7月2日の日記

2004年7月2日 読書
本日もまたダブルブッキング。あぁ、どこでもドアが欲しい。今日は娘の参観日でもあったんだけどなぁ。今回はたとえ短時間でも行ってあげられたらなとちょっとは思ってたんだけどそれも当然ボツ。いつまで続くこの生活。民間人は必死です。

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荻原浩『メリーゴーランド』読書中。そ、無事『なま楽』から届きました。でも田中啓文『蹴りたい田中』が在庫切れキャンセルになってしまった(7月2日現在)。神様が真面目で貞淑な人妻には読ませない方がいいと思ってるのかも?☆(/--)/パコン

5月に読んだ本に追加
★『パペットマペットの4コマショートコント大作戦』
http://books.rakuten.co.jp/namamono/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1667957&;fl=1
御存知、『ウシくん、ウシくん。なあにカエルくん。』のあれです。娘が買った本がおいてあったのでパラパラ見てみると……嵌ってしまいました(笑)ウシくん、がんばれ〜!
久々のお休みです。いつ以来だろう?さっきようやく起きました。目覚ましかけずに寝てられるのってシアワセ。

『ハリーポッター』も見たいと思ってるし、みゆきさんオフも行きたかったんだけど、その元気がもう残ってない。娘も期末真近だから今日くらいは部屋で大人しく勉強してくれるだろうし(昨日は義父母招いて久々に焼肉。全く机に向かってない。これ以上順位下がったらどうなるんだ?少しでもいいからがんばってくれ)できれば今日は一日の〜んびり家でゆっくり体と心を休めよう……

って、こんなに散らかってるとそんなわけにはいかないよなぁ(A^^; ってことで今日こそ絶対部屋をキレイ&スッキリさせなきゃ。『片付けてし魔王』『捨ててし魔王』が早くやって来てくれないかなぁと思いながらお茶飲みながらこうしてパソで遊んでます。なかなか来ないぞ(笑)

さて、未来のわたしはすっきり綺麗なお部屋でゆっくり優雅に本でも読んでるのかな?だったら嬉しいんだけどなぁ。でもそのためには今のわたしがやるっきゃない・・・か、やっぱり。がんばりまっす、ってここでこうして書いたらやるかなあ。魔王遅いなぁ・・・。道が混んでるのかしら?☆(/--)/パコン
『読者諸兄は、荻原浩に物語の神が微笑んでいることに、そろそろ気づかなければならない。』花村萬月(『メリーゴーランド』帯より)

荻原さんも大好きな作家さんです。もう新刊でるのがどれだけ待ち遠しかったか。本を手にしてニコニコ。それにしても今回の帯、力入ってますね。気持ちはわかるけど文字入れ過ぎ!(笑)上の花村さんの文章もその中のほんの一部なんです。でもほんとうにそうなんです。みなさん、気づきましょう。おもしろいですよ〜>荻原作品

と、期待いっぱいで読み始めました。探偵ナイトスクープの「パラダイス」を思わせるような描写で物語は始まります。やっぱ楽しいわ、荻原さん。これはますます期待が膨らみます。だけど読み進めるうちにだんだん腹がたってきちゃって・・・。読みながらあんたら一回外(民間)に修行に行って来い!って何度思ったか。いや、そんな物語じゃないんだけどね(A^^;

この物語の主人公は地方都市の公務員なんですが、物語の中で親方日の丸の役所体質の怠慢さがこれでもかとでてくるのですよ。もちろん主人公はその中で孤軍奮闘してがんばるんですが、そのがんばりに感動する以上に怠慢な役所体質に嫌気がさしてしまうのですよ。(といってもこれはわたしの個人的事情大だと思う。休みなく働きづめの毎日。天引きの所得税はもちろん、この間町県民税ごっそり払ったところ。もうこれで大きな税金はしばらくないだろうと思ってたら、とんでもない税金請求がまた来たし。もう少し時間に余裕あったら贅沢な悩みだと割り切れるかもしれないけどこの生活だもんなぁ、やんなっちゃう、トホホ)

といってもこれは物語。もっと素直に楽しめばもっと楽しめたのに残念。ま、それだけ荻原さんの文章が巧いってことで。で、もちろん物語はそんなことだけで終わってなくて、その中で苦労する主人公の様子が面白おかしく描かれるユーモア満載社会派小説なのです。

そして、憂いてばかりじゃいけない、変えて行かなければと。もちろん簡単に変えていけるものじゃないけれど。でも諦めて黙っててはなんにも変わらない。少しでもいいから、できることから、やれることから。そうするとまた希望もみえてくるよねと。ねっ、荻原さん。

ちょうど今週末は参議院選挙投票日。諦めちゃいけません。

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と、もちろん『メリーゴーランド』にも物語の神様は微笑んでるんですが、前作『神様からひと言』の方が読んでて楽しかったかも。そしてとにかく文句なく面白いのが『誘拐ラプソディ』。これなんで文庫になんないんだろうねぇ?早く出せばいいのに。そして荻原さんは『コールドゲーム』や『噂』などミステリ小説もいいんですよ。『噂』には参りました。ネタバレで是非話したい物語です(気がつきましたか?と訊きたい)。花村さんの言うとおりですので、機会があれば荻原作品を是非。おもしろいですよ〜
芥川賞は興味ないからパス、と思ったら今回舞城王太郎さんが候補に入ってるのですね。びっくり。メフィスト賞作家さんでしたよね。まだ1冊も読んだ事ないんですが(表紙がどうも合わない気がするので。おばさん?(笑))どういうのを書かれるのだろう?とちょっと興味でてきました。

そして、直木賞候補はこの6作。
★伊坂幸太郎「チルドレン」(講談社)
★奥田英朗「空中ブランコ」(文芸春秋)
★北村薫「語り女(め)たち」(新潮社)
★熊谷達也「邂逅(かいこう)の森」(文芸春秋)
★田口ランディ「富士山」(文芸春秋)
★東野圭吾「幻夜」(集英社)

なんかいいラインアップですね。とはいえこの中ではまだ1冊しか読んでませんが。これを見て思うことはいろいろあるんですが、わたしがしょうもないことを書いて∞万が一にも足をひっぱってはいけないので自粛(考えすぎ)。
とにかく「チルドレン」早く読も〜っと。

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今日は朝からお馴染み「なまもの日記」を見てびっくり。わっ、すごいぞ!わたし(笑) 同じように考えたメールいっぱい来るだろうなと思いながらメールしたのに。もしかしてそんなことを思いついたのはわたしだけ?と思ってたら、え?外国の小説だったの?あら、びっくり(こらこら)
曽我ひとみさん、再会できて本当によかったですね。何十年も耐えながらやっとここまできた拉致被害者問題。とにかくいい方向へいい方向へと進みますようにと願わずにいられません。

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うぅ、腰が痛い。今回は長引いてるよなぁ。

実は先日日曜日、とにかく今日は掃除だ!とやり始めたのはいいのですが途中で腰が「ぎくっ」。といっても重いもの持ったわけでもないのになんでそんなことが起こるかな?おまけに片付けてるつもりがどんどんちらかって足の踏み場なくなってるし。なんでこうなるの?って感じ。

とにかく子供たち使いながら何とか5時ごろ終了。ほんとはそれから買出しにも行かなきゃだったんだけど運転なんてとても無理っていう状態。あぁ、優雅な休日が・・・(ってその時点でもう夕方5時前だったけど)

・・・ということがあったのです。それから約1週間。まだ痛い、治らない。何とか騙し騙し日常生活は送ってますが、下に落ちたものがとれない、靴下ははけないなどなど不便なことがいっぱい(ぎゃぁ〜と悲鳴あげながら痛みこらえてなんとかやっておりますが(A^^;)

今日は椅子に座ってるのもだんだんつらくなってきた。あぁ、休めるものなら休みたい。つくり笑いが引きつってるし(汗)
腰に不安を抱えながらも今日しか時間が取れない、ってことで朝一番に娘と一緒に映画館へ。そ、『ハリー・ポッター』です。そろそろ空いてるかな?と思ってたのに甘かった。少し早めに行ったのに、すでに満員。娘と離れた席になんとかぎりぎり座れたという状態。グッズも飛ぶように売れてました。やっぱ大人気ですね。

原作読んだ時も、これが一番おもしろく感じてましたが映画も巧くできてたなぁと。あの鮮やかな展開観ながら思わず拍手しそうになりました。あぁ、おもしろかった!

買い物して遅い昼食を終えたのが3時前。それからまた選挙行ったり他の雑用も済ませ帰宅したのが6時前。でもって夜は6月バタバタしててできなかったみんなの誕生日会をまとめてやろうということで義父母招いて食事会をすることに。うわっ、いきなり二日前から始めた「直木賞受賞願掛けダイエット」に暗雲が。せっかく一石二鳥だと思ったのに・・・・・・。明日からまたがんばるから今夜だけ多めに見て、お願いっ。ダメ?

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横山秀夫『第三の時効』読了。これいいですね!おもしろかったー
あちゃー、せっかく楽しみにしていたのに。どうしよう・・・、困っております。

実は8月に大阪城ホールで行われる「ディズニーオンアイス」、ちょうど3月にTDSへ行って気分が乗ってたときにタイミングよく優先販売の案内があったから勢いでチケット買ってたんです。先日そのチケットが届いたのですが、さすが、優先!かなり舞台に近いいい席で喜んでたのですが。やっぱ、不安的中。わたしはお仕事に。でもしょうがない、もしものときは妹に頼もうとわざわざ4枚購入してたんです。なのに、その日に実家の法事が入ってしまうなんてだれが予想しえたでしょうか(泣)

ということで頼みの妹ももちろんダメ。だれか一人でも大人が引率できれば子供たちを連れてってあげられるんだけど、法事ということで身内はすべて全滅。チケット見ながらため息ついてます。

どなたか興味ある方いらっしゃればお譲りしますので、御連絡を。(時価(笑))

7月15日の日記

2004年7月15日
天気良過ぎ。暑すぎ。なんて思ってたら新潟の方は大雨で大変な事になってたんですね。ニュース見てびっくりしました。復旧大変だろうなあ。

それにしても暑い。ナナ(犬)もバテバテです。主人が散歩に連れてってもすぐばてちゃって全然走らないと言ってました。これからが夏本番なのに乗り切れるんだろうか?

乗り切れるんだろうか・・・で思い出した。もうすぐまた夏休みがやってくるじゃありませんか。あら、大変。でも毎年いったいどうやって生活するんだ?と思いながらもなんとかなってるので、今年もなんとかなるか。子供たちはだんだん成長してるから毎年少しづつ楽になっていってる・・・かあ?それ以上にこっちの体力の衰えの方が大きいんだろうな。はぁ。

と、とりとめもないことばかり書いてます。今日はなんか落ち着きませんね。さて、夜のニュースはいったいどんな気持ちで見てることやら。発表まで後もう少し。
それにしても面白すぎ!http://media.excite.co.jp/book/news/topics/089/

7月16日の日記

2004年7月16日
シロナガスがっくり(_;
やっぱあの時わたしが『すき焼き』の誘惑に負けたのがいけなかったのね・・・(違)

年末の紅白審査員期待してたのになぁ。後期は楽しみないし。あ、後期候補になれば発表時は苗場スキー場に居ることにしていざ受賞となればスノボスーツに身をつつみ颯爽とスノボで登場、ゲレンデで記者会見、ってのもいいかも。いやん、かっこいい!
それにしても・・・(以下略)

でも、おかげさまで便乗ダイエット、細々と続いております。とにかく食べ過ぎてましたからそれをバランスよくするだけで摂取カロリーが全然違うので、徐々に変化でてきてます。最近はここ何十年見たことないような数字が現れてきたし。といってもまだ見た目全然変わらない気が。やっぱ体系が崩れてきてるからだろうなぁ(悲)とにかくこのままずるずるいってはいけないと充分自覚しておりますので、もうしばらくがんばりまっす。ゆっくり気長に。

まだまだあきらめません。

「最悪」また壊れた

2004年7月20日
朝起きたら食器洗い乾燥機が故障してた。

昨日の夜の分はまだ洗えてない(夜寝る前セットしてたのに洗えてなくて気がついた)し。今日は定期健診日なので家族の朝食中に「行ってきます」だから洗いなおしてる時間なんてなかったし。主人も子供たちも食器なんて洗った事ないしもちろん片付けてる時間もないから朝食の分も多分そのままなんだろうなぁ。この暑いのに・・・うぅ、悲惨な台所が目に浮かぶ。

なのによりによって今日はお仕事めちゃめちゃ忙しくてまだまだ終われない状況(こんな駄文書いてる場合じゃないんだけど)。おまけに手首痛めて字書くのも辛いし(入力は楽勝です)。もう今夜の夕食はみんなわたしにつきあってプロティン食決定!・・・とかだったら楽なのになぁ、ってそんなわけにはいかないか。

早く修理に来てくれないかなぁ(切実)
昨晩のメニューは冷麺&ピザ。献立&栄養のバランスより洗い物の少なさ優先させていただきました(笑)

子供たちが次々と夏休み突入。といっても毎日のように補習あったりプールがあったりお稽古事があったりとあまり普段とは変わらない生活が続きそうです。で、とにかく困るのはラジオ体操。いきなり6時前起きになるからもう大変。拷問です。朝食時早起き大好き人間の主人が「早起きしたら気持ちええやろ」とわたしに言うのですが、気持ちいいどころか寝不足で頭の中ボーッとしてるし。お昼過ぎにはもう眠くてたまらない。しばらく夜更かししないで早く寝なきゃな。

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書く時間なかったんだけど先週末こんなこともあったっけ。
☆保護者個人面談(長女) 
成績表をもらいながらの個人面談。帰ってから娘に先生の年齢を聞いてびっくり。20歳は若く見えるかも。絶対年下、いや独身の若い先生?とまで思ったし。まさか年上だなんて。長女の成績以上にショック(爆)
☆あれもこれも次々と決定
たまの休日も高速使って大移動しながらあちこちで打ち合わせ三昧。昼食もとる時間なく走り回った甲斐あってこれで最終打ち合わせだいたい完了。次に行くのが楽しみ。
☆検査値が・・・
飲みたくない薬を体調が安定してるからといって減らすくらいならまだしも飲まずにいたらやっぱ数値上昇。大ピンチ。とにかく入院なんてことにならないようにコントロールしていかなきゃ。せめてあと3年は、いやずっとそんなことにならないように神様、お願いっ。

とにかく毎日あっという間に過ぎていきます。時のながれ早過ぎ。
21日夜。「土用の丑」ということで我が家の夕食もメインはうな丼。といってもこれはカロリーがめちゃめちゃ高いのでもう一つ白焼きの方も用意。わさび醤油でいいつまみになるな、って毎日ビール飲んでてどこがダイエットなんだ?とも思うけど続かなきゃ意味ないからこれくらいはいいんです(だから最近全然減らない。やっぱ根が正直者なので体も正直みたいです(笑))

ラジオ体操に備えて今日は早く寝なきゃと思ってたのに、寝る前にちょっと手に取った本が金城一紀『フライ,ダディ,フライ』。なんか映画化決定らしいと聞いたので読んでみようかなと。で、ちょっと読むはずが話の展開が巧くて引き込まれる、引き込まれる。とにかく先が気になって途中でやめられないんです。結局全部読んでしまいました。おもしろかったー!大満足。時計を見ると午前2時。うわっ、大変。で、22日夜。今日こそは早く寝るつもりだったのに、ちょっとテレビをつけたら『今夜はえみーGO!』をやってるじゃありませんか。結局そのまま見続け午前1時前番組終了。あ〜ぁ、ラジオ体操のある家庭は特別に一日27時間にしてくれたらいいのになぁ(できません)

土、日もあるんですよ、とほほ。
昨晩気がついたらすでに11時半過ぎ。しまったー!と思ってテレビつけたらちょうどオープニング挨拶でした>探偵ナイトスクープ。あら、放送時間おくれてたのね。らっき〜

今日こそ、絶対その日のうちに寝る!と思ってたら今日は『冬のソナタ』があるじゃありませんか。はい、わたしも見ています。といっても飛び飛びにそれも一回20分くらいづつ。それでも話が繋がるしこれくらいでも結構楽しめてました。話にもだいたいついていけるし。たまたま見つけたら見ようって感じでした。

で、ある日。お風呂上りに居間に行くと主人がたまたまそれを見てたみたいで。多分初めて見たはず。わたしが顔を出すなり、「この人××(今更伏せてもだけど一応(笑)やねんて」『え?なんでわかったの。なんかあった?』「なんかわかれへんけどそういってたでー。ところでこれ何?」『これがあの有名な冬のソナタ。これがヨン様とか言う人ねん』等といいながら初めて一緒に見たのがかれこれ3週間くらい前だったか。なんとそれ以降、毎週土曜夜の放送時間になるといつも我が家では『冬のソナタ』がついてます。そうです、主人が一発で嵌ってしまったのです(爆)

おかげで最近はわたしも見過ごすことなく見てます。今わたしたちの間では誰と誰が○○だろうか?というのが最大の謎なのです。今朝も朝食時間に推理合戦。まさか主人と冬ソナの話をすることになろうとは、です。恐るべし、冬ソナ。それにしても主人が連続ドラマを見るなんてちょっと前に再放送された『大地の子』以来。やっぱりすごいドラマだとつくづく思うのでした。
そして、今日も夜更かしは続くのです・・・
やっぱりこっちがそうだったのね。わたし当たり>『冬のソナタ』

あぁ、早起きは続く。今日は一応休日なのにやっぱりお仕事が入ってて、その上地区行事(地区会館&その周辺の清掃&草刈)も重なってしまった。忍者じゃないので結局わたしだけ予定時間より早く帰らせてもらう分早く始めることを了解してもらい7時から孤独に作業開始。暑い〜!それが終わると着替えだけして休む間もなくお仕事へ。もうへとへと。いいかげんに休ませてくれ〜と暴れる元気もなし。なのにこんな日に限って急がしいんだもんなぁ。顔で笑って心で泣いてです。とにかくめちゃめちゃ疲れた一日。ぐったり。

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朝倉卓弥『君の名残を』読書中
http://diarynote.jp/d/20035/20040624.html
迷った末やっぱり読みたい!ということで読み始めました。まだ途中だけど、なんか『十二国記』を読んでるようなおもしろさを感じます(もちろん全然内容は違うけど)。超歴史音痴のわたしにもそう思わせてくれるんだからかなり巧い構成、文章だと思います。とにかく読みやすいのです。普通なら勘弁してくれ〜と思う昔言葉も反って気品が感じられ心地よく感じられるし。いったいこれからどうなるんだろ?果たして彼らの運命はいかに?(←歴史知らないからまったく想像がつかない(笑))と苦手な歴史絡んだかなりの長編なのですが、これからの展開がすごく楽しみ。早く続きが読みたいっってことで睡眠不足は今日も続く。

余談だけど、こういうのを読んでると戦いのない時代に生まれて本当にラッキーだよなぁと思う自分がいたり。望んでもない争いに巻き込まれて殺したり殺されたり、こんな理不尽なことないよなぁと。とはいえ日本もほんの半世紀前まで戦争は現実ものだったし世界では今でも戦争してる地域はいっぱいあるし。みんな命の危険なんて感じることなく穏やかに暮らしたいと思ってるはずだろうに・・・。とにかく戦争だけは絶対経験したくないと今更に思ったり。
只でさえあれもこれも入れてしまう時期で冷蔵庫内には余裕がないというのに、冷蔵庫の中に見慣れない2リットルペットボトルがデーンといつの間にか登場(中身は只の水道水)。何これ?誰?どうするの?と家族に訊くと、娘がナナ(犬)があまりに暑そうだからナナの飲み水を冷やしてあげてるんだと。確かに。暑いだろうねぇ、その毛皮。ということで特別に入れさせてあげることに決定。

水浴びさせてあげたいんだけど朝はラジオ体操があるからお前にかまってるわけにはいかないんだよ。終わるまでもう少し我慢してね。あぁ、ここにもラジオ体操の犠牲者が一人(匹)・・・

7月28日の日記

2004年7月28日
あり?キリ番もどきって「125・・・」とかじゃなかったっけ?とお馴染み「なまもの日記」読んでびっくり。

「1235・・・」って3番目が『3』だったの!そ、そんなぁ。まだまだ先だと思って全然気にかけてなかったし。だいたい7桁のテキトーな数字なんて覚えられないって。3桁までならなんとか記憶にとどめておけるけど4桁になったらもうお手上げ。だから車のナンバーも覚えられないしキャッシュカード暗証番号もすぐ忘れるんだよなぁ。とほほ。

あ、もしかして年号覚えられなかったからわたし歴史系嫌いになったのかも。今読んでる「君の名残を」、読みながら歴史小説のおもしろさちょっと感じています。とにかく歴史上の人物の名前は聞いた事あってもそれがいったいどこらあたりの人なのか全然知らなかったし、ましてやその繋がりなんてまったく???だったのでなんかすごく勉強になりました。へぇ〜、へぇ〜の連続です。牛若丸と源義経が同一人物だったなんてはじめて知りましたよ、えぇ(笑)
もうちょっとで読み終わります。最後まで早く読みたいような終わりたくないような複雑な気持ちです。いったい彼らはどうなるんだろ・・・
まだ外は雨模様だけど台風はもう過ぎたのかな?

なんか今日は一日ぐったり。な〜んもやる気がでない。でもなんとか昨日の日記書いたのに消えちゃうし。もう今日はやめようと思ったけどずっと書いてないし、あら月末だわ(早っ!)とということで今月読んだ本いきま〜す。

★『黄昏の百合の骨』恩田陸 講談社 
この学園のマップが欲しいよなぁと思って読んでた『麦の海に沈む果実』の続編。主人公里瀬は今度は長崎にいます。あぁ、長崎もまた行ってみたいなぁ。恩田作品は旅情そそりますよね。といっても今回は結構スリルある展開でゾクゾクしながら読み進めていけます。このシリーズまだまだ続きそうですね。楽しみ。

★『メリーゴーランド』荻原浩 新潮社
7月5日日記参照http://diarynote.jp/d/20035/20040705.html

★『銀行籠城』新堂冬樹 幻冬舎
よく名前は見かける作家さんだったので、何気なく手に取り読んでみる事に。あまりの身勝手さに読みながら怒りまくり(爆) とはいえ読んでて怖くて文字が追えないので飛ばしまくりで読んでたし。とにかくいったいどんな理由なんだ?と最後の望みをかけてたんだけど、それじゃ・・・。『バトル・ロワイヤル』なんかだと肯定はしないけど納得させられるものがあったよなぁ、なんて思ったんだけどなぁ。

★『第三の時効』横山秀夫 集英社 
六編からなる短編集です。とにかく巧いっ。おもしろいっ。

★『マイ・ライフ』綾戸智絵 幻冬舎文庫
もう、大好き、綾戸さん。ついていきますっ!ってその前にCD買いなさいってか?(笑)

★『幽霊人命救助隊』高野和明 文芸春秋 
この方の小説もはずれがないですよね。今回もおもしろかったです。結構長編なので読み始めて最初、まさかこの調子で100人続くんじゃ…なんて心配したりもしたのですがもちろんそんなことはなくやっぱ巧いよなぁと。もしわたしも万が一そんな状況に陥ったら是非応援して欲しいよなぁ、ってそんなもったいないこと絶対しないやつですが(笑)

★『図書館の神様』瀬尾まいこ マガジンハウス 
なんか不思議な読後感。途中までは世間の評判に???だったし。でも読み終わると…う〜ん、感動とかじゃないんだけどなんかが残るのよねぇ。デビュー作も読んでみたいかも。

★『FLY,DADDY,FLY』金城一紀 講談社 
読み出したら止められません。中篇なので結局真夜中に一気読み。わたしこーいうの好きなんですよね。唯一残念だったのは『レヴォリューション?3』を読んでなかった事。あちこちのネット書評読んで「し、しまった(><)」と後悔しきり。もちろんそれでも充分楽しめたんだけど、勉強不足だったわ。

★『イン・ザ・プール』奥田英朗 文藝春秋 
「祝!直木賞」ということでまずはこちらから。受賞作もすごく楽しみです。おめでとうございます。あぁ、羨ましい(爆)

★『君の名残を』朝倉卓弥 宝島社
BGMにみゆきさんの『二隻の舟』が聞こえてきそうな壮大な物語です。歴史小説苦手でも全然大丈夫、読まされます。お薦め。