「誘惑」2006年1月〜3月に読んだ本

うっわ〜、気が付けば年度末3月31日。明日から4月だなんて嘘みたい。ここの更新も忙しさにかまけて放置しっぱなし。今年になってから月末書いてたその月に読んだ本も記録してないし。これ以上ほっとくと忘れてしまうので覚えてるのだけでもなんとか更新。

1月に読んだ本
★『あの日にドライブ』荻原浩　光文社
荻原作品の中ではあまり好きな方じゃないかも・・・なんて思いながら読んでたのですが、ある1行で逆転。こういう文章がさりげなく出てくるから目が離せないんだよなぁ。そう、みんな同じです。がんばりましょう。

★『砂漠』伊坂幸太郎　実業之日本社
もう最高！超お薦めです。祝直木賞！です（おいおい）

★『さいえんす？』東野圭吾　角川書店
大好きな作家さんが時々こうした物語以外の本を出してくれると素直に嬉しい。ずっと前立ち読みした猫のことを書いたエッセイがもう一回読みたいんだけどな（買えよ）。いつか単行本になってくれるのを待ち望んでいます。

2月に読んだ本
★『指輪物語1』J．R．R．トールキン／瀬田貞二　評論社
3月31日現在。先日やっとアラゴルン様に出会いました。
このペースだと今年中に読み終わるの難しい？

★『THE　TEAM』井上夢人　集英社
久々の井上作品、おもしろかった〜！
『安楽椅子探偵』の解答を必死で考えてる時にもうこの本が頭の中でダブってダブって。だからあんな解答になったような気がする。先にこれを読まなきゃ正解できたかも（無理です）

★『サウスバウンド』奥田英朗　角川書店
こんな生活はいやだと毎日ぼやいてるわたしの憧れ生活がここにあるのかも、と思うもののやっぱりわたしにはその生活は無理。やっぱりこの生活大事にするしかないか・・・なんて思いながら読んでました。痛快！

★『夢のカルテ』高野和明／阪上仁志　
異色の高野作品（共著だけど）
それにしても恋愛物はほんとに記憶に残らないわたし(A^^;

★『結婚なんてしたくない』黒田研二　幻冬社
読みながら頷くこと多し（笑）これもタイトルから恋愛物？って思うかもですが、違います。記憶に残ってるし（こらこら）　先の展開が読めると思いきやそこは黒田作品、そうは問屋が卸さないのです。

★『魔王』伊坂幸太郎　講談社
読みながら今の日本人に一番欠けてるのはこれだよなぁなんて感じ入ってしまいました。でも一番衝撃を受けたのは千葉さんを見落としてたことだったりします（『なまもの』書評読んでガーン（笑））

3月に読んだ本
★『エンドゲーム』恩田陸　集英社
常野物語のお話。恩田ワールド全開って感じです。
恩田ワールド大ファンなのでもう何が起こってもOKなわたしはすごく楽しめました。常野シリーズはずっと続けてほしいなぁ。

★『月の扉』石持浅海　光文社
初めて石持作品。最近あちこちでお名前見かけること多くなってきたので手に取りました。かなりおもしろいかも。これは早く大評判になってる『扉は閉ざされたまま』を読まなくては！

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http://www.namamono.com/
祝！『なまもの！』2000000アクセス突破
おめでとうございますっ！＞ここに書いてもだけど(^^;
わたし、5時半ごろに訪問したら2000008でしたあ。

いつも本選ぶときすごく参考にさせていただいてる大好きなHPです。書評の見事さはもちろんとにかくおもしろい隠し日記。ここ数日『さとなお』効果でしょうか、『なまもの隠し日記』検索でここにやってこられる方多数。ほんとうにお気の毒です。お願いだから、問題変えてあげてぇ〜（笑）