中島みゆき 瀬尾一三 CD ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2005/11/16 ¥3,150
「遺失物預り所」「帰れない者たちへ」「線路の外の風景」「メビウスの帯はねじれる」「フォーチューン・クッキー」「闇夜のテーブル」「我が祖国は風の彼方」「命のリレー」「ミラージュ・ホテル」「サーモン・ダンス」「無限・軌道」

こんなに待ち望んでたアルバムはあるでしょうか!って発売されるたびにいつも言ってますか。でもほんと今回は待ちに待った感が強いんですよ。で、早速聴いてます。『夜会』の時とまた違った雰囲気が感じられてなかなか良いです。舞台では歌われなかった2番以降の歌詞が聴けるのも嬉しいですね。

ちょうど今「♪わがそこ〜くは〜」って流れてるんですが『夜会』での情景が浮かんできますね。あの凛としたみゆきさん素敵でしたよね〜。それからの展開といったらあーたもう圧巻です。是非機会があればDVDご覧下さいませ。これは勇気湧いてきます。

アルバムタイトルが『転生』と知った時、ユーミンは『REINCARNATION 』だったなぁとあのアルバムが浮かびました。これもよく聴いてたよなぁ。83年2月発売だから学生時代真っ最中。自分ではあの頃と気持ち的にはまったく変わってないように思うんだけどあれからもう20年以上も経ってるんですねぇ。嘘だろ、って感じですが。

で、『転生』。生まれ変わり、ってもちろん輪廻転生も含まれてるんでしょうがわたしはそれをまったく信じてないせいもあるのでしょう(でも気持ちは残った人に伝わっていってそれが引き継がれていくというのは賛成、って意味不明ですが)、そういうのは全然感じなくてもうストレートに『♪生きて泳げ〜、涙は後ろに流せ!』と死んでからでなくて生きてる今のうちに生き直すことはいくらでもできるんだからねって励まされてる気持ちで聴いてます。

♪好きな未来を あなたの手で選び出して(「フォーチューン・クッキー」より)

ほんと、運命ってこういうものだと思うのです。今までもいろいろな道があってときには意識的に、またあるときは無意識に選んできて今の自分があるんだなぁと。で、これから先未来にもいっぱい選択肢が用意されてるんでしょうね。とかなんとか思いながらまた一つ新しいこと始めたわたし。「♪当たりは あといくつある・・・・・・」って心境だったりして。ま、なんとかなるでしょ(^^;

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先月読んだ本もまとめてませんが相変わらずなんやかんや読んでます。せめて読んだ本のタイトルだけでも書きとめていかなきゃな。ちなみに今読んでるのは、伊坂幸太郎『死神の精度』です。
なんて思われるほど最近ほったらかしになってます。
ネット日記だと更新しないと「いない」も同然。これでは寂しいなと。で、最近あったこといろいろ。

先日初めて乳癌検診の「マンモグラフィー」検査実施。あちこちで痛くてつらいという感想をみてたので(中にはあまりの苦痛で気分わるくなって実施不可能だったとまで)、とにかく人の10倍は大げさに痛み感じる体質のわたしはいったいどうなるのかと。もう不安で不安で。担当技師さんは昔の新井素子さんのような方でこんなわたしをリラックスさせようとにこやかにいろいろ説明をしてくれていざ実施。どんどん圧迫がかかってきます。うっわ〜、これはやっぱきついかも・・・と思う前に装置が止まる。そのまま撮影。え?。お疲れ様でした〜、じゃ今度は反対のほうね。で次も同じくこれ以上来るとやばいかもと思う直前にピタッと停止。あれれ?そんな痛くないぞ。おかしいなぁ。あ、これから縦も撮るんだ。この縦がきっと痛いんだろうな、やだなぁ。と思いつつ縦撮影開始。うわっ、来るよ来る、痛いんだろうなぁ、と思う直前にピタッと止まる。あれ?これでいいの?反対側も同じ。ということで、たいした苦痛もなく無事終了。

なんか話が違う。なんで?もしかして乳房に張りがないから痛みが少なかったのか?それとも贅肉多すぎのせい?ほんとこのままじゃかなりやばいと確信させられました。もしかしてマンモグラフィーってそういう検査かも(んな、あほな) 

ここ数ヶ月テレビ無し生活が続いています。そしたら最近みゆきさんがCMに出てらっしゃるとか。幸いパソでも見られるのでそれはそれでいいんですがなんと年末NHK『プロジェクトX』最終回に出演されるとか。これは絶対見たい。よりによってこんな時にテレビが(今回は故障じゃないけど)。そういえば紅白出場直前にもテレビ壊れて見られなかったんだっけ。あ〜ぁ、テレビあってもあまり見ないけど丸っきりないとますます世間から取り残されていきます。最近何が起こってどうなってるかって全然しらないかも(新聞くらい読めよ、ですが)

と、相変わらずのこんな生活。やってられないと思うかもですが、慣れって怖いものでこんなんでも結構楽しく過ごしてるかも。みゆきさんがアルバムを出してくれたせいもあるのでしょう。今はこれさえあれば充分。毎日聴きまくってます。

読書も進みます。最近読んだのは『シリウスの道』藤原伊織、『死神の精度』伊坂幸太郎、『さよならバースディ』荻原浩、『ララピポ』奥田英朗、と好きな作家さんばかり。すべて外れなし。全部内容は違うんだけど(当たり前)、こんなの読むと人生にはいろいろあるよなぁ、なんていろいろ思っちゃいます。あぁ、思秋期、ってすでに寒すぎ。秋あったっけ?

あ、最近昼間は「たまごっち」のお世話もしております(笑)

☆10月に読んだ本も書き加えました(10月31日日記)

11月29日の日記

2005年11月29日
あるところで目にしてびっくり。それはわたしも違うと思う。もちろんとり方は読み手の自由。でもいくらなんでもそこまで・・・ってのが正直な感想>二階堂さんが書かれてる『容疑者Xの献身』の真実。なんのことかわからないかもですが。

★コメント機能がついたみたいです。最近更新は鈍ってますが、毎日見てますのでお気軽にコメントくださいませ。
(ただし内容によっては削除させていただく場合もありますのでご了承下さいませ)
って、ほんとはこれを書いてる今日は12月23日天皇誕生日、明日はクリスマスイブだよ。毎日いったい何やってんだろ?わたし。

忘れないうちになんとかタイトルだけでも。今月はこの5冊です。
★『チョコレート工場の秘密』ロアルド・ダール 評論社
これ映画館で見たかったなぁ。いったいどうなってるんだろ?せめてなんとかビデオでみたいものです、ってテレビ無し生活終わるのはいつ?

★『シリウスの道』藤原伊織 文藝春秋
これはよかったなぁ。今まで読んだ藤原作品の中で一番好きかも。とにかく中島みゆきの使い方が巧いっ!(←そんな物語ではありませんのでご心配なく。お薦めです)

★『死神の精度』伊坂幸太郎 文藝春秋
伊坂さん、相変わらず嫌味なくらいスマートで、でも全然嫌味じゃなくて好感持てて(ってどういう意味だよっ)。やっぱり伊坂作品はおもしろいよなぁ。

★『さよならバースディ』荻原浩 集英社
タイトルから誕生日の話題かな(その発想単純すぎ!)なんて思ってたらバースディって○○だったのですね。で、それを知った時、だったら野生のエルザみたいな話なんだろうな、そういう展開の物語はあまり好きじゃないんだよなぁ(なんて先読みの激しいわたし。しかもまったく当たらないし)なんて思ってたら!えー、そういう展開になるんですか、と思いもしない展開にびっくり。こんな話だったのね。おかげでより楽しめました。最後の場面はもう読んでて文字がおえないくらいグッときてしまったし。荻原さん、いいよねぇ。

★『ララピポ』奥田英朗 幻冬舎
これもこんな物語だとは全然知らなかった。帯の「キャー、お下劣」で気づけよですが。鈍くてすいません(笑) 連作短編にまとめてあるんだけどその繋がりが巧すぎ。そしてやっぱり奥田作品は会話が最高におもしろいです。個人的に1ヶ所すごくツボにはまったところがあって特に大笑いしてしまいました。気をつけなきゃな、って意味不明すぎですね、すいません。

12月はあまり読めてないな。ほんとに何やってんだろ、わたし。自分でもわからないかも(A^^;