「オール読物」3月号は134回直木賞特集。受賞された東野さんの写真あり、エッセイあり、京極さんとの対談あり、そして受賞作『容疑者?の献身』の一部も収録されています。面白いですよ〜。でもどうせ読むなら単行本で順を追ってちゃんと読んだほうが面白いと思う(あらすじを加えながら全19章のうち12章まで紹介されてます。それにここまで読んだら続きが気になってしょうがないと思う。)

ただ、冒頭の選評にはネタバレがありますから気をつけましょう>渡辺さん、井上さん評。特に井上さんそこまで説明しなくてもいいだろうに(A^^;

で、選評を読んで思ったのは、やっぱり受賞すると褒めてくれるんだなと(当たり前)。読んでてすごく気持ちいいです。でも他の作品もすごく面白いのにこれだけ読むと読む気なくされそうなのが怖いよなぁ(いつもそうなんだけど)。候補作になるだけも面白さ太鼓判なはずなのに。ま、そういうものなんだろうけど。

そういえばこちらに先日行われた贈呈式の記事があります。
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060222bk05.htm
この東野さんのコメントは『さいえんす?』に書かれた内容とリンクして響いてきますね。是非写真を拡大してごらん下さいませ(^^)

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ふと目が覚め時計を見ると午前4時。そういえばスケートやってる時間だなとは思ったけどまた寝る。するとまた5時前に目が覚めた。どうしようか迷ったけど普段は朝まで絶対起きない(どころか時間が来ても起きられない)のにこういうふうになるというのは・・・ってことで起き出して朝ごはんのサンドイッチを作りながらテレビ観戦。凄かったですね。見れてよかったあ〜(でも今とっても眠いです)
今日は中島みゆきさんのお誕生日です。
おめでとうございます。同じ時代に生まれてきてくれてありがとうって思えるくらい大好きです。

今は『夜会』の真っ最中です。今日も公演日ですね。その東京公演もいよいよ今日と明日の2日間を残すのみとなりました。そして4月からは夜会初の大阪公演が予定されてます。できるだけ真ッサラな気持ちで舞台を見たいと思ってるのであちらこちらで書かれてるであろう感想などは今回まったくといっていいほど見てません。でもすごく気になってはいるので、4月まで我慢できるかが問題ですが。公演日が待ち遠しいなぁ〜

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本日の朝食時の我が家の会話。

主人 :今日何の日か知ってる?
わたし:(当然)みゆきさんの誕生日!
長女 :亀ちゃん(KAT-TUN)の誕生日!
次女 :???

主人:今日は富士山の日です。2月23日だから、ふ・じ・さん。
   わかる、これ?

    ↑すでに次女しかまともに聞いてないし。
また長いこと放置してしまいました。嘘みたいに時間だけが過ぎていきます。先日も、確か1ヵ月ぐらい前(絶対正月以降だと確信してた)のことだと思ってたあることがなんと3ヶ月前だった事実に愕然。嘘でしょ・・・、3ヶ月間わたし何やってたの?って感じ。

いつのまにか始まってるらしい、冬季オリンピック。1月に体調崩して以来夜遅くまで起きてた生活が一変。夜12時までさえ起きてることができません。再放送でもいいので開会式だけはみたいよなぁ(なんかあちこちで評判いいし)

で、相変わらずのまとめ日記。
2月11日〜12日
直前まで迷った末決定。早起きして子供たちとTDLへ(主人は出張お仕事。新幹線で分かれて帰りに新幹線で合流といういつものパターン)。暖かかったからよかったものの土曜日はすっごい人。2月なのにプーさん2時間待ちとかだったし。もちろ着いたとき(11時過ぎ)にはファストパスも発券終了。でも今TDLは『プリンセス・プリンセス』のイヴェント中でお姫様気分全開ですごく楽しめるし、3月や10月の連休に比べたらこれでもかなり混雑はマシ。それに夜のパレードの変わりに開催されてる『シンデレラの戴冠式』の抽選でど真ん中最前列が当選した超幸運もあってめちゃめちゃ楽しんできました。日曜日は土曜に比べたら混雑マシだったし結構あれこれ回れました。そろそろ親子でTDLは卒業かな?て思えるくらい満喫。(時々『ミッキーマウスの憂鬱』が頭よぎってましたが(笑))

ほんとはわたしだけ別行動とって『夜会』行きたかったんだけどね。宿もTDL横オフィシャルホテルだから問題ないかなと思ったんだけどさすがにそれは諦めました。もうちょっと子供たちが大きかったらそれもありだったけど、残念。某掲示板であのチケット情報見たときはこれは神様がわたしのために用意してくれてるのか?って思ったんだけど/☆(/--)/パコン。ところであのチケットは無事どなたかの手に渡ったのだろうか?気になる・・・

と、変わりないバタバタ毎日にこういう強行軍を組みながら(だからよけい疲れるんだけどね)相変わらずの毎日が進んでいます。タダでさえ時の流れが速いと感じてるのに、2月、3月は尚更ターボがかかっちゃうし。いっそのことあと5年一気にすぎてくれたら子供もすっかり手が離れて少しはのんびりできるかもなぁ。でもそうなったら今度は教育費で押しつぶされまた身動きできなくなるのか。あぁ、生きてくって大変だわねぇ(^^;

フロドはなんとか旅立ちました(やっと2巻目)
*久々に別館も更新。↑のHOMEから。
わっ、もう2月になってるし。

おかげさまで体調はずっと良くなりほとんど回復。一時はどうなることかと思ったし。やっぱ運動不足が最大の原因だと大反省して、良くなったら毎日少しずつでも運動していかなきゃな、まずはせめてナナの散歩に付き合うことからはじめて、痛みが完全に消えたら無理しない程度に腹筋、背筋を少しずつ始めて・・・なーんて思ってましたが全く実行しておりません。だって寒すぎなんだもん/☆(/--)/パコン

3日。節分。うちも豆まき&巻き寿司の夕食。もちろん買いました。我が家にはマキス?さえないし。でも実家ではお寿司はいつも手作りしてるな。うちはもらってばっかり。

4日。立春。

5日。珍しくお休みになったので、娘と雛人形を飾りました。おととしはいろいろバタバタ、昨年は水害の後片付けでそれどころじゃなかったこともあってなんと3年ぶりです。お雛さまはやっぱりいいです。片付けるのは多分ゴールデンウィーク。3ヶ月は楽しめそう。そしてチューリップを部屋に飾ると、あぁ、春って感じ。

6日。それにしても寒すぎ。痛みは落ち着いてけどなんか最近気力が続かなくて。なんかしんどい。夜も全然起きてられないし。最近は寝る前に『指輪物語』を読んでます。20日ほど前から読み始めてるのにまだフロドは旅立ちません(笑)

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とあるところで紹介されてました。めちゃめちゃ欲しいっ!
http://wind.ap.teacup.com/chinbeka3/img/1139149543.jpg
↑無断リンクさせていただきましたがいい?(ここで聞いてどうする)
すっごく面白かった!読後感最高です。

よくぞ12月に発売してくれた!と読みながらこの偶然に感謝までしてましたよ。次回はきっとあなたのものです。がんばってください。もちろん今まで読んだ伊坂作品マイベスト。って伊坂作品読むたびにそう言ってるかも。でもほんとにこういうの大好き!!!『重力ピエロ』のとき「小説まだまだいけるじゃん!」ってコピーついてたけどこの本のほうがよりピッタリだな、なんて思いながら読んでました。

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もう最近毎日新聞見るのが楽しくて。特に日曜日は要チェックです。そろそろだと思うんだけどなぁ。え?何が?って、当たり前じゃないですか「直木賞受賞!『容疑者?の献身』」の新聞広告。もうあちこちで売れすぎて品切れみたいだから増刷できるまで待たないとダメなのかなぁ…なんて勝手に想像しながら毎日心待ちにしてしてるのですが残念ながらまだ見つかりません。

でもその代わりといったらなんですが、昨日は「新直木賞作家東野圭吾『白夜行』、文庫本100万部突破」と書かれた『白夜行』の広告発見。テレビの力って偉大。でも新直木賞作家って……。嬉しさ感じる前に違和感が先に来る様な。もしかして東野さんだからかな?それにしても100万部突破だなんて凄過ぎ!だってこれ文庫とはいえ1000円。×100m、やめときます、すいません。

で『白夜行』。最近のはこういう表紙(テレビの主人公二人の顔写真が主)になってるんですか?へぇ〜。『白夜行』といえばすぐあの以前の表紙が思い浮かぶわたしにはかなりの違和感。この表紙と『幻夜』の表紙の対比がたまらないのになぁ。東野本は表紙、裏表紙などにも楽しみがいっぱいあるんです。100万人以上の方が『白夜行』を読んでくださってるのならぜひ続けて『幻夜』を読んで欲しいなぁとすごく思います。作家東野圭吾のすごさ実感させられるかも。ちなみにわたしの『幻夜』の感想はこちら。
http://diarynote.jp/d/20035/20040310.html
また更新が怠ってきてるのにでてくればまたこの話題ですいません。直木賞受賞記念、東野圭吾特集は続く/☆(/--)/パコン
はい、まだ浮かれてます。あちこちの関連プログ訪問してはニマーってなってます。

とはいえ、何でこんな時期に発表なんでしょう。これはもうタイミングが悪いとしか。次の日の新聞見てもいつも掲載されてるであろう場所に記事がない!え?取り上げてもくれないのか…なんて思ってると違う面にしっかり結構大きく取り上げてくれてました。後期ということでさすがに紅白の審査員は声かからないか。狙ってたのに残念/☆(/--)/パコン

で、そういえばとこんな日記書いたことあるんです。
http://diarynote.jp/d/20035/20030528.html
このとき考えていたのがまさに今回の『容疑者Xの献身』だったのですね。2年半後にこの作品が直木賞受賞かぁ。なんか感慨深いです。このとき話題になってた『手紙』もいい作品ですよねぇ。ほんとに引き出しの多い作家さんです。すごく読みやすいし何読んでもはずれ無し、すべてお薦めです。『秘密』以降は特にそう感じます。機会があればぜひ読んでみてくださいませ。

あら、本屋大賞もノミネート発表の時期なんですね。
わっ、ここでもしっかりノミネート(^^)v もうこれももらって5冠達成でもいいような気もするのですが、もしわたしが本屋さんならそれはちょっと困るか。伊坂さんまた2つ入ってますね。強いなぁ。直木賞選考でも次点に来てたとか。恒例の「もう1作見たい」も出たようだし。あぁ、早く選評が読みたいっ!(笑) 

おかげで体調もだいぶ良くなってきたので時間さえ空けばそろそろ本屋さんにも行けそう。直木賞受賞!の帯、楽しみだなぁ…

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同じく候補作になってた、荻原浩『あの日にドライブ』読書中。
東野圭吾さん、とうとう直木賞受賞です(パチパチパチ)

7時すぎにもまだ発表されなくて、8時からのBSニュースでも今日はニュースが多すぎて話題にさえ上らなくて。期待せずに見てた9時のニュースで受賞が決まったのを知った時は思わずガッツポーズさせていただきました(^^)v

で、久々の動く東野さん。ユーモアを交えて勝てて嬉しいとコメントされてましたね。あの会見すべて中継して欲しいよなぁ。あしたどっかのワイドショーでやらないかなぁ。今日は重大ニュースばっかりだったもんなぁ。望み薄かな。でもとにかく嬉しい。おめでとうございます。あ〜、嬉しい。

『直木賞受賞』の帯がついた『容疑者Xの献身』今からすごく楽しみです。
昨日の日曜日は完全休養日にしてもらって(ほんとはお仕事入ってたんだけど泣きを入れてボツに。んなもんできるかいっ!です)丸一日テレビ三昧。テレビ無し生活なのになんで?って、ま、ややこしいことは抜き(おいっ)

こんなにゆっくりするのはいつ以来だろう、って思うほどのんびり(いつもは家事に追われてるし)。といっても見てたのは日曜お昼の再放送ものばかり。こんなことなら『白夜行』録画しとけばよかったなぁ。なんか見ごたえあったみたいですね。

わたしが見てたのはさんまのからくりテレビの特番。もう笑い転げさせていただきました。アイテテテ。そうなんです、まだあまり動けないんです。で、チャンネル変るのも面倒だから(リモコンが1メートル向こうにあるけどそれさえも動きたくないわたし)続いて見てたのが山村美紗サスペンス。最後の30分だけでストーリーすべてわかるんだけど京都の風情も感じられてなかなか。で、んなバカなとあれこれ突っ込みできるものまた楽しいし。

そしてやっとゆっくり観ることができたプロジェクトX最終回のみゆきさん出場場面。後半のみゆきさん登場場面ぎりぎり録れてました。やっぱりライブはいいよねぇ。とってもいいエンディングでした。歌い終わったみゆきさん、「ありがと〜」っていってましたね。とっても素敵でした。これも含めてあれこれ早くDVDに落としておかなきゃ…って思うけど説明書読むのが面倒なのよねぇ。こういうのに強いマメな旦那さんって羨ましいよなぁ。うちは全くダメです。
この時しかない!とお正月休みに遊びすぎたせいで、一気に体壊しております。もう壊滅的ダメージがでてにっちもさっちも行かない状態。ここまでひどいのは最近なかったなと思えるくらいきてます。

お正月休み明けもちょっとやばいなと思いつつ、先週末にどうしても抜けられない予定があり、無理を押して出席。最初は何とか持ちそうだと思ったけれど甘かった。やっと所要が終わりお泊りの今日はこれからが久々にゆっくり自分の時間。某高級ホテル最上階ラウンジで夜景を見ながら優雅にカクテルでも…と思ってたのに、まさか一人さみしくホテルの部屋のベッドで痛みに耐えながら何年かぶりに大河ドラマを見ることになろうとは、です。とほほほ。今日は神様は留守?おもしろかったけどさ。で、翌日はとにかくこのままでは帰れなくなるととにかく動けるうちにと楽しみにしてた朝食もとらずに息も絶え絶えに帰宅。よく帰れたと思う。で、またそのままお仕事だよ(_;

そして休んだあとは当然その反動でお仕事が忙しくなるわけで。休みたくても休めないこのつらさ。とにかく横になりたいと思っても叶うことなく、何もできないんだけど見かけだけは普通に普通に(ってそんなの無理だ)……。ほとんど何もできない。あぁ、痛い、はがゆい、情けない。でもなんとか切り抜けてはいますが。(ちなみに家事は一切放棄。台所立てません、うごけません。わたしは美空ひばりか?/☆(/--)/パコン)

でもさすがにそれさえも限界が近づいてるような。じっとしてても顔がゆがむ激痛が徐々に…。あぁ、動けない。もう限界。お願いだから休ませてと思っても変わりが誰もいないからそれは無理なのでなんとか必死で瀬戸際踏ん張っております。でもさすがにきつい。そしてここまでくればもうただのバカだよなぁと自分でも思ってしまうのがまた悲しい。

あぁ〜あ、早く痛み楽にならないかなぁ。ってもっと安静にしてない限り無理だよなぁ。もう若くないんだし…(実感中)
あの東野さんの名作『白夜行』がドラマ化されるんですね。
http://www.tbs.co.jp/byakuyakou/

すっかりドラマから遠ざかった生活になったので演じる俳優さんたちの名前を聞いても、誰?って感じなのですが、ドラマをきっかけに『白夜行』を手にとって読んでくれる方が増えると思うと素直に嬉しい。めったに本読まないうちの長女でさえドラマに影響されて『野ブタ。にプロデュース』買って読んでたしね。

で、HP拝見。夜9時からの放送でなんか若者が好みそうな感じに思えるけど、これってわたしたち世代が読むとさらに楽しめる物語なんですよね。ドラマは多分見ないと思うけど成功して欲しいなって願ってます。

とはいえ、HPトップ画面から飛べる『企画意図』を読んで、「え?そんな物語だったっけ???」と思ってしまったのも事実。でもってあらすじ1話目で「えーーーっ!そんなところから始めていいの???」とまたまた驚愕。ほんとに大丈夫かなぁ…、とかなり不安になってきました。『白夜行』はいろんな意味ですごい小説なのにそれが巧く伝わるといいけど。さて?

こうなったらどうせ読むんです。ならばドラマが始まるまでに読み終えましょう。まだ間に合います/☆(/--)/パコン

と、ここまで書いたらやっぱり触れないわけにはいきません。第134回直木賞候補6作が発表されましたね。既読作品は3作。これから読もうと思ってるのが1作。好きな作家さん勢ぞろいって感じです。発表が楽しみです。こちらに詳しく紹介されてます。
http://homepage1.nifty.com/naokiaward/kenkyu/toku134.htm

来週(直木賞発表は再来週)はいろんな意味でハラハラドキドキです。
新年明けましておめでとうございます。

さっき深夜バスで帰ってきました。今からまたお仕事の毎日です。今年も同じように過ぎていきそうな予感。でもなんか楽しいこともいっぱいありそうな予感も。いいことのほうが多い年になるといいなぁ。

ではでは今年もよろしくお願いします。
今年はがんばって更新するぞー、イチニイ、イチニイ(だからそれは違うって)
とうとう大晦日です(早っ)。
お正月準備なんてな〜んもしてないし。あ、お節だけは注文してるか。と、相変わらず家事手抜き放題で今年も暮れていこうとしています。お仕事はやっぱりぎりぎりまで。今も年末というよりいつもの月末とまるっきり同じ気分。唯一つ違うのはやっと明日から連休(嬉)。夢にまで見た連休がやっと来たなぁと。これだけでお正月ってやっぱり特別かな。わくわく。

でも今年のお正月は台風被害の後片付けに加え義母の緊急手術決定と、次々いろいろあって大変でした。2006年は穏やかに…とはいえまた次々別の問題が出てくるのが人生です。でもあのことを思えばたいしたことじゃないよなぁと思えるから、ま、なんとかなるでしょう、していきますとも。なんやかんやあっても一応平和に毎日過ぎていく、この当たり前だと思ってることがどんなに貴重なことか。平々凡々が一番幸せだよなぁ、ってつくづく思う今日この頃です。

だから来年はもう少しゆっくりさせてくれぃ、って結局そうなりますか、わたしの日記。諦め悪いというか、ったく進歩ないよなぁ。

ではでは月末恒例今月読んだ本行きます。12月はこの4冊だけ。

★『ネクロポリス(上)(下)』恩田陸 朝日新聞社
10月くらいからいつも就寝前にベッドの中で少しずつ少しずつ(1日5Pとか)読んでました。ページを開くとアナザーヒルに瞬間移動。この感覚こそ読書の醍醐味ですってオーバーですか。先は気になるけどしばらく滞在したいなぁってとにかくこの本は夜しか開かないと決めて読んでました。読み終わるのがもったいなかったなぁ。この世界、恩田陸ならではですよねぇ。おもしろかったなぁ。堪能させていただきました。

★『スクランブル』若竹七海 集英社文庫
表紙だけ見てなぜか読むのは後回し後回しになってたんだけど最初の1P読んでみると、これはおもしろそう、こういうの好き!って。もっとはやく読み始めたらよかった。こういう構成も大好き。楽しめました。

★『下妻物語(完)』嶽本野ばら 小学館
多分今年一番笑えた本です。絵文字も顔文字も「(笑)」の字も入らない、ほんとに文章だけでこんなにおもしろさを伝えれるなんてさすが、プロ!って妙な所に感心してしまうくらいおもしろかったです。で、ただおもしろいだけじゃないとっても素敵な物語なんです(なぜか殺人事件絡むんだけど)。これだけ読んでも充分おもしろいんだけどどうせ読むならぜひ『下妻物語』から。かなり話題になってた映像版も早くみたいなぁ。

★『間宮兄弟』江国香織 小学館
もちろんこの度映画化されて、その映画にみゆきさんがこの兄弟の母親役で出演されると聞いたので手に取りました。兄弟の顔も演じる俳優さんの顔で脳内進行してました。そしてお母さんはみゆきさん。お父さん役って誰(←出演場面あればね。あるのかな?)

この兄弟みてると「線路の外の風景」で歌われてる『♪ぬるくみえた〜』ってのがぴったりくるなぁ、と思った。でもわたしにはそれがすごく羨ましいことでもあるなと。今までがんばってきたから(わたしなりにはね)もうここらへんでわたしも間宮兄弟になりたいなぁなんて思ったりも。もちろん家族抱えると(子供もまだまだこれからだしね)そんなこと言ってる場合ではないんだけどね。

でもこういう生き方ってもったいないような、でもうらやましいような、もちろん誰にとやかく言われることない。自分の人生、本人がよければそれが一番いいんだろうけど。って何をわけわかんないこと語ってんだろ、わたし。やっぱり羨ましいんだろうな。とはいえ、みゆきさん出演場面も思ったより少なそうだし(原作どおりだとすると)こんななんの脈絡もない小説を映画化して大丈夫なのか?そっちが心配です(おいおい)

と、好き勝手なことを書いて今年も終わりたいと思います。来年はもうちょっとがんばって更新しなくっちゃダメダメですね。よし、がんばろ、イチニイ!イチニイ!(ちーがーうー)

ではではみなさん、今年1年いろいろありがとうございました。来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えくださいね〜♪
って、ほんとはこれを書いてる今日は12月23日天皇誕生日、明日はクリスマスイブだよ。毎日いったい何やってんだろ?わたし。

忘れないうちになんとかタイトルだけでも。今月はこの5冊です。
★『チョコレート工場の秘密』ロアルド・ダール 評論社
これ映画館で見たかったなぁ。いったいどうなってるんだろ?せめてなんとかビデオでみたいものです、ってテレビ無し生活終わるのはいつ?

★『シリウスの道』藤原伊織 文藝春秋
これはよかったなぁ。今まで読んだ藤原作品の中で一番好きかも。とにかく中島みゆきの使い方が巧いっ!(←そんな物語ではありませんのでご心配なく。お薦めです)

★『死神の精度』伊坂幸太郎 文藝春秋
伊坂さん、相変わらず嫌味なくらいスマートで、でも全然嫌味じゃなくて好感持てて(ってどういう意味だよっ)。やっぱり伊坂作品はおもしろいよなぁ。

★『さよならバースディ』荻原浩 集英社
タイトルから誕生日の話題かな(その発想単純すぎ!)なんて思ってたらバースディって○○だったのですね。で、それを知った時、だったら野生のエルザみたいな話なんだろうな、そういう展開の物語はあまり好きじゃないんだよなぁ(なんて先読みの激しいわたし。しかもまったく当たらないし)なんて思ってたら!えー、そういう展開になるんですか、と思いもしない展開にびっくり。こんな話だったのね。おかげでより楽しめました。最後の場面はもう読んでて文字がおえないくらいグッときてしまったし。荻原さん、いいよねぇ。

★『ララピポ』奥田英朗 幻冬舎
これもこんな物語だとは全然知らなかった。帯の「キャー、お下劣」で気づけよですが。鈍くてすいません(笑) 連作短編にまとめてあるんだけどその繋がりが巧すぎ。そしてやっぱり奥田作品は会話が最高におもしろいです。個人的に1ヶ所すごくツボにはまったところがあって特に大笑いしてしまいました。気をつけなきゃな、って意味不明すぎですね、すいません。

12月はあまり読めてないな。ほんとに何やってんだろ、わたし。自分でもわからないかも(A^^;

11月29日の日記

2005年11月29日
あるところで目にしてびっくり。それはわたしも違うと思う。もちろんとり方は読み手の自由。でもいくらなんでもそこまで・・・ってのが正直な感想>二階堂さんが書かれてる『容疑者Xの献身』の真実。なんのことかわからないかもですが。

★コメント機能がついたみたいです。最近更新は鈍ってますが、毎日見てますのでお気軽にコメントくださいませ。
(ただし内容によっては削除させていただく場合もありますのでご了承下さいませ)
なんて思われるほど最近ほったらかしになってます。
ネット日記だと更新しないと「いない」も同然。これでは寂しいなと。で、最近あったこといろいろ。

先日初めて乳癌検診の「マンモグラフィー」検査実施。あちこちで痛くてつらいという感想をみてたので(中にはあまりの苦痛で気分わるくなって実施不可能だったとまで)、とにかく人の10倍は大げさに痛み感じる体質のわたしはいったいどうなるのかと。もう不安で不安で。担当技師さんは昔の新井素子さんのような方でこんなわたしをリラックスさせようとにこやかにいろいろ説明をしてくれていざ実施。どんどん圧迫がかかってきます。うっわ〜、これはやっぱきついかも・・・と思う前に装置が止まる。そのまま撮影。え?。お疲れ様でした〜、じゃ今度は反対のほうね。で次も同じくこれ以上来るとやばいかもと思う直前にピタッと停止。あれれ?そんな痛くないぞ。おかしいなぁ。あ、これから縦も撮るんだ。この縦がきっと痛いんだろうな、やだなぁ。と思いつつ縦撮影開始。うわっ、来るよ来る、痛いんだろうなぁ、と思う直前にピタッと止まる。あれ?これでいいの?反対側も同じ。ということで、たいした苦痛もなく無事終了。

なんか話が違う。なんで?もしかして乳房に張りがないから痛みが少なかったのか?それとも贅肉多すぎのせい?ほんとこのままじゃかなりやばいと確信させられました。もしかしてマンモグラフィーってそういう検査かも(んな、あほな) 

ここ数ヶ月テレビ無し生活が続いています。そしたら最近みゆきさんがCMに出てらっしゃるとか。幸いパソでも見られるのでそれはそれでいいんですがなんと年末NHK『プロジェクトX』最終回に出演されるとか。これは絶対見たい。よりによってこんな時にテレビが(今回は故障じゃないけど)。そういえば紅白出場直前にもテレビ壊れて見られなかったんだっけ。あ〜ぁ、テレビあってもあまり見ないけど丸っきりないとますます世間から取り残されていきます。最近何が起こってどうなってるかって全然しらないかも(新聞くらい読めよ、ですが)

と、相変わらずのこんな生活。やってられないと思うかもですが、慣れって怖いものでこんなんでも結構楽しく過ごしてるかも。みゆきさんがアルバムを出してくれたせいもあるのでしょう。今はこれさえあれば充分。毎日聴きまくってます。

読書も進みます。最近読んだのは『シリウスの道』藤原伊織、『死神の精度』伊坂幸太郎、『さよならバースディ』荻原浩、『ララピポ』奥田英朗、と好きな作家さんばかり。すべて外れなし。全部内容は違うんだけど(当たり前)、こんなの読むと人生にはいろいろあるよなぁ、なんていろいろ思っちゃいます。あぁ、思秋期、ってすでに寒すぎ。秋あったっけ?

あ、最近昼間は「たまごっち」のお世話もしております(笑)

☆10月に読んだ本も書き加えました(10月31日日記)
中島みゆき 瀬尾一三 CD ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2005/11/16 ¥3,150
「遺失物預り所」「帰れない者たちへ」「線路の外の風景」「メビウスの帯はねじれる」「フォーチューン・クッキー」「闇夜のテーブル」「我が祖国は風の彼方」「命のリレー」「ミラージュ・ホテル」「サーモン・ダンス」「無限・軌道」

こんなに待ち望んでたアルバムはあるでしょうか!って発売されるたびにいつも言ってますか。でもほんと今回は待ちに待った感が強いんですよ。で、早速聴いてます。『夜会』の時とまた違った雰囲気が感じられてなかなか良いです。舞台では歌われなかった2番以降の歌詞が聴けるのも嬉しいですね。

ちょうど今「♪わがそこ〜くは〜」って流れてるんですが『夜会』での情景が浮かんできますね。あの凛としたみゆきさん素敵でしたよね〜。それからの展開といったらあーたもう圧巻です。是非機会があればDVDご覧下さいませ。これは勇気湧いてきます。

アルバムタイトルが『転生』と知った時、ユーミンは『REINCARNATION 』だったなぁとあのアルバムが浮かびました。これもよく聴いてたよなぁ。83年2月発売だから学生時代真っ最中。自分ではあの頃と気持ち的にはまったく変わってないように思うんだけどあれからもう20年以上も経ってるんですねぇ。嘘だろ、って感じですが。

で、『転生』。生まれ変わり、ってもちろん輪廻転生も含まれてるんでしょうがわたしはそれをまったく信じてないせいもあるのでしょう(でも気持ちは残った人に伝わっていってそれが引き継がれていくというのは賛成、って意味不明ですが)、そういうのは全然感じなくてもうストレートに『♪生きて泳げ〜、涙は後ろに流せ!』と死んでからでなくて生きてる今のうちに生き直すことはいくらでもできるんだからねって励まされてる気持ちで聴いてます。

♪好きな未来を あなたの手で選び出して(「フォーチューン・クッキー」より)

ほんと、運命ってこういうものだと思うのです。今までもいろいろな道があってときには意識的に、またあるときは無意識に選んできて今の自分があるんだなぁと。で、これから先未来にもいっぱい選択肢が用意されてるんでしょうね。とかなんとか思いながらまた一つ新しいこと始めたわたし。「♪当たりは あといくつある・・・・・・」って心境だったりして。ま、なんとかなるでしょ(^^;

***
先月読んだ本もまとめてませんが相変わらずなんやかんや読んでます。せめて読んだ本のタイトルだけでも書きとめていかなきゃな。ちなみに今読んでるのは、伊坂幸太郎『死神の精度』です。
健忘録兼ねてタイトル&一言感想

★『リピート』乾くるみ 文藝春秋
 おもしろかった!

★『パイロットフィッシュ』大崎善生 角川書店 
 すでに記憶の彼方。恋愛小説はまったく頭に残らない、なんで?

★『リアル鬼ごっこ』山田悠介 幻冬舎
 なのに何でそんなに売れる?と興味もちました。
 童話でいいと思った。

★『出口のない海』横山秀夫 講談社
 2P読んでこれは最後まで読めないかもと思ったけど読めた。

★『私が殺した少女』原りょう(←字、でません)
 なんでこれがそんなに話題になったのだろうと思いながら読み進めてたら・・・・・・超納得。それにしても個性強すぎ。

★『ハードボイルドエッグ』荻原浩 双葉社
 そういえばこんな探偵もいたっけ、と以前途中で放り出してた本を。この最初と最後の絵(構成)巧いなぁ。いい余韻でます。

★『いつかパラソルの下で』森絵都 角川書店
 『永遠の出口』同様、大人の主人公だと馴染めないのはなぜ?
ラストあたりは共感できるんだけど。

「最愛」(^^)v

2005年10月25日 音楽
「夜会」チケット当選です!!!

やめようか、みようか、やめようか、みようか、……とさんざん迷った挙句、どうせ何時見ても結果は一緒だからと意を決してこわごわ開いてみるとなんと当選の文字が赤々とでてるじゃありませんか。それも第一希望日に。もう涙出るくらい嬉しいです。万歳!カレンダーに二重丸入れとこ。神様ありがと。

***
恩田陸『ネクロポリス』読書中
来月発売予定のみゆきさんのアルバム『転生』がこちらで試聴できるようになってます。
http://www.yamahamusic.co.jp/nakajima/yccw10017.htm

これはすっごく嬉しい。この試聴リフレインだけで一日中楽しめます、わたし。ほとんどが曲で構成されてた前回『夜会』で歌われた曲を集めたアルバムです。だからいつものアルバムよりより詩が説明口調だったり、メッセージ性が強いかなと思います(この試聴だけ聴くとなおさら)が夜会『24時着0時発』が大好きなわたしにとってはこんな嬉しいアルバムはないってほど発売が待ち遠しいです。こりゃ年内はこればっかり聴いてるだろうな(笑)

で、この試聴を聴くとなんで『DVD』映像のラスト曲がカットされてるんだよっ、ってますます思っちゃいます。あのラスト映像は入れて欲しかった、というよりあの映像こそ一番観たかったのになあ。それともう一つ、「サーモンダンス」の映像(あれも途中カットはないよねぇ)で『♪い〜きてお〜よげ』のところ。なんであの場面の映像はみゆきさんじゃないの?あの場面はみゆきアップでしょ?(コーラスアップは「ミラージュ・ホテル」のハモリでしょ。あれは素晴らしすぎる!)唯一みゆきさんが映ってるのが退いた映像ってどういうこと?せめて『24』形式(画面数割)でみゆきさんの表情入れて欲しかったよなぁ。そのファン心理がなんでわかんないんだ!>編集、ってこんなこと思ってるのはわたしだけですか。ど素人が生意気なこと言ってすいませんねぇ。(と、なんやかんや文句言ってもこのDVDが一番好きです。ダメだしばっかり書いたけど褒めちぎりたいほどいい場面は満載。舞台構成巧いよねぇ)

そういえばまだ『夜会』の申し込みしてなかったな。えっと今日は15日、土曜日。迷いすぎてあっという間に1週間過ぎてるし。これはダメだ、目に見えるところに大きく貼っとこ。ぺタッ!

これ聴いてるとわたしはまだまだ諦めない、絶対やってやるもんね、って勇気わいてきます。あちこち拝見してるとみなさんもいろんなこと始めてるようでいったい何を始めたのかとこちらまでわくわくしてきます。カミングアウトが楽しみです。わたしもそのうち、ってそんなたいしたことじゃないしこれって公表できるのか?とも思うが(笑)。ではではみなさん共にがんばりましょう、未来は明るいっ!……はず。
今日は8日、土曜日、と。こうして時々確認しなきゃいったい今日が何月何日の何曜日だかさっぱりわかんなくなってる今日この頃。昨日なんかてっきり翌日(つまり今日ね)が日曜日だと勘違いしててお仕事終了時に日曜日バージョンで帰ってしまい、後で気が付いて慌ててやり直しにきたりと末期的症状が。だいたいこの連休ばっかりのカレンダーなのに月月火水木金金生活してるからわかんなくなるんだって!先日の国勢調査、労働時間えらいことになってますよ、うち。いい加減に疲れもピークです。とにかくなんとかして欲しいって主人に訴えたら、「それはノンキだから。だいたい曜日を勘違いするなんていかになんにも考えてないかの典型やで。相変わらず気楽でええな」って殴ったろかです(--メ 世間はまたまた3連休。私の感覚では毎週が正月やんって感じに思えるもんなぁ。世の中間違ってる、っていやならやめればいいのにやめない主人が間違ってるんだろうけど。でもそこまでやらなきゃならないのもわかってるからなぁ。でももういい、わたしは降りる。と思う比率が最近どんどん高まって来てる。過去最大の大爆発近し?(おいおい)

***
乾くるみ『リピート』読了
大当たり!今まで読んだ乾作品(といっても4冊だけ)の中でダントツにおもしろかったです。過去に戻ってしまったら今の自分はどうなるんだろう?歴史はどうなる?とかややこしいこといろいろ絡んでくるのでいったいどんな物語になるんだろうって読み始めたのですが、その辺の疑問もどんどんクリア、物語はどんどんおもしろくなっていきます。乾さんといえば『イニシェーション・ラブ』が話題になりましたが、正直いくらびっくりさせられてもあんなかったるい小説は3度は読めないよなあなんて思いながら読み始めたんですが、もう大違い。わたしが悪うございましたって心から反省させられるくらい堪能させてもらいました。お薦め。

もしわたしなら……。10ヶ月だったら行かないな。20年だったらちょっと考えるけど(笑)

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