11月29日の日記

2004年11月29日
気がついたら11月末。もうすぐ12月だなんて嘘みたい。あったかいし。でも台風の後片付けで早朝から深夜まで水使いながら作業する事も多かったのでもう大助かりでした。

それにしてもとんでもない事が起こったものです。まさか自分の地域がそんな災害に巻き込まれるなんて夢にも思ってなかったし。実はあの日、突然の停電でわたしは真っ暗な地下(外は完全水没)にひとり閉じ込められまさにタイタニック状態だったのです。ということでえらい状況になりましたがとにかくみんなケガもなく無事だったということでそれが何よりで悲壮感が相殺された感がありました。そしてそれに続く新潟地震。あの映像を見るともう何もいえなくなりました。とにかく今はできることをしていくしかない、落ち込んでる場合じゃない、とにかくやらなきゃって感じでした、というよりやること多くて落ち込んでるヒマなんてなかったかも。家は水につかるとこんなに弊害がでるのかと思い知りました、いや骨の髄まで思い知らされましたよ、とほほ。

幸、身内で被害にあったのは我が家だけという事もあってみんながいろいろ手伝ってくれたり助けてくれたり。もうどんなに助かったか有難かったかです。でもってみんな明るいのよ、これが。なぜか全然深刻感なかった気が、っていいのか?(感覚が麻痺してた?)

今回、自宅被害のほかにもう一箇所えらいことになったことがあってそちらの片付けがもう大変で。しかもそれはわたしが勝手にやったことだから、よけいなことしなけりゃこんなにみんなに負担かけずにすんだのに申し訳ないなぁ、心配もいっぱいかけてるだろうなぁと、かなり責任感じたことがあったんです。そのことを義母に「ご心配かけてすいません」というと、すごくあっさり「そんなん、ええ、ええ」と。もうどんなに気が楽になった事か。と同時にさすがいろんな修羅場くぐってきた人生の先輩は格が違うよなぁとも。さすがですわ、お義母様!なんて思ったり。他にも「ナイル川の氾濫」とか大変な状況なのに頭の中にはしょうもないことばかり次々浮かんでたっけ。

と、こんなあんなで台風からひと月経過。昨日台風以降初めてナナ(犬)を散歩に連れていきました。我が家もだんだん普段の生活が戻ってきています(排水とか電気とかまだまだ(仮)ばっかりでまだ散歩も毎日は無理だけどね)。自宅以外の別件の方もだいぶ落ち着いてきたしまた一山超えたかなというところ。これからはぼちぼちと大掃除兼ねて自宅の復旧をやっていく予定。一石二鳥だわ。とにかく要らないものは捨てよう。今回の事でこれからのわたしの人生の目標は『長生き』&『身軽に暮らす!』に決定したしね。

ということで、また書き始めようと思いますのでよろしくお願いします(ぺこり)