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昨年度大賞作品の『博士の愛した数式』がすごくよかったし候補作に選ばれてた10作品はとてもおもしろそうな本ばかり。何作か手に取ってみれば、さすが書店員さんお薦め本は外れがない!と大当たり。だから今年もすごく期待してました。

1、2、3、5、7位は読みました。全部おもしろかったしいい作品ばかりでした。この中であえてわたしが順位をつけるとするなら3、1、2、5、7かな。『家守綺譚』がすごく心に残ってるのです。あの雰囲気、読後感、そして今でも後を惹いてるこの感じはいったいなんなんでしょ?って感じ。あの不思議な、しかもどちらかといえばわたしが苦手な設定の物語なのに、よかったんですよね。そういえばこの本読んだ時もなーんもやる気なくて沈みがちだった気が。読んでてなぜかすごく癒されたように思ったような?。また再読してみよう。

そして、『夜のピクニック』。恩田作品は大好きなので、今回の大賞受賞はすごく嬉しいです。『博士の愛した数式』がすごく売れてるようなので(本屋さんで確認するたびに重版されてるもの)これもいっぱい売れるといいなぁ。そして恩田作品を読んでみようと思ったら次は『光の帝国〜常野物語〜』を是非。わたしはこれで恩田陸にはまりました。

そして、『明日の記憶』。候補作に選ばれた時はこれより『僕たちの戦争』の方がいいのでは?(長すぎか?)とも思ったのですがこんな上位になってくれたなんて。すごく嬉しいです。そういえば『誘拐ラプソディ』に続いて『神様から一言』も待望の文庫化。『噂』も早く文庫にしてほしいよなぁ。

ただ今『下妻物語』読書中。おもろい(笑)

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