「誘惑」『花まんま』読了
2005年7月15日 読書直木賞受賞おめでとうございます。なんてタイムリーなんでしょう、って候補作選んで読んでたから偶然でもなんでもないんだけど。とはいえ、発表から1週間で読めたのは『逃亡くそたわけ』と『花まんま』2冊だけ。たった1週間では読み終わるどころか手元に確保するのさえ無理でした。今回は長編が少なかったからもう少し読めると思ったんだけど甘かった。ってわたしに時間がなさすぎだっつーの!だってもちろんぶっ通しでお仕事休みなしだし、夜&早朝には他のあれこれや別のお仕事が入ってくるし。今週末なんて+地域行事+子供の面談のおまけ付き。やってくる予定をすべてこなそうと思ったらパーマンの人形3つくらい必要です。もちろんそんな人形ないし、人形では代わりにならないものばかり。ということで優先順位をつけて、平謝りに謝りながらあちこちキャンセル&予定変更。あぁ、月月火水木金金+サービス残業いっぱい生活はいったいいつまで続くんだろう。ところで今日はいったい何月何日の何曜日?
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朱川湊人『花まんま』読了。
初めて読む作家さんです。短編集で6作品入ってるのですが、一番最初の「トカビの夜」読んでる途中から背筋がぞーーっ。やな予感。わたしダメなんだって、こんなのは。だいたい表紙からしてなんか怖そう(もっと早く気づけよ)。まず手にとりませんよ、普段なら。やはり直木賞の力は偉大。そして次の作品「妖精生物」で叩きのめされ(こんなのはもっといやだ)、次の「摩訶不思議」で頭にきて(主婦はカツ子さんの味方です。カツ子さんが許してもわたしは許さない、ってなんでやですが)、「花まんま」でなんとか読み続けようと気をとりなおし、続く「送りん婆」でこれはちょっと面白いかもと望みをつなぎ、最後の「凍蝶」(どこかにヒントあるのか?とあちこち捜しましたが、どうしてこの子が避けられてるのか全くわかりませんでした(鈍い?それとも若い?もしかして無知?)を読み終わってほっとした、というなんか試練の読書でした。直木賞受賞作にしては地味すぎ。たしかに物語の雰囲気はすごく伝わってきて巧い方だと思うんだけど好みの小説の対角線って感じ。以前話題になってた『都市伝説セピア』の方がおもしろいのかな?
これで、候補作4作終了。大好きな恩田さんが受賞逃したのはとっても残念だけど『ユージニア』で受賞っていうのも複雑だから次回に期待。後期は年末紅白の審査員の可能性ないのが残念だけど。
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朱川湊人『花まんま』読了。
初めて読む作家さんです。短編集で6作品入ってるのですが、一番最初の「トカビの夜」読んでる途中から背筋がぞーーっ。やな予感。わたしダメなんだって、こんなのは。だいたい表紙からしてなんか怖そう(もっと早く気づけよ)。まず手にとりませんよ、普段なら。やはり直木賞の力は偉大。そして次の作品「妖精生物」で叩きのめされ(こんなのはもっといやだ)、次の「摩訶不思議」で頭にきて(主婦はカツ子さんの味方です。カツ子さんが許してもわたしは許さない、ってなんでやですが)、「花まんま」でなんとか読み続けようと気をとりなおし、続く「送りん婆」でこれはちょっと面白いかもと望みをつなぎ、最後の「凍蝶」(どこかにヒントあるのか?とあちこち捜しましたが、どうしてこの子が避けられてるのか全くわかりませんでした(鈍い?それとも若い?もしかして無知?)を読み終わってほっとした、というなんか試練の読書でした。直木賞受賞作にしては地味すぎ。たしかに物語の雰囲気はすごく伝わってきて巧い方だと思うんだけど好みの小説の対角線って感じ。以前話題になってた『都市伝説セピア』の方がおもしろいのかな?
これで、候補作4作終了。大好きな恩田さんが受賞逃したのはとっても残念だけど『ユージニア』で受賞っていうのも複雑だから次回に期待。後期は年末紅白の審査員の可能性ないのが残念だけど。
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