「誘惑」仁木悦子『猫は知っていた』感想
2007年6月30日ず〜っと更新さぼってましたが、生活は常に同じように流れて行ってました(当たり前の幸せに感謝・・・なのか?) ペースはかなり落ちてましたがなんやらかんやら読んではいました。その中で特に印象に残ったのがこれ、仁木悦子『猫は知っていた』。
もう何年前の作品になるんでしょう、事実上第一回江戸川乱歩賞作品ということもあってミステリファンの中では知らない方は少ないだろうなと思える超有名な方だと思います。とはいえわたしも名前(とタイトル)だけ知ってただけで読んだことなかったんです。かなり前に買ってず〜っと放置してたのをなんとなく手に取った次第。で、びっくりしました!
なんにびっくりしたかというと『解説』で触れられてた仁木さんのことに。「嘘でしょ・・・」ともう信じられない思いと同時にものすごい感動を覚えてしまいました。本人の努力はもちろん家族や周りの方がどのように接するとそんな状態でこんな物語をかけるまでになるのでしょうか。こんなことってあるんですねぇ。凄すぎます。「神様からのご褒美」みたい(って思ったわたしは全くの無神教、無宗教ですが^^;) 機会があったら是非読んでこの事実を知っていただきたいと思います。
で、本編。この文庫の初版が発売されたのが昭和50年ともう30年以上も前なのですが、この作品が発表されたのはなんと昭和32年今から50年前にもなるんです。なのにミステリを読む楽しさがいっぱいで全然古くなんか感じません。それどころかこういうミステリが読みたかったと思える作品でした。とはいえ「なんで引っ越さないのだろう?」とバカなこと考えながら読んでたわたし(笑)
もう何年前の作品になるんでしょう、事実上第一回江戸川乱歩賞作品ということもあってミステリファンの中では知らない方は少ないだろうなと思える超有名な方だと思います。とはいえわたしも名前(とタイトル)だけ知ってただけで読んだことなかったんです。かなり前に買ってず〜っと放置してたのをなんとなく手に取った次第。で、びっくりしました!
なんにびっくりしたかというと『解説』で触れられてた仁木さんのことに。「嘘でしょ・・・」ともう信じられない思いと同時にものすごい感動を覚えてしまいました。本人の努力はもちろん家族や周りの方がどのように接するとそんな状態でこんな物語をかけるまでになるのでしょうか。こんなことってあるんですねぇ。凄すぎます。「神様からのご褒美」みたい(って思ったわたしは全くの無神教、無宗教ですが^^;) 機会があったら是非読んでこの事実を知っていただきたいと思います。
で、本編。この文庫の初版が発売されたのが昭和50年ともう30年以上も前なのですが、この作品が発表されたのはなんと昭和32年今から50年前にもなるんです。なのにミステリを読む楽しさがいっぱいで全然古くなんか感じません。それどころかこういうミステリが読みたかったと思える作品でした。とはいえ「なんで引っ越さないのだろう?」とバカなこと考えながら読んでたわたし(笑)
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