争』に対してどんなイメージをもつんだろ?『戦争』の悲惨さなんて多分全くわからないと思うし。わたしは戦争映画なんかで若手人気俳優が特攻隊員役で話題になるたびに、もしかして「死」が美化されてしまって勘違いされないかな?なんて心配しちゃう人なんですよ(見てもないのにすいません)
と、そんなわたしがこの物語には大共感できたんです。読みながら、そう、そうなのよ、その感覚、思い、まるっきり一緒。これなら読める、読ませられる(物語もとてもおもしろいのです。荻原さんのセンス大好き)と思ったし、この対比(この物語は現代の青年と昭和19年の青年が時空を超えて入れ替わってしまうお話なのです)が、戦争の悲惨さとともに生まれる時代がほんのちょっと違っただけでこんなに人生(運命)が変わるというのを巧く表してるなぁと。こういうのを中、高校生の教科書に入れてもらえばいいいのになぁ(長すぎます)。わたしのようなものでも物語を楽しみながら読めてしまうからほんと巧いんです、荻原さん。読みながらとにかくラストが気になってしょうがありませんでした。で、最後はこうきましたかと。
あぁ、ネタバレで話したいから誰か早く読んで〜
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