とうとう大晦日です(早っ)。
お正月準備なんてな〜んもしてないし。あ、お節だけは注文してるか。と、相変わらず家事手抜き放題で今年も暮れていこうとしています。お仕事はやっぱりぎりぎりまで。今も年末というよりいつもの月末とまるっきり同じ気分。唯一つ違うのはやっと明日から連休(嬉)。夢にまで見た連休がやっと来たなぁと。これだけでお正月ってやっぱり特別かな。わくわく。

でも今年のお正月は台風被害の後片付けに加え義母の緊急手術決定と、次々いろいろあって大変でした。2006年は穏やかに…とはいえまた次々別の問題が出てくるのが人生です。でもあのことを思えばたいしたことじゃないよなぁと思えるから、ま、なんとかなるでしょう、していきますとも。なんやかんやあっても一応平和に毎日過ぎていく、この当たり前だと思ってることがどんなに貴重なことか。平々凡々が一番幸せだよなぁ、ってつくづく思う今日この頃です。

だから来年はもう少しゆっくりさせてくれぃ、って結局そうなりますか、わたしの日記。諦め悪いというか、ったく進歩ないよなぁ。

ではでは月末恒例今月読んだ本行きます。12月はこの4冊だけ。

★『ネクロポリス(上)(下)』恩田陸 朝日新聞社
10月くらいからいつも就寝前にベッドの中で少しずつ少しずつ(1日5Pとか)読んでました。ページを開くとアナザーヒルに瞬間移動。この感覚こそ読書の醍醐味ですってオーバーですか。先は気になるけどしばらく滞在したいなぁってとにかくこの本は夜しか開かないと決めて読んでました。読み終わるのがもったいなかったなぁ。この世界、恩田陸ならではですよねぇ。おもしろかったなぁ。堪能させていただきました。

★『スクランブル』若竹七海 集英社文庫
表紙だけ見てなぜか読むのは後回し後回しになってたんだけど最初の1P読んでみると、これはおもしろそう、こういうの好き!って。もっとはやく読み始めたらよかった。こういう構成も大好き。楽しめました。

★『下妻物語(完)』嶽本野ばら 小学館
多分今年一番笑えた本です。絵文字も顔文字も「(笑)」の字も入らない、ほんとに文章だけでこんなにおもしろさを伝えれるなんてさすが、プロ!って妙な所に感心してしまうくらいおもしろかったです。で、ただおもしろいだけじゃないとっても素敵な物語なんです(なぜか殺人事件絡むんだけど)。これだけ読んでも充分おもしろいんだけどどうせ読むならぜひ『下妻物語』から。かなり話題になってた映像版も早くみたいなぁ。

★『間宮兄弟』江国香織 小学館
もちろんこの度映画化されて、その映画にみゆきさんがこの兄弟の母親役で出演されると聞いたので手に取りました。兄弟の顔も演じる俳優さんの顔で脳内進行してました。そしてお母さんはみゆきさん。お父さん役って誰(←出演場面あればね。あるのかな?)

この兄弟みてると「線路の外の風景」で歌われてる『♪ぬるくみえた〜』ってのがぴったりくるなぁ、と思った。でもわたしにはそれがすごく羨ましいことでもあるなと。今までがんばってきたから(わたしなりにはね)もうここらへんでわたしも間宮兄弟になりたいなぁなんて思ったりも。もちろん家族抱えると(子供もまだまだこれからだしね)そんなこと言ってる場合ではないんだけどね。

でもこういう生き方ってもったいないような、でもうらやましいような、もちろん誰にとやかく言われることない。自分の人生、本人がよければそれが一番いいんだろうけど。って何をわけわかんないこと語ってんだろ、わたし。やっぱり羨ましいんだろうな。とはいえ、みゆきさん出演場面も思ったより少なそうだし(原作どおりだとすると)こんななんの脈絡もない小説を映画化して大丈夫なのか?そっちが心配です(おいおい)

と、好き勝手なことを書いて今年も終わりたいと思います。来年はもうちょっとがんばって更新しなくっちゃダメダメですね。よし、がんばろ、イチニイ!イチニイ!(ちーがーうー)

ではではみなさん、今年1年いろいろありがとうございました。来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えくださいね〜♪

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