とっても疲れる今日この頃。
でもなんとか回っていってるから結果オーライ。とりあえず、ほっ。

それにしても乗り越えても乗り越えてもなんで風景は変わらないんだろ?自分では乗り越えてると思ってても実は止まってたりして・・・って老化は確実に進んでると思うのでそれはないと思う。ほんと最近やばいです。ってことで、わたしもそのクリーム買いましたあ!ってわかってくれる人がいるかどうか・・・?

前回の書き忘れ。最近読んだ本、とりあえず書名だけ。
『袋小路の男』 絲山秋子 講談社社
『てるてるあした』 加納朋子  幻冬舎
『幸福な食卓』 瀬尾まいこ  講談社
『「恐怖の報酬」日記』  恩田陸  講談社

とにかく今は恩田陸『蒲公英草紙』が読みたい!
わっ、びっくり。朝からパソ前で大爆笑。是非みなさんも楽しい楽しい「なまもの日記」を見つけて下さい。がんばって「当たり」を引くんだ!←大ヒント(そうか?)

誕生日週間は続く。4日は長女14歳の誕生日。この日はもうあの普賢岳噴火から・・・って思います。そういえばこの長女、今年の大河ドラマが始まる前に「今度タッキーがギケイやるねんでー」と言ったんだっけ。主人とわたしのハシが3秒止まりました。確かに普通『経』を「ツネ」なんて読まないのはわかる。気持ちはわかるけどもう中学2年。あぁ、この親にして・・・なのか?(笑)

とにかく朝倉卓弥『君の名残を』はお薦めなのです。タイトルもいいですよねぇ〜

そして、ある方のネット日記読んで仰天したのですが、あの「四日間の奇蹟」の映画は小説とはかなり違ってるらしいです。ある事実にまさか!って仰天です。いったいどうなってるんでしょう?またしてもあの作品と同じ運命なのか?と一抹の不安が。ほんと、あの作品でのあのラストはなかったし。いったいあの映画のどこが「○○」やねん!とまだ許せないわたし(でもとっても感謝はしてます。って意味不明すぎ文章やねぇ(A^^;)
次女10歳の誕生日。あれからももう10年かあ・・・。おめでとう。

昨日(というか今日の午前2時前)テレビで、へぇ〜、映画化に関してはTBSが絡んでるのかな?などと思いながら朝倉卓哉『四日間の奇蹟』の映画化に当たっての特別番組を偶然目にしました。といっても最後の5分くらいだけど。石田ゆり子さんめちゃ素敵!そういえばちょっと前のNHK深夜番組で京都の代々続く庭師さんが作ったお庭を紹介する番組にも出演されててその時もなんて綺麗な人だろ、って思ったっけ。

ところで石田さんの役ってたぶんあの人だよな、でもそしたらどうなるの?あ、(映画紹介画面見て)だからあーなってるのかな、などと一人納得しながらも、で、最後のあの場面はどうなったんだっけ?なんて気になってしまい、2時過ぎから小説『四日間の奇蹟』探し出して最後あたりを読んでまたジーンとさせられてたわたし。そういえば1週間くらい前の日記に朝倉さんの『四日間の奇蹟』より2作目の『君の名残を』のほうがよりよかったなんて書いたけどやっぱりこっちのほうがいいかもな、なんて思ったりも。

そしたら、今日のお馴染み「なまものHP」隠し日記で偶然朝倉さんの『君の名残を』の紹介が!もうべた褒め。嬉しい〜。歴史に詳しい方ならもっといろいろ感じることがあるんでしょうね。書評が楽しみです。でもわたしのようにこれを読んで「え?義経って牛若丸だったの!」と初めて知った歴史音痴でもすごく面白く読めますのでご心配なく。もう読んでる時の脳内BGMはみゆきさんの「二隻の舟」がぴったりという大ロマン小説。ちなみにわたしの感想はこちら。 http://diarynote.jp/d/20035/20040725.html
機会があれば是非是非。

その前の文章で紹介されてた恩田さんの新刊もすっごく楽しみですo(^^o)(o^^)o

まだなまもの隠し日記を発見できないみなさま(たまに検索でここに飛んでこられる方がいらっしゃるのを見るたびにもう気の毒で気の毒で)がんばってね〜。それにしてもトップページも変わった今、果たしてあのヒントであの暗号文は解けるのでしょうか?絶対無理だよなぁ、っていつも思ってしまうわたしです(笑)
ナナ5歳の誕生日です。今週はナナに続き、二人の娘の誕生日もあり誕生日週間です。5日にはまとめてお祝い予定・・・ってできるのだろうか?

あっという間に気がつけば6月。まだまとめてないけど書いとかないと忘れそうなのでタイトルだけでもアップ。

2005年5月に読んだ本
★『カラフル』森絵都 理論社
★『冬のオペラ』北村薫 
★『君たちに明日はない』 垣根涼介 新潮社 
★『小説以外』恩田陸 新潮社
★『雪の夜話』浅倉卓弥 中央公論新社
★『ミッキーマウスの憂鬱』松岡圭祐 新潮社
★『黒笑小説』東野圭吾

ついでに書きそびれてた、4月に読んだ本も追加。
★『中島みゆき おとぎばなしのゆくえ』藤田ひろみ 
  4月8日の日記に感想あり。

★『下妻物語』嶽本野バラ
めちゃめちゃおもしろかったです。そのうちいつか映画も見てみたいものです。

★『野ブタ。をプロデュース』白石玄
★『となり町戦争』三崎亜紀
  4月○日に感想あり。いつ本屋へいっても『となり町戦争』がとっても目立つところに平積みされてます。売れてるのか?

★『エミリー』嶽本野バラ
この口調(っていうのか?)、嵌ります。ぼちぼち読んでいきたいと思います。

なんか他にも読んだ気がしないでもないんだけど・・・・・・???

現在、加納朋子さん新刊『てるてるあした』読書中。あの『ささらさや』の続編です。やっぱいいよなぁ〜
あっという間にまた1週間経過。振り返って埋めようと思っても覚えてないし。大丈夫か?わたし。

で、頼りない記憶を頼りに思ったこといろいろ。
おめでとうございます。荻原浩さんの「明日の記憶」が山本周五郎賞受賞です!同時受賞はちょうど先日読んだ垣根涼介さん、「君たちに明日はない」だそうで。どっちも楽しませてもらいました。これからのご活躍にますます期待です。個人的には「明日の記憶」の前に出た「僕たちの戦争」が大好きなんだけどな。

ついでに最近読み終わった本がこちら。
★『小説以外』恩田陸 新潮社
恩田さん初エッセイ集ということで、すごく楽しみにしてました。恩田作品と出会って5年くらいになるんですが、ほんとうにあの時期に出会えてよかったなぁと。じゃないととても追いついていけないし(笑)ほんと休む間もなく次々とおもしろい作品を発表してくれて有難い限り。いよいよ『光の帝国 常野物語』の続編も出るみたいですね。本書の中で『光の帝国』について書かれてた部分読んだだけで胸がジーンとするくらい大好きなのです。これはすっごく楽しみ。これからもがんばって追いかけますよん。あら、これでやっとすべて読んで追いついわと思ったら『恐怖の報酬』が抜けてたわ!

★『雪の夜話』浅倉卓弥 中央公論新社
朝倉さん3作目です。今回も静かなお話です。正直途中あまりに退屈すぎて読むのがしんどかったのですが、それを乗り越え読み終わるととてもいい読後感に浸れます。そういえばデビュー作『四日間の奇蹟』が文庫本100万部突破、映画化だそうですね。すごっ。個人的には2作目『君の名残を』が一番おもしろかったです。

★『ミッキーマウスの憂鬱』松岡圭祐 新潮社
松岡さんも垣根さんと同じく気にはなってたけど読んでない作家さんでした。今回やはりタイトルに惹かれ(恩田さんもかかれてましたが『タイトル』ってすごくポイント高いと思いますよん)東野本の横にあったので思わずお買い上げ。本に呼ばれたんでしょう。大当たりです!なんと舞台はあの東京ディズニーランド。TDL大好きですから、頭の中で一緒にディズニーランド走り回ってました。あのTDLの裏側が楽しめますよん。とはいえ、読みながら最初のうちはこんなのばらしていいのか?まさか出版差し止めあり?なんて半分心配してました。で、読み終わるとこれは文句言えないだろうなと。現実も受け入れられる大人のTDLファン必読です。子供たちはもっと大きくなってから読んだ方が吉。

あ、それからやっとナナを獣医さんに連れてって狂犬病やら予防注射やらフィラリアやらといろいろ手配。お支払い4万円也〜。ただでさえ今月は税金の支払いで生活苦しいというのに(税金引かれてるのをすっかり忘れてて貯金通帳見たとたん「わ、スキミング被害受けた!」とマジ慌てた)なぁ、とほほのほ。
あぁ、現実逃避が進む(笑)

★『君たちに明日はない』垣根涼介
以前から読みたいなと思ってた作家さんでしたが、なかなか縁がなくて読んでなかったのですが今回あまりにタイトルに惹かれたので初めて手に取りました。そしたら大当たり!おもしろいです。主人公の職業は代行リストラ屋さん。こういう時代だから企業もみんなまとめて面倒みるのはしんどい、とはいえ会社が直接首にするわけにもいかない、なんとか相手からやめてもらうようにと。そういう専門の会社があって(ほんとにそんなのあるのだろうか?)そんなお仕事の会社の社員が主人公。タイトルそのまんまだがや、ってなんで名古屋弁?(←ACT4の名古屋編がすごくおもしろいから。そしてラストACT5がまたいいっ!)。とにかく読後感最高。とにかく登場する女性がみんないいんです。リストラ要因の女性はもちろんほんのちょい役の専業主婦の彼女もすごくかっこいいし。みんな、大好きだー。若いだけが女じゃないぞー、って感じでしょうか。え?そんな物語じゃないですか、すいません(笑)

★『冬のオペラ』北村薫
北村さんの文章ってほんとうに素敵。『言葉のリレー』というのが出てきた時、みゆきさんの曲に『命のリレー』を思い浮かべ、言葉を操る人の表現力のすごさにジーンとしてたり。北村さんの文章大好き。って全然感想になってません。時間切れ〜
ウイルスバスタートラブルで、読了本一覧もすべてパー。といっても2年ほど前から読み終わった本のタイトルを一覧表にしてあっただけだけど。幸いこの日記の月末にその月に読んだ本まとめてあるのでそれから拾ってけばなんとかなりそう。こっちで書いてあって助かりました。

ということがあるので、先日のみゆきさんのコンサート感想も書いておこうとおもうのだけどまだ。そういえばむか〜し(1980年代)のみゆきさんコンサート簡単感想もすべて飛んじゃったんだっけ。記憶を頼りにまとめたんだけどその記憶もほとんどもう残ってないし。パソの中にあれば邪魔にならないしなくすこともないからと思ってたら、こういうことがあるのね。といってバックアップとってたとしてもどこかにやってしまう可能性大だし。もっとかたづけてシンプルな生活しないとダメダメ。ただでさえ時間少ないからなるべく無駄を省かなきゃ・・・とわかっているけどこれがなかなか。とにかく今はどんどん処分していこう

・・・ってなかなかすすまないんだな、これも。あら、思いつくままに書いてたら読了本書く時間が。これもまた後日追記します。要領悪すぎ、おまけにテンション落ちまくりだったり。ぐた〜
この歌のタイトルって「伝説」っていうのか(おいっ)。なんでこの歌詞でタイトルが「伝説」になるんだろ?(←今「伝説」が流れている)

★藤田ひろみ『中島みゆき おとぎばなしのゆくえ』読了。
FMIYUKIで御一緒させていただいてたひろみさんの第2作目です。みゆきさんの歌の解釈って見方、聞き方によっていろんなように思えてくるから不思議。何年、何回聴いてても、ふとある日同じ歌なのにいつもと全然違う意味に聞こえてきたり。だから自分が受け取った感想を文字で文章に表現するのは結構難しいし、そんなひとりよがりの文章を人に読んでもらい多少なりとも気持ちをわかってもらうのはかなり大変。微妙な表現できずかえって誤解与えてしまうのともあったり。

なのになのにそれが嵩じて『出版』のきっかけになるなんて。でちゃんとまとめ上げてこんなにおもしろく読ませてくれるなんて!(しかも今回2作目)すごいわ、ひろみさん!

とても興味深い内容でした。おもしろかったです。ひろみさんの文章、受け取り方はFMIYUKIの時から大好きだったので、読みながら「そうそう、そうなのよっ!」とか「あ、そうとるか、へぇ〜」「あ、そうか!」とかいろんな発見あったり感心したりでとても楽しい読書でした。みゆきさん関連の本、結構出版されてますがひろみさんの本すごく読み応えあります。みゆきさんファンにはお薦めです。

時間なくなったからタイトルも「伝説」からこっちにしとこ。
http://www.hontai.jp/

昨年度大賞作品の『博士の愛した数式』がすごくよかったし候補作に選ばれてた10作品はとてもおもしろそうな本ばかり。何作か手に取ってみれば、さすが書店員さんお薦め本は外れがない!と大当たり。だから今年もすごく期待してました。

1、2、3、5、7位は読みました。全部おもしろかったしいい作品ばかりでした。この中であえてわたしが順位をつけるとするなら3、1、2、5、7かな。『家守綺譚』がすごく心に残ってるのです。あの雰囲気、読後感、そして今でも後を惹いてるこの感じはいったいなんなんでしょ?って感じ。あの不思議な、しかもどちらかといえばわたしが苦手な設定の物語なのに、よかったんですよね。そういえばこの本読んだ時もなーんもやる気なくて沈みがちだった気が。読んでてなぜかすごく癒されたように思ったような?。また再読してみよう。

そして、『夜のピクニック』。恩田作品は大好きなので、今回の大賞受賞はすごく嬉しいです。『博士の愛した数式』がすごく売れてるようなので(本屋さんで確認するたびに重版されてるもの)これもいっぱい売れるといいなぁ。そして恩田作品を読んでみようと思ったら次は『光の帝国〜常野物語〜』を是非。わたしはこれで恩田陸にはまりました。

そして、『明日の記憶』。候補作に選ばれた時はこれより『僕たちの戦争』の方がいいのでは?(長すぎか?)とも思ったのですがこんな上位になってくれたなんて。すごく嬉しいです。そういえば『誘拐ラプソディ』に続いて『神様から一言』も待望の文庫化。『噂』も早く文庫にしてほしいよなぁ。

ただ今『下妻物語』読書中。おもろい(笑)
うぅ、あっという間に月日が過ぎていき、気持ちばかり焦る今日この頃。あれもこれもしなきゃいけないんだけど、やる気がほんとに出なくて。そのうちまた復活するだろくらいに思ってたけどその気配なし。なんかもう思いっきり疲れた、って感じ。とはいえそんな疲れるようなことはしてないんだけど。まじ更年期?いやん。

がんばれ、わたし。ということで、とりあえず3月に読んだ本だけ書いときます。
★『カレーライフ』竹内真 集英社
★『犯人に告ぐ』雫井修介 双葉社 
★『ユージニア』恩田陸 角川書店 
★『ぐるりのこと』梨木香歩 新潮社

個別の感想書く気力が…あぁ。でもすべていい本ばかりでした。
これからも追いかけたい作家さんばかりです。

そういえば、最近目の疲れがひどくて。以前はなーんともなかったのに本読むときめがねかけてると字がかすんでみえにくくて。はずした方が読みやすくなっちゃった。これって老眼ていうやつ?。すっごいショック。老後はゆっくり本読めるわ、なんて思ってたけどそれまで体大丈夫か?なんて思ったり。あら、またマイナス思考、やーね。

でもいいことも。みゆきさんのコンサートチケットが届きました。いよいよもうすぐです。落ち込んでる場合じゃないぞ、と。
またがんばって更新して行こう。
お彼岸越えたら暖かい春が…って思ってたのになんでこんなに寒いのよっ、と何に対しても怒りをぶつけてしまう今日この頃。次女にまで「ママはストレスたまってるからすぐ怒るねん。ってみんな言ってた」なんて言われる始末(で、ストレスって何なん?みんなって誰?と聞くと「わからへん。忘れた。」だと)

確かにストレス溜まりまくりです。原因はやっぱりこれ。
『いったいいつまでこんなにめーいっぱいの働きづめ生活を続けなければなんないの?異常すぎだって!わたしはいったいなんなのよーっ?』とにかくこれにつきるんですよ。『毎日真面目に働いて生活していく。これ当たり前。そうか?毎日結構楽しいで。あんたは○○さんで僕の奥さんで子供たちのお母さん(にっこり)以上!』(←かなり要約)。そんなことはわかってるって!ますます、きぃ===っ!!!!!だわ。あぁ、書いてて虚しすぎ…。やってられませんよ、ったく、ぶつぶつ。

***
雫井修介『犯人に告ぐ』、恩田陸『ユージニア』読了。
なんか『犯人に告ぐ』の劇場型犯罪捜査が今話題のフジライブドア闘争に重ってしまうのはわたしだけ?で、わたしの中では主人公=堀江さん、植草=外野マスコミなんだよなぁ。堀江さん見てると、もう気の毒で、気の毒で。津田さんみたいな人いるのかなぁ、いたらいいなあって思いましたよ。いつの間にか気持ち的に「負けるな、堀江さん」になってるわたし(じゃ犯人=日枝か?と言うツッコミはなしで。日枝さんはどっちかというえば曾根のイメージだな。って読んだ方でも意味不明ですよね(笑))

で『ユージニア』。「恩田版ツインピークス」とも聞いてたのでめちゃめちゃ期待してました。それにしても凝った本ですね。表紙とか印刷とかその他いろいろ。自分だけでは全部気づいてないと思う。図書館で借りないで買って〜って声が本から聞こえてきました(笑)それぞれの感想はまた月末に。
なんか最近テンション落ちてて、何をするにもおっくうで。だから深夜は何もせずに『24』を見てるぐらいが丁度いいのかもね。映像って楽。なんて思ってたんですが、もしかして『24』のせいで睡眠不足になってるんじゃ・・・と今頃気づいたわたし。現在午後9時まで終了。あともう少し。すでにお肌ぼろぼろ。無理が効かなくなってるよなぁ・・・

と、そんなときに読んだのが大好きな荻原浩さんの最新刊(といっても昨年10月出版)『明日の記憶』。
テンション落ちまくってたんですが、読み始めたらもう進む、進む。巧いわ〜。それにしても他人事とは思えないこの物語。いろんなことを思いながら(考えさせられながら)読了。やっぱり荻原作品はいいです。昨年の伊坂さんみたいにブレイクして欲しいなぁ。本屋大賞の発表がすごく楽しみです。

今月はほとんど読んでなかったのですが、『明日の記憶』でまたぼちぼち読んでいこうって気になってきたのでまたぼちぼち読み始めます。「24」ももうすぐ終わることだし。

ということで、2月に読んだ本です。
★『時計を忘れて森に行こう』光原百合
わたしもこういう集まりに参加しての〜んびり過ごしたいぞ〜ってどれだけ思ったか。いいなぁ、この雰囲気。とにかくタイトルが綺麗。惹かれるタイトルってありますよね。今話題の『今、逢いにゆきます』も「行きます」だったらなんてことないんだけど「ゆきます」となるとすごく惹かれますよね。日本人でよかったなと思う瞬間でもあります。そういえば娘この本買ってたけど、読んだのだろうか?読んでないほうに全部だな、ったく。(←人のことは言えない)

★『六の宮の姫君』北村薫 創元推理文庫
シリーズ4作目。前作『秋の花』を読んでから偶然にもちょうど1年経過してしまいました。「私」も最終学年。卒業を控えて、卒論やら就職活動の時期に入ってて、卒論のテーマに選んだのが『芥川龍之介』。もう、わたしの全然知らない世界が延々続く展開なので読んでても全然意味わかんないのですが、わからないなりの心地よさも感じてしまうのはやっぱり北村薫作品のこのシリーズだからでしょう。なんで「私」があんな有名人と意気投合できるんだろ?ってずっと不思議でしたがここにきて、そんなにあなたたち気が合ってたのねって思ったし。それにしても最後のオチ(?)が理解できないわたしって・・・救いようのないバカ?あぁ、悲しい(_;

★『明日の記憶』荻原浩 光文社
若年性アルツハイマーを発症してしまった49歳の男性が主人公の物語です。読んでて人事とは思えず自分に置き換えてしまいどんどん不安募ってきて。でもどうしようもできなくて。と、すごく悲しくて辛い物語なんだけど荻原さんの文章がとても軽快でテンポがよくてその明るさに救われます。巧いよなぁ。荻原さんの文章大好きです。
ほんとに何してるんだろ?わたし、って感じで毎日が「あっ!」という間に過ぎていきます。実は今日は2月5日。とりあえずこれだけ更新しとこ。ってことで、1月に読んだ本行きま〜す。っていうほどの数じゃない、ページ数は結構あるんだけど。

★『家族狩り』天童荒太 新潮文庫
  『幻世の祈り(家族狩り 第一部)』 
  『遭難者の夢(家族狩り 第二部)』
  『贈られた手(家族狩り 第三部)』
  『巡礼者たち(家族狩り 第四部)』
  『まだ遠い光(家族狩り 第五部)』

なんだかなあ……です。なんかなんかなんだかなぁです。って気持ちうまく表現できる文章が書けないだけなんですが。読みながらもいろんな登場人物に文句いいまくりだったし、読み終わって思い返してる今も、やっぱりそれはおかしいんじゃない?なんでこうなるの?どうして?と考えてしまうことが多くて。誰に対して、何に対してかというのを書いてないから意味不明すぎて申し訳ないんだけど書くと差し障りありまくりだし。で、そう思っていまう自分がまた嫌にもなり。でもやっぱりわたしはそこまで優しく?なれないし。あー、やっぱりこんな世の中変だ!嫌だ!それならわたしは日本脱出する(いやしないけど)、って何もかも世の中のせいにする風潮が一番嫌なのにそういうふうに思うわたしって…あぁ、やっぱり嫌。って久々に出てきて意味不明な文章書いてすいません。本編はともかく(おいおい)、このシリーズは一部毎に天童さんのあとがきが書かれてて、一部読み終えた後それを読むのが毎回すごく楽しみでした。次はどんな作品が読めるのかすごく楽しみ。ずっと読み続けていきたい作家さんだよなぁ。

★『暗黒館の殺人(上)(下)』綾辻行人 講談社ノベルス
お約束!って展開目白押しですっごく楽しめました。もうお腹いっぱい、あー、おもしろかった。もうこんなの大好きです。こんなに楽しめたわたしは作者にとっては、ネギどころか鍋まで持ってくる大カモかも。最近もう油のりすぎて大変だし。ガーガー。ブクブク。
とはいえ、館シリーズを読まれたことのない方はいきなりこれじゃ大変ですので(長すぎ〜)、興味ある方はまず『十角館の殺人』からどうぞ。おもしろいですよ〜
おもしろかった〜〜〜!やっぱこのシリーズは楽しいっ!もう堪能させていただきました。未読の『黒猫館』『人形館』も早く読まなきゃ。タイトルにびびってる場合ではないです。でも『殺人鬼』だけは一生読ま(め)ないだろうなぁ、多分(A^^;

ちょっと出遅れましたが、2005年本屋大賞ノミネート10作品が発表されました。以下の10作品です。

『明日の記憶』  荻原浩  光文社
『家守綺譚』  梨木香歩  新潮社
『黄金旅風』  飯嶋和一  小学館
『そのときは彼によろしく』  市川拓司  小学館
『対岸の彼女』  角田光代  文藝春秋
『チルドレン』  伊坂幸太郎  講談社
『犯人に告ぐ』  雫井脩介  双葉社
『袋小路の男』  絲山秋子  講談社
『夜のピクニック』  恩田陸  新潮社
『私が語りはじめた彼は』  三浦しをん  新潮社

わたしが読んだのは『家守綺譚』『チルドレン』『夜のピクニック』の3冊。すべてすごく良かった作品ばかりです。『明日の記憶』(うわっ、嬉しい!)と『犯人に告ぐ』はそのうち読む予定だったのでこれはますます期待しちゃいます。あとの5作品もきっとおもしろいんだろうなぁ。大賞発表が楽しみです。(余談:わたしの予想では石田衣良『約束』だったんだけどなぁ。やっぱわたしの感は全然当らない(笑))

歌姫 Live in L.A.

2005年1月7日 読書
DVD ヤマハミュージックコミュニケーションズ 2004/12/23 ¥2,100歌姫 銀の龍の背に乗って 囁く雨 地上の星

4曲入ってますが『歌姫』ばっかり繰り返し観てます。やっぱりライブ映像はいいよねぇ。素敵すぎます、みゆきさん。で、この『歌姫』も含めたLAライブ盤がCSとかでお正月に流れたんですよね。CSって何?美味いのか?というわたしはとーぜん観られません。でもTBS系列地上波でも5日に短縮版だけど同じような放送があると知りず〜〜〜っと楽しみにしてたんです。5日朝、録画の為朝刊テレビ欄を確認するとなんと関西ではみゆきさんじゃなくてたかじんの番組になってるじゃありませんか!そ、そんなぁ……、シロナガスがっくり(_; 確かにたかじんさんの番組もおもしろくて好きだけど今回ばかりは別。なんでこんなとき独自路線を走るんだ〜、毎○放送のバカ。いつか関西でも放送してくれるんでしょうか?トホホ。(内緒の話、CQ、CQ、誰か録画ダビングできません?)

***
気がつけば年が明けて1週間経過。
みなさま、明けましておめでとうございます。って遅すぎか?
今年のお正月は外泊が一切なかったので、嘘みたいにの〜んびりできました。朝からナナの散歩がてら小一時間かけて近所の神社巡りしたり(台風以降散歩がおろそかになってナナの体重が3キロも増加。一割増しになってたし。そういえば初詣なんて5年以上ぶりだわ、わたし)、ゆっくり明るいうちに家族でお買い物。やっと主人のスーツも新調出来たし、銀行に行って暗証番号も教えてもらえたし。ほんとにのんびりできたいいお正月でした。でも2キロ太った。ま、ストレス全くなく食べて食べて寝ての繰り返しだから当たり前といえば当たり前か。

芥川賞、直木賞候補発表されましたね。芥川賞は全く興味なかったんですが候補作の中に『野ブタ。をプロデュース』を発見。これ読みたいと思ってたんですよ。へぇ、こんな候補になってる作品なんですか。しかももし受賞されたら男性では最年少受賞になられるとか。さて、どうなりますか。で、直木賞。候補作はこちらの7作品。

☆伊坂幸太郎「グラスホッパー」(角川書店)
☆岩井三四二「十楽の夢」(文藝春秋)
☆角田光代「対岸の彼女」(文藝春秋)
☆古処誠二「七月七日」(集英社)
☆福井晴敏「6ステイン」(講談社)
☆本多孝好「真夜中の五分前」(新潮社)
☆山本兼一「火天の城」(文藝春秋)

嬉しいのは古処作品が候補になってること。どうしても戦争を扱ったものには手が伸びなくなって最近の作品は未読なのですが、この方の考え方、訴えてくるものは大好きなので食わず嫌いやめて読めば絶対当たりだとは思ってるんだけど(A^^; 是非また『少年たちの密室』のような分野の作品も書いて欲しいです。いったいどんな方なのかとも思うし、もし受賞してテレビ画面で見られたらとっても嬉しいし。ということで、審査員の先生方、よろすく。って、わたしが、この話題に出すとぜ〜ったい受賞できないっていうジンクスあったなぁと今気づく。でもせっかく久しぶりに書いたからこのままアップ。ごめん、古処さん。
あっという間に気がついてみれば大晦日です。相変わらずギリギリまでお仕事中。月末だし年末だしってことで先延ばししまくってた伝票整理とかの雑用をさっきやっと終えました。これでお仕事関係の遅れはないはず。ほっ。とはいえ家のお掃除は、やっぱり全然できてません。それでも昨日年賀状書いたし今日はお節調理も届いた。お正月準備の買出しも昨夜ギリギリで行って来れたし。今日は子供たちは実家のお餅つきに行きました。なんとなく年越しなのね、って気分になってきました。今年はほんとにいろんなことがありすぎました。そしてやっぱり来年もまだまだ落ち着けそうもないんだなぁ…。ま、やるっきゃない!んです。今は。

月末なので今月読んだ本行きま〜す。あ、『家族狩り』はまだ2部の半分くらいです。(ほんとに予定は未定。で、いっつもこんなものです、はい)

★『空中ブランコ』奥田英朗 文藝春秋 
祝!直木賞受賞(パチパチパチ)。次は誰が当るかと思ってたら石田さんに続いて奥田さんが抜け出しましたね。もしかして紅白の審査員?と思ってたりもしたんですが今回は入ってませんね。残念。とにかくこれ、めちゃくちゃおもしろいです。大好き。

★『スパイク』松尾由美 光文社文庫
みゆきさんの夜会『24時着0時発』観ながら、この物語の最後の一行を思い出してすごく幸せ気分になれるわたし。もちろん全然別物の物語でなんの共通点もないのですが。それにしてもいい時期に読んだなぁと思います。そう『いろんな出会いで人生は動く』(←さとなおさんさなメモより。最近すごく印象に残った文章です。わたしも今年新しい事をはじめたからよけい実感させられました。)んですよね。で、進んでいくのは、誰でもない自分自身。ということで、なりたい未来(お休み、お休み、お休み…(笑))目指してがんばろ、っと。

★『高く遠く空へ歌ううた』小路幸也 講談社 
デビュー作に続いて2作目です。実はわたし小路さんのネット日記隠れファンなのです。日記から伝わってくる考え方とか思いとかにすごく共感させられるのですよ。そんな想いが小説にも織り込まれて伝わって来ます。やさしい世界の不思議な物語です。

★『生首に聞いてみろ』法月綸太郎 角川書店
あちこちの今年のベストテンでトップ独走?って感じだったので手に取りました。なるほど、ミステリ好きには「えー!」「ほぉー!」「うわーっ!」と思われるのは確かだな、かなりの前評判にも大納得。でも前半超退屈で挫折しそうでした、わたし。挫折しないでよかった。

★『幻影のペルセポネ』黒田研二 文藝春秋
ネット通信されてる方ならおもしろく読めると思います。ネットゲームというものを全然知らないわたしでも状況がちゃんと入ってくるし。時間さえあればわたしもやってみたいかも。なんか楽しそうな世界ですね。それにしてもよくもまぁこんなわかりにくい状態を、文章でわかるように説明できるものだなぁと、感心しながら読了。さすがプロ。え?感心するところが違いますか?

★『蛍坂』北森鴻 講談社
ほんとにこのシリーズはいいですね。近くにこんなお店&そんな人がいたら人生どれだけ有難いか、です。

★『残虐記』桐野夏生 新潮社 
12月21日の日記参照。これはわたしにはダメでした(^^;

★『さまよう刀』東野圭吾 朝日新聞社
わたし、こういうテーマは嵌るんですよ。だから大好きな東野さんがどのようにこの物語を着地させるのだろうかと思いながら、もうドキドキハラハラ。あっという間に読まされました。で、こうしましたかと。思うことはいろいろありすぎるくらいなのですが、素直な感想書くとそれが即ネタバレになりそうなので、自粛。うぅ、ネタバレで思いっきり話したいっ!

で、今『家族狩り』読書中なのですが、『さまよう刃』『家族狩り』ととにかくテーマが重すぎて。新しい年を迎えようとしてるのに天気は悪いし寒いし。暗く押しつぶされそうな気分になっています。こんな気持ちで新年迎えるのはちょっと嫌かも、って五部までたどり着けなかったわたしが悪いんですね、すいません。

しつこいようですが、今年は我が家にとってはほんとうにいろんな意味で大変な年でした。でも振り返ってみればあっという間の一年。まだまだしばらくはゆっくりできそうもありませんが、お正月だけはちょっとだけのんびりさせてもらいます。いっぱい寝るぞ〜(笑)

ではでは、みなさま、良いお年を。来年もよろしく。
小泉今日子と柄本明で映像化された川上弘美『センセイの鞄』、以前録画して見よう見ようと思いつつついつい後回しになってたんですが今回やっと見ることができました。最初のうちはどうしてもキョンキョンと柄本さんにしか見えなかったのですが、見ていくうちにだんだん月子さんとセンセイに、見終わる頃にはこのお二人がすっかり原作に同化してました。原作のなんともいえないよい雰囲気がすごく出てて、見終わった後の余韻もすごくよかったです。これは見てよかった。

で、最近読んであちゃー(><)と思ったのが桐野夏生『残虐記』。もう読んでて吐き気しそうでした。だったら読むなよ、ですが、それでも読ませられてしまう(超斜め読みだけどね)のが桐野さんの文章力、想像力、実力なんだろうなぁと。途中でやめることができないのです。でもなぁ。。。やっぱ読まなきゃよかった…。普通ならタイトルで敬遠できたのに話題に負けて興味示したのが間違いだった。これはきつい、あんまりだー、そんなこと絶対あるはずない!といいたい。(って読まなきゃ意味不明だよね、でも絶対薦めたくないし。あぁ、ジレンマ)。でも『OUT』とかは大好きですよ、わたし。今まで読んだ桐野作品すべて○だし。でもこれはダメダメだ、わたしには。

で、気分転換になんか楽しそうな本を、と選んだのが光原百合『時計を忘れて森へいこう』。もうタイトルからして正解って感じですね(笑)

と、これを読んでる途中手に入ったのが大好きな東野圭吾最新刊『さまよう刃』http://books.rakuten.co.jp/namamono/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1740702 待ちに待った東野さんの新刊です。大事に後でゆっくり読むつもりがちょっと読み出したら止まりません、気がついたら3分の1超えてるし(あー、もったいない)。『手紙』のテーマといい今回のテーマ(ここで思い出すのが貫井徳郎『殺人症候群』。これも最高によかったよなぁ)といい、東野さんがどう物語を着地させるかすごく楽しみっ。さて、どうする?どうなる?

って、こんな事してる場合じゃない、あれもやらなきゃこれもやらなきゃとやっとみゆきさんのDVDを中断したのにこれじゃ意味ないよなぁ……。ま、いっか。
今日は主人早朝より出張、わたしはその代わりに休日出勤で普段より一時間早出。なのに、前日録画した『二つの塔』(前も見たのになぁ)を深夜12時すぎから見始めたら止まらなくり結局最後まで見てしまった。時計を見てびっくり、3時過ぎてるやん(真っ青)

あ〜ぁ、今日は神戸の方で美味しい中華で忘年会しましょうってお誘い受けてたのになぁ、残念。ほんとに今年は例年以上に働きづめの年でした。もう疲れきってるので来年のお正月はどこへも行かずに家でゆっくりのんびりの予定。大水害で余裕もないことだし。でもこのままだと掃除&片付けで終わってしまいそうなやな予感が…

***
11月読めなかった反動か、はたまた現実逃避?かで最近読書が進む進む。もう片っ端から攻略中。松尾由美『スパイク』、小路幸也『高く遠く空へ歌ううた』、そして今年の超話題作法月綸太郎『生首に聞いてみろ』、黒田研二『幻影のペルセポネ』読了。すべて◎、大満足。
そして現在北森鴻『蛍坂』読書中。あぁ、香菜里屋におせち料理頼みたい(笑)
昨日偶然タイミングよく職場に常連のお客様がケーキの差し入れを。わ〜い、ってことでその場で1個。夕方小腹が空いたので1個。だって余ってたんだもの。帰宅すると長女から前々から食べたいって言ってたコンビニの肉まんのプレゼント。次女は絵&メッセージのプレゼント。有難く頂いてから夕食もしっかり食べた夜9時半。主人がケーキの箱抱えて帰宅。うぅ・・・。でも食べた。さすがに2個は無理だったが。

最近ちょっと落ち着いてきて気もゆるんだせいもあるのか、はたまたこんな食生活が影響してるのかで一気に体重2キロ増…。主人はじめご近所さんみんな疲れきってげっそりされてるというのに。もしかしてわたしは人生最大のダイエットチャンスを逃してしまったのかも。このまま年末年始に突入するのがこわい。正月には25年ぶりくらいに同窓会もあるというのに。いいのか?と思いながら昨日の残りのケーキをおやつに食べながら書いてます。ありゃ。

お馴染みHP「なまもの!」の新刊入荷速報みてびっくり!待ちに待った荻原浩『誘拐ラプソディー』の文庫版が10月に出てるじゃありませんか!全然知らなかったわ。嬉しいっhttp://books.rakuten.co.jp/namamono/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1719784
これすっごく面白いんですよ。大好き。それにしてもこの表紙、えらいハードボイルドタッチの雰囲気ですね。それ期待して買ったらひっくり返りますよ。でも買って絶対損なしです。これ、ほんとに面白いからたくさんの人に読んで欲しいなぁってすごく思います。そしてこの帯の文句が最高に巧い。ほんとバカなんですよ。

帯の文句といえば、こちらも待望の文庫化『永遠の仔』。5巻に分かれて文庫化されたんですがそれぞれの帯の言葉読むだけでジ〜ンと来てしまいます。ちなみにこんな文章なのです。

永遠の仔(1)再会『再会は地獄への扉だった。』
    (2)秘密『深い闇を覗いてしまうと、二度と元には戻れない。』
    (3)告白『人は救いを求めて罪を重ねる。』
    (4)抱擁『一人ではない――その想いだけで生きていける。』
    (5)言葉『人は誰しも、永遠の仔。』

もう、これだけで再読した気分になれるくらい巧いなぁと感心しちゃいます。ほんとにこれは名作だよなぁ。思い出すだけでジ〜ン。

松尾由美『スパイク』読書中。
ちょうど今読んでるのが奥田英朗直木賞受賞作『空中ブランコ』。めちゃめちゃおもしろいです。その中でも「ハリネズミ」が最高に受けました。もうどんなに笑ったか。あと2作残ってるけど続き読むのが楽しみ。読みながらこのシリーズドラマ化したらおもしろいだろうなってすごく思います。今のところわたしの頭の中では伊良部先生はあの阪神タイガース伊良部投手で動いてます(笑)

ぼちぼち家の片付け開始。昨日は玄関終了。今晩はシューズボックス整理だな。というふうに少しづつ下から順番にやって行けば今月中に家中片付くはず。あ、でも今夜は居間の敷物換えようって朝言ってたっけ。となると…あぁ、考えるだけで疲れてきたわ(ダメやん) 

1 2 3 4 5 6 7 8 9