「誘惑」重松清『かっぽん屋』読了
2003年10月27日 読書ドラマ化された『かかしの夏休み』を読もうと思ってたのにその横にあった『かっぽん屋』の方になぜか手が伸びて読むことに。本が呼んだのでしょうか?
わたしは、文庫本の裏表紙に書かれてる内容紹介ってたまにとんでもないネタバレがあるよなぁって思ってるので、読む前はめ〜ったにそれを見ません。ま、好きな作家さんは名前だけで『読もう!』になるからよけい見ること少ないんだけど。で、今回もなんとなく、あ、印刷屋さんの話かな?ぐらいで読み始めたので(それは「活版」(かっぱん))もうびっくり。なんじゃこりゃ?!
とにかくこの勘違いで最初から、なんだこの出だしは?とおおいに不安にかられながら読み始めたのですが、重松作品やっぱりとってもおもしろいんです。8編からなる短編集なんですが、いろんな雰囲気の重松作品が堪能できます。おまけに著者ロングインタビューまで掲載されてすごくお買い得感ある一冊だったのです。
で読んでて特に気になったことが二つ。もし知ってれば教えてください。
『大里さんの本音』という作品(もう、大笑い!)があるのですがこれテレビ番組「世にも奇妙な物語」でドラマ化されてたそうです。いったいこの大里さん役を演った俳優さんは誰なんでしょう?
『失われた文字を求めて』(これも大笑い!でもちょっとブラック)の中で、「本を読むときは左利きが有利、なぜなら右利きの人よりページをめくるのにロスが少ないから」というようなのがあったのです。で、それを読んでなんか違和感感じたのでわたしはどうだろうか?と自分自身でやってみると、わたし右利きなんですが、ページめくる時は左利きです。で、表が逆方向の本(左から右に読む本)ならどうかとやってみると、やっぱり左手でページめくる方がしっくりくるんです。おぉ、みかんの皮むく時とおんなじだ!。(典型的右利きなんだけど、唯一みかんの皮だけは左手有利だったんです)
となんか新発見した気分。みなさんも是非お試しを(^^)
え、そんなことはどっちでもいい?それより、今は『虎』か『鷲』だって?
確かに(笑)がんばれ〜、阪神タイガース!!!
わたしは、文庫本の裏表紙に書かれてる内容紹介ってたまにとんでもないネタバレがあるよなぁって思ってるので、読む前はめ〜ったにそれを見ません。ま、好きな作家さんは名前だけで『読もう!』になるからよけい見ること少ないんだけど。で、今回もなんとなく、あ、印刷屋さんの話かな?ぐらいで読み始めたので(それは「活版」(かっぱん))もうびっくり。なんじゃこりゃ?!
とにかくこの勘違いで最初から、なんだこの出だしは?とおおいに不安にかられながら読み始めたのですが、重松作品やっぱりとってもおもしろいんです。8編からなる短編集なんですが、いろんな雰囲気の重松作品が堪能できます。おまけに著者ロングインタビューまで掲載されてすごくお買い得感ある一冊だったのです。
で読んでて特に気になったことが二つ。もし知ってれば教えてください。
『大里さんの本音』という作品(もう、大笑い!)があるのですがこれテレビ番組「世にも奇妙な物語」でドラマ化されてたそうです。いったいこの大里さん役を演った俳優さんは誰なんでしょう?
『失われた文字を求めて』(これも大笑い!でもちょっとブラック)の中で、「本を読むときは左利きが有利、なぜなら右利きの人よりページをめくるのにロスが少ないから」というようなのがあったのです。で、それを読んでなんか違和感感じたのでわたしはどうだろうか?と自分自身でやってみると、わたし右利きなんですが、ページめくる時は左利きです。で、表が逆方向の本(左から右に読む本)ならどうかとやってみると、やっぱり左手でページめくる方がしっくりくるんです。おぉ、みかんの皮むく時とおんなじだ!。(典型的右利きなんだけど、唯一みかんの皮だけは左手有利だったんです)
となんか新発見した気分。みなさんも是非お試しを(^^)
え、そんなことはどっちでもいい?それより、今は『虎』か『鷲』だって?
確かに(笑)がんばれ〜、阪神タイガース!!!
「誘惑」恩田陸『まひるの月を追いかけて』読了
2003年10月24日 読書ほんとは今日のタイトルは【兄貴ぃぃぃいいい!!(またまた某若奥様よりぱくり) 】にしようかなと思ったんだけど、さすが3日連続パクリはなぁ(A^^;・・・と思い自粛。ってここで書けば同じか?あぁ、わたしも『ばんざいか』貼り付けたいなぁ。お!新バージョンも登場してる!またまたかわいいじゃないですか!HPをお持ちの方いかがですか?興味のある方はこちらです。http://homepage1.nifty.com/ayachi/tora_m.html
でもほんとすごかったですね、昨日の日本シリーズ。ひととおり台所仕事も片付き、主人がナナを散歩に連れ出したと同時にテレビをつけたのです(それまではラジオで聞いてた)。ちょうど10回裏、解説の方が「これは金本、狙ってますね〜」なんて言ってたちょうどあの場面です。そしたら本当に打っちゃったよ、サヨナラホームラン!!!もう、テレビの前で一人大騒ぎ。そしてあの星野監督他みなさんの喜びの映像が次々と。あのカメラワークはすばらしかったなぁ。これぞ真剣勝負。大感動です。
その後も興奮冷めやらずで、録画してた『トリック』のこともすっかり忘れて、久々に夜中までスポーツニュースの追っかけをしてしまいましたよ。オヨヨ(祝!ゆっきさんご出産)
***
恩田陸『まひるの月を追いかけて』読了。
物語の舞台は奈良。だいぶ前に「シルクロード博」っていうのがあって、このとき主人と二人一泊二日でこのあたり行ったんですよね。読みながらなんか懐かしくなって。ほんといいところだったよなぁとしみじみ。読みながらどんなに行きたくなったことか。
というように、わたしも主人公たちと一緒に古都奈良を歩いてる気分で読んでました。これも恩田さんらしい作品だなぁと。それにしても『まひるの月を追いかけて』っていったいなんのこっちゃ?って思ってたけど、読みながらまさにその通りだなぁ、巧い題名だよなぁと感心しちゃいました。ほんとにそんな物語なんです。またまた恩田作品の味わいを堪能させていただきました。それにしても・・・。罪な人だわ、恩田さん(^^;
でもほんとすごかったですね、昨日の日本シリーズ。ひととおり台所仕事も片付き、主人がナナを散歩に連れ出したと同時にテレビをつけたのです(それまではラジオで聞いてた)。ちょうど10回裏、解説の方が「これは金本、狙ってますね〜」なんて言ってたちょうどあの場面です。そしたら本当に打っちゃったよ、サヨナラホームラン!!!もう、テレビの前で一人大騒ぎ。そしてあの星野監督他みなさんの喜びの映像が次々と。あのカメラワークはすばらしかったなぁ。これぞ真剣勝負。大感動です。
その後も興奮冷めやらずで、録画してた『トリック』のこともすっかり忘れて、久々に夜中までスポーツニュースの追っかけをしてしまいましたよ。オヨヨ(祝!ゆっきさんご出産)
***
恩田陸『まひるの月を追いかけて』読了。
物語の舞台は奈良。だいぶ前に「シルクロード博」っていうのがあって、このとき主人と二人一泊二日でこのあたり行ったんですよね。読みながらなんか懐かしくなって。ほんといいところだったよなぁとしみじみ。読みながらどんなに行きたくなったことか。
というように、わたしも主人公たちと一緒に古都奈良を歩いてる気分で読んでました。これも恩田さんらしい作品だなぁと。それにしても『まひるの月を追いかけて』っていったいなんのこっちゃ?って思ってたけど、読みながらまさにその通りだなぁ、巧い題名だよなぁと感心しちゃいました。ほんとにそんな物語なんです。またまた恩田作品の味わいを堪能させていただきました。それにしても・・・。罪な人だわ、恩田さん(^^;
「誘惑」黒川博行『国境』待望の文庫化!
2003年10月14日 読書わっ!『なま新』http://www.na.rim.or.jp/~achi-oya/hiroko/namanew.htmlに黒川博行『国境』が入ってるっ!これ126回直木賞候補にも挙がってた作品で、すごくおもしろいんです。
あの『疫病神』にも登場した日本一不運な男と超常識外れのヤクザの迷コンビがなんと今回は、あの北朝鮮に潜り込むものだからもう大変なんです。普通ならバリバリハードボイルドの決定版って感じなんですが、黒川作品だからもうおかしくっておかしくって。だってあの将軍様でさえ『○○○ブ』と呼び捨て(黒川さんのセンス最高、ゲラゲラ)。いや、笑ってる場合じゃなくてほんとにすごくいろいろ大変なんですがなぜかおかしい、そんな物語。『疫病神』を読んでなくても思いっきり楽しめます。
とにかく待望の文庫化です。とはいえ、お値段1114円と文庫といえど分厚い分ちょっと高め。もちろん価値あるお値段だと思うけど、ここはせめて980円にして欲しかった(←主婦感覚)
わたしがもう一つ文庫化待望してるのが、荻原浩『誘拐ラプソディ』。早く文庫化してくれたらいいのになぁ。荻原作品もおもしろいんですよ〜
***
今日は2ヶ月毎の定期健診日。通院=みゆきさん聞きながらドライブ&病院で読書。お仕事が待ってなかったらこれにゆっくりショッピングが加えられるのになぁ、ちぇっ。せっかく高い高速代出して行くのに。ちなみに高速片道代金がちょうどハードカバー1冊分。往復で、2冊買えるなぁといつも思ってしまいます(←主婦感覚その2)
ただ今、恩田陸「まひるの月を追いかけて」読書中。これ舞台がなんと奈良の明日香村なんです。ということで、明日香ちゃん思い浮かべて読んでます(笑)
あの『疫病神』にも登場した日本一不運な男と超常識外れのヤクザの迷コンビがなんと今回は、あの北朝鮮に潜り込むものだからもう大変なんです。普通ならバリバリハードボイルドの決定版って感じなんですが、黒川作品だからもうおかしくっておかしくって。だってあの将軍様でさえ『○○○ブ』と呼び捨て(黒川さんのセンス最高、ゲラゲラ)。いや、笑ってる場合じゃなくてほんとにすごくいろいろ大変なんですがなぜかおかしい、そんな物語。『疫病神』を読んでなくても思いっきり楽しめます。
とにかく待望の文庫化です。とはいえ、お値段1114円と文庫といえど分厚い分ちょっと高め。もちろん価値あるお値段だと思うけど、ここはせめて980円にして欲しかった(←主婦感覚)
わたしがもう一つ文庫化待望してるのが、荻原浩『誘拐ラプソディ』。早く文庫化してくれたらいいのになぁ。荻原作品もおもしろいんですよ〜
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今日は2ヶ月毎の定期健診日。通院=みゆきさん聞きながらドライブ&病院で読書。お仕事が待ってなかったらこれにゆっくりショッピングが加えられるのになぁ、ちぇっ。せっかく高い高速代出して行くのに。ちなみに高速片道代金がちょうどハードカバー1冊分。往復で、2冊買えるなぁといつも思ってしまいます(←主婦感覚その2)
ただ今、恩田陸「まひるの月を追いかけて」読書中。これ舞台がなんと奈良の明日香村なんです。ということで、明日香ちゃん思い浮かべて読んでます(笑)
「誘惑」横山秀夫『半落ち』読了
2003年10月9日 読書ある方のHPの子猫の写真。もうかわいすぎ!(*^^*)
ペットってほんとうにかわいいよね〜。わたしもナナがいてくれてどれだけ助かってるか。お前は超なごみ系なやつだよなぁ。手はかかるけど。と、また子供たちを思いっきり叱り付けた後、やっぱ言い過ぎだよなぁとナナをなでながら反省するわたし(f^^; あら、今日はもしかして満月?
***
横山秀夫『半落ち』読了。
ちょっと前直木賞選考にあたって、すったもんだの大問題で有名になったあの『半落ち』です。で、そのあおりでネタバレしてたんですが、それでも読んで大感動です!これはいいです。
とはいえ最初のうちは、みんな警察官やら検事やらでいったい誰が誰か登場人物が頭の中でこんがらがって(その上、ネタバレで知ってるし)なかなか進みませんでしたが、中盤をすぎるあたりからどんどん引き込まれ、最後はもう・・・。目次を見るとわかるようにそれぞれの登場人物が中心でその章の話がすすんでいくんですが、この話の持っていき方がすごくいいです。見事にまとまってほんとに巧いったらありゃしない。最後二人の章の何気ない(ってことはないか)会話のひとつひとつ辿るだけで胸に来るものがあるし。もう、いいもの読ませてもらいました!と大絶賛。で、これ映画化決定だそうです。いい作品になる事を期待したいと思います。
初めての横山作品大当たり。最新話題作『クライマーズ・ハイ』がますます読みたくなりました。
ペットってほんとうにかわいいよね〜。わたしもナナがいてくれてどれだけ助かってるか。お前は超なごみ系なやつだよなぁ。手はかかるけど。と、また子供たちを思いっきり叱り付けた後、やっぱ言い過ぎだよなぁとナナをなでながら反省するわたし(f^^; あら、今日はもしかして満月?
***
横山秀夫『半落ち』読了。
ちょっと前直木賞選考にあたって、すったもんだの大問題で有名になったあの『半落ち』です。で、そのあおりでネタバレしてたんですが、それでも読んで大感動です!これはいいです。
とはいえ最初のうちは、みんな警察官やら検事やらでいったい誰が誰か登場人物が頭の中でこんがらがって(その上、ネタバレで知ってるし)なかなか進みませんでしたが、中盤をすぎるあたりからどんどん引き込まれ、最後はもう・・・。目次を見るとわかるようにそれぞれの登場人物が中心でその章の話がすすんでいくんですが、この話の持っていき方がすごくいいです。見事にまとまってほんとに巧いったらありゃしない。最後二人の章の何気ない(ってことはないか)会話のひとつひとつ辿るだけで胸に来るものがあるし。もう、いいもの読ませてもらいました!と大絶賛。で、これ映画化決定だそうです。いい作品になる事を期待したいと思います。
初めての横山作品大当たり。最新話題作『クライマーズ・ハイ』がますます読みたくなりました。
「誘惑」2003年9月に読んだ本
2003年9月30日 読書昨日夜、相次いで入ってくるキャッシング広告のFAX見ながら「あ、もう月末か」と思ってたのにもかかわらず、今日も「あ!9月って30日までだったんだ」と思うわたし。
今日は朝早起きしてナナのいるテラスの掃除。だんだん寒くなるとこれもきつくなるんだよなぁ。ナナを外で洗うのもそろそろ最後。あぁ、寒いのやだなぁ(秋を楽しむ余裕がないのか?)
ではでは月末勝手に恒例、9月に読んだ本いきま〜す。
★『アムリタ(上)』吉本ばなな
上巻を読み終わって下巻を読もうと思ってたのに、次々と違う本に手が伸びてしまった。早く読まないと忘れてしまいそう・・・ってもうほとんど忘れてるかも(おいっ)
★『阿弥陀ヶ滝の雪密室』黒田研二 講談社ノベルス
『ふたり探偵』シリーズ第2弾です。『阿弥陀ヶ池』の方がゴロがいいのに何故『滝?』。もしかして池じゃ都合悪いのか?ということは滝がかなりの重要度をもつんだな。そうか、今度は騙されないもんね。ポイントは滝だ!なんて思ってたら、『阿弥陀ヶ滝』って実在したんですね。そういえばこの『ふたり探偵』シリーズってトラベルミステリでもあるから実在する地名、名所、旧跡が次々と・・・あれ?でてきたっけ?(こらこら。ちゃんと出てきますって!)
とにかく黒田作品には毎回騙され続けてるわたし。今回こそ!と思ってたけどやっぱり騙されてしまいました。かすりもしなかったし(^^;
この『ふたり探偵』の設定はかなり好きなんです。まだまだ続きそうなのでこれからも楽しみです。
あ、「分水嶺」の箇所が興味深かったです。なんといっても『分水嶺』といえば近藤正臣さん。過去に『分水嶺』というドラマで主演されてたのですがご存知でしょうか?またこれがよかったんですよ。もうどんなに素敵だった、え?話がそれてる?すいません(_;
★『殺人の門』東野圭吾
東野圭吾さん最新刊です。前作『手紙』とはまたガラッと変わり、これも読み応えある作品でした。何を書いてもすごいわ、東野さん。さすがです。前々から東野さんは「切なさ表現させたら日本一」だと思ってましたが、悪意を表現させても日本一かも・・・なんて思っちゃいましたよ。悪徳商法にひっかかりそうなおじいちゃんおばあちゃんにも是非読ませたい(笑)
★『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午 文芸春秋
9月11日の日記にも書いたけど、とにかくあちこちで大絶賛されている作品です。なるほど、これはお薦めです。見かけたら是非手にとって、ミステリ読む楽しさを充分味わって下さい。
★『波のうえの魔術師』石田衣良 文芸秋冬
ドラマはほとんど見てなかったのですが、読みながら頭の中には長瀬智也さんと植木等さんがず〜っといました(笑) 他の出演者は知らないのでそれ以上でてくることはなかったけど。あの女の人は誰が演ったんだろ?
一応わたしもバブル時代に社会人だったんだけど全く縁無く通り過ぎました。だって、バブル時代で思い出すことといえば、主人と二人休憩中、狭い職場でコーヒー飲みながら新聞読んでた主人が、『景気いいんやて』。わたし「ふ〜ん(どこが?)」。『ゴルフ会員権がどんどん売れてるんやて』。「ゴルフなんかする時間ないやん」『いらんよなぁ。なんでそんなん買うんやろ?』という、今思えば無知そのものの会話。バカかあんたらはとつっこみたいくらい無知でした。とそんな状態なので、今でも株の仕組みなんて全くわかりません。だから読んでても???なところはあるのですが、とにかく話の流れがいいんです。読んでておもしろいんですよ。この人、ますます大ブレイクしていくんだろうなぁ。
★『蛇行する川のほとり(3)』恩田陸 中央公論新書
シリーズ3部作、やっと最終巻です。待ちに待ってましたよ。だってあんなところで終わるんですもの(笑) こういうのも好きです。恩田陸さんの世界が堪能できますよん。3部まとめていきなり連続で読める人は幸せです。
★『永遠の出口』森絵都 集英社
森絵都さんも前から読んでみたい作家さんでした。今回児童文学の枠を超えて初めて綴られた作品だというので、わたしも初めて手にとって見ました。が、主人公がどうしても好きになれなかったから読むのがきつかった。わたしこの子とは友達になれそうもないなぁ。自分の子だったら張り倒してるかも(爆)でもそれも無駄なことなのかな?と少しだけ参考になったから、ま、いっかと思ったり。文章は読みやすくこの子は嫌いだけど読んでて共感もてるところもいっぱいあったので他の物語をまた読んでみたいです。『DIVE!』は読んでみたいとずっと思ってるし。次に期待。
★『夜の蝉』北村薫 創元推理文庫
9月29日の日記に書いたようにすごくいいです。やっぱりわたしはおとなしい真面目な子が好き。続いて読了したからますますそう思うのかもですが(笑)
それにしても、この師匠と私シリーズはほんとうにいいですね。巧く展開していくので読んでてすごく楽しいです。お見事です、北村さん!
と今月はこの8冊。秋の夜長、読書するにはいい季節です。みなさんもいかがですか?
今日は朝早起きしてナナのいるテラスの掃除。だんだん寒くなるとこれもきつくなるんだよなぁ。ナナを外で洗うのもそろそろ最後。あぁ、寒いのやだなぁ(秋を楽しむ余裕がないのか?)
ではでは月末勝手に恒例、9月に読んだ本いきま〜す。
★『アムリタ(上)』吉本ばなな
上巻を読み終わって下巻を読もうと思ってたのに、次々と違う本に手が伸びてしまった。早く読まないと忘れてしまいそう・・・ってもうほとんど忘れてるかも(おいっ)
★『阿弥陀ヶ滝の雪密室』黒田研二 講談社ノベルス
『ふたり探偵』シリーズ第2弾です。『阿弥陀ヶ池』の方がゴロがいいのに何故『滝?』。もしかして池じゃ都合悪いのか?ということは滝がかなりの重要度をもつんだな。そうか、今度は騙されないもんね。ポイントは滝だ!なんて思ってたら、『阿弥陀ヶ滝』って実在したんですね。そういえばこの『ふたり探偵』シリーズってトラベルミステリでもあるから実在する地名、名所、旧跡が次々と・・・あれ?でてきたっけ?(こらこら。ちゃんと出てきますって!)
とにかく黒田作品には毎回騙され続けてるわたし。今回こそ!と思ってたけどやっぱり騙されてしまいました。かすりもしなかったし(^^;
この『ふたり探偵』の設定はかなり好きなんです。まだまだ続きそうなのでこれからも楽しみです。
あ、「分水嶺」の箇所が興味深かったです。なんといっても『分水嶺』といえば近藤正臣さん。過去に『分水嶺』というドラマで主演されてたのですがご存知でしょうか?またこれがよかったんですよ。もうどんなに素敵だった、え?話がそれてる?すいません(_;
★『殺人の門』東野圭吾
東野圭吾さん最新刊です。前作『手紙』とはまたガラッと変わり、これも読み応えある作品でした。何を書いてもすごいわ、東野さん。さすがです。前々から東野さんは「切なさ表現させたら日本一」だと思ってましたが、悪意を表現させても日本一かも・・・なんて思っちゃいましたよ。悪徳商法にひっかかりそうなおじいちゃんおばあちゃんにも是非読ませたい(笑)
★『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午 文芸春秋
9月11日の日記にも書いたけど、とにかくあちこちで大絶賛されている作品です。なるほど、これはお薦めです。見かけたら是非手にとって、ミステリ読む楽しさを充分味わって下さい。
★『波のうえの魔術師』石田衣良 文芸秋冬
ドラマはほとんど見てなかったのですが、読みながら頭の中には長瀬智也さんと植木等さんがず〜っといました(笑) 他の出演者は知らないのでそれ以上でてくることはなかったけど。あの女の人は誰が演ったんだろ?
一応わたしもバブル時代に社会人だったんだけど全く縁無く通り過ぎました。だって、バブル時代で思い出すことといえば、主人と二人休憩中、狭い職場でコーヒー飲みながら新聞読んでた主人が、『景気いいんやて』。わたし「ふ〜ん(どこが?)」。『ゴルフ会員権がどんどん売れてるんやて』。「ゴルフなんかする時間ないやん」『いらんよなぁ。なんでそんなん買うんやろ?』という、今思えば無知そのものの会話。バカかあんたらはとつっこみたいくらい無知でした。とそんな状態なので、今でも株の仕組みなんて全くわかりません。だから読んでても???なところはあるのですが、とにかく話の流れがいいんです。読んでておもしろいんですよ。この人、ますます大ブレイクしていくんだろうなぁ。
★『蛇行する川のほとり(3)』恩田陸 中央公論新書
シリーズ3部作、やっと最終巻です。待ちに待ってましたよ。だってあんなところで終わるんですもの(笑) こういうのも好きです。恩田陸さんの世界が堪能できますよん。3部まとめていきなり連続で読める人は幸せです。
★『永遠の出口』森絵都 集英社
森絵都さんも前から読んでみたい作家さんでした。今回児童文学の枠を超えて初めて綴られた作品だというので、わたしも初めて手にとって見ました。が、主人公がどうしても好きになれなかったから読むのがきつかった。わたしこの子とは友達になれそうもないなぁ。自分の子だったら張り倒してるかも(爆)でもそれも無駄なことなのかな?と少しだけ参考になったから、ま、いっかと思ったり。文章は読みやすくこの子は嫌いだけど読んでて共感もてるところもいっぱいあったので他の物語をまた読んでみたいです。『DIVE!』は読んでみたいとずっと思ってるし。次に期待。
★『夜の蝉』北村薫 創元推理文庫
9月29日の日記に書いたようにすごくいいです。やっぱりわたしはおとなしい真面目な子が好き。続いて読了したからますますそう思うのかもですが(笑)
それにしても、この師匠と私シリーズはほんとうにいいですね。巧く展開していくので読んでてすごく楽しいです。お見事です、北村さん!
と今月はこの8冊。秋の夜長、読書するにはいい季節です。みなさんもいかがですか?
「誘惑」北村薫『夜の蝉』読了
2003年9月29日 読書あ〜、腰が痛い。ちょっと椅子から立つだけでイテテテテ。ぎっくり腰一歩手前って感じ。土曜日にちょっとギクッときて心配してたけど、昨日はなんとか持ったのに(京都行ってきましたあ!)、その無理が祟ったのか今日はダメ。どうかこれ以上ひどくなりませんよーに。寝ながら本読むのも悪いんだろうねぇ(^^;
最近就寝前に読んでた本が北村薫『夜の蝉』。先月読んで大感動した北村薫デビュー作『空飛ぶ馬』から続く師匠と私シリーズの第2弾です。
もうこのシリーズいいっ。めちゃめちゃいいっ。この世界いいっ。読み終わるのがもったいないなぁって思いながらページめくってました。そりゃ世の中いろいろあります。もう何もかもいやになることもあるけど、でもそれでも真面目にしっかり自分を持って生きていくってことが大切なんだ、って思えてきます。ほんと、人間まだまだ・・・。
シリーズ残りも大事に読も〜っと。
わたしは『私』に好感持てて好きだけどなぁ(笑)こういう子なら多少変わってても許せる。許せないのは 先日読んだ森絵都『永遠の出口』の主人公。もう大嫌い(爆)でもこんな子って最近の主流?あ〜やだやだ。理解不能。
(とめちゃくちゃ書いてますが、『永遠の出口』はそんなに悪くないです。読後感いいし)
あ〜ぁ、わたしこんなんでこれから子育て大丈夫か?とちょっと不安・・・って読んだ人しか意味不明だな(A^^;(__;
最近就寝前に読んでた本が北村薫『夜の蝉』。先月読んで大感動した北村薫デビュー作『空飛ぶ馬』から続く師匠と私シリーズの第2弾です。
もうこのシリーズいいっ。めちゃめちゃいいっ。この世界いいっ。読み終わるのがもったいないなぁって思いながらページめくってました。そりゃ世の中いろいろあります。もう何もかもいやになることもあるけど、でもそれでも真面目にしっかり自分を持って生きていくってことが大切なんだ、って思えてきます。ほんと、人間まだまだ・・・。
シリーズ残りも大事に読も〜っと。
わたしは『私』に好感持てて好きだけどなぁ(笑)こういう子なら多少変わってても許せる。許せないのは 先日読んだ森絵都『永遠の出口』の主人公。もう大嫌い(爆)でもこんな子って最近の主流?あ〜やだやだ。理解不能。
(とめちゃくちゃ書いてますが、『永遠の出口』はそんなに悪くないです。読後感いいし)
あ〜ぁ、わたしこんなんでこれから子育て大丈夫か?とちょっと不安・・・って読んだ人しか意味不明だな(A^^;(__;
「誘惑」恩田陸『蛇行する川のほとり(3)』読了
2003年9月17日 読書やっと手に入りました!(3)
今回の表紙の色はオレンジ系でしたね。感の鈍いわたしにしてはなかなかいい線だったなとひとり上手(黄色系だと予想していたのです。当たらずとも遠からずとなんとなく自己満足)
いい雰囲気の作品でした。こんな感じの恩田作品は大好き。まさに恩田ワールドって感じ。もう恩田さんならどう展開しても許す!すべて受け入れちゃうもんね。
***
今とっても気になってる映画、『閉ざされた森』。
公式HPはこちらhttp://www.tozasareta.com/
この中に入ると、入場チケットが当たるクイズがあるんです。もうこういうの苦手なのに大好きなのです。早速挑戦。
・・・・・・・・・やっぱりわからない。これほんとに解けるのか?(こらこら)
今回の表紙の色はオレンジ系でしたね。感の鈍いわたしにしてはなかなかいい線だったなとひとり上手(黄色系だと予想していたのです。当たらずとも遠からずとなんとなく自己満足)
いい雰囲気の作品でした。こんな感じの恩田作品は大好き。まさに恩田ワールドって感じ。もう恩田さんならどう展開しても許す!すべて受け入れちゃうもんね。
***
今とっても気になってる映画、『閉ざされた森』。
公式HPはこちらhttp://www.tozasareta.com/
この中に入ると、入場チケットが当たるクイズがあるんです。もうこういうの苦手なのに大好きなのです。早速挑戦。
・・・・・・・・・やっぱりわからない。これほんとに解けるのか?(こらこら)
「誘惑」歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』読了
2003年9月11日 読書ネットのあちこちでかなり評判良くてすごく気になってたのですが、やっと読みました。なんかすごい仕掛けでもあるのかな?とかなり期待してあれこれ想像しながら読んでたのですが、すべて裏切られました。ちょっとやそっとじゃ驚かないもんね、と思ってたのに完敗。もう気持ちいいくらい完敗。
「えーーーーーっ!」と絶対いいます!
もうお見事です!完全に騙されました。ミステリ読む楽しさ、読書の楽しさを思う存分味わえる1冊です。是非挑戦してこの楽しさを味わってください。やみつきになるかも。
やっぱり読書は楽しい。こういう本にめぐり合えると勢いつきますね。続いてこれまた評判良さそうな石田衣良『波のうえの魔術師』行きま〜す。あぁ、部屋の掃除・・・・・・
***
「振り返れ、歩き出せ、明日は少しましになれ!」<「キタムさん」日記に思わず反応(^^;
うん、なんとかなる。あくまで前向きにいきましょう、とみゆきさんが言ってくれてるようで、これも好きな歌です。こんな感じ受ける歌多いですよね。がんばれじゃなくて元気だそ、大丈夫だよっていう励ましが伝わってきますよね。
今日は「中秋の名月」。『月迎え』聞きながら、2年前のみゆきさんコンサート思い出してお団子食べてお月見しましょう。って晴れるのか?
「えーーーーーっ!」と絶対いいます!
もうお見事です!完全に騙されました。ミステリ読む楽しさ、読書の楽しさを思う存分味わえる1冊です。是非挑戦してこの楽しさを味わってください。やみつきになるかも。
やっぱり読書は楽しい。こういう本にめぐり合えると勢いつきますね。続いてこれまた評判良さそうな石田衣良『波のうえの魔術師』行きま〜す。あぁ、部屋の掃除・・・・・・
***
「振り返れ、歩き出せ、明日は少しましになれ!」<「キタムさん」日記に思わず反応(^^;
うん、なんとかなる。あくまで前向きにいきましょう、とみゆきさんが言ってくれてるようで、これも好きな歌です。こんな感じ受ける歌多いですよね。がんばれじゃなくて元気だそ、大丈夫だよっていう励ましが伝わってきますよね。
今日は「中秋の名月」。『月迎え』聞きながら、2年前のみゆきさんコンサート思い出してお団子食べてお月見しましょう。って晴れるのか?
「誘惑」東野圭吾『殺人の門』読書中
2003年9月5日 読書これ読んだら次の新刊出るまで長いかも?だから大事にゆっくり読まなきゃね。と思ってた東野さんの最新刊。なのにちょっと読んでしまったらもう止まらない。なんでこんなに引き込まれるんだろう、時間忘れます。
夜中1時前、ちょっとだけと思って手に取っただけだったのに、ふと顔を上げるともう夜中3時前。ありゃ。
ということで、今朝もまたまた寝坊したわたし。例によって例のごとく主人が朝ご飯の用意してましたとさ。ご苦労(爆)
それにしても、これ最後はどうなるんだろう・・・・・・
夜中1時前、ちょっとだけと思って手に取っただけだったのに、ふと顔を上げるともう夜中3時前。ありゃ。
ということで、今朝もまたまた寝坊したわたし。例によって例のごとく主人が朝ご飯の用意してましたとさ。ご苦労(爆)
それにしても、これ最後はどうなるんだろう・・・・・・
「誘惑」よしもとばなな『デッドエンドの思い出』読了
2003年8月27日 読書先日10年以上遅れてデビュー作『キッチン』を読んで、これは吉本ばななも読まなきゃ!と思ったわたし。が、次に手にとった『アムリタ』がなかなか進まない。ということで一気に最新作『デッドエンドの思い出』にワープしちゃいました(^^;
そしたらこれが大当たり!これはいいです!
まさに8月6日の日記でふれた「たったひとつの言いたいこと」オンパレードですよ、これ(笑)
(*もちろんわたしが勝手にそう思ってるだけですが(^^;)
5つの物語の短編集なのですが、すべていい感じ。作者のばななさんはあとがきの中で「こんなつらい物語をお金払ってまで読ませてしまってごめんなさい」なんてことを書かれてましたが「え?どこが?」って感じ。反対にこちらから「こんな素敵な物語書いてくれてありがとうございます」ってお礼いいたいくらいです。
嬉しいことにこの本、やっぱり売れてるみたいです。確かにこれは売れるよなぁと。あ、でもよしもとさんって超人気作家だから出せばいつもこれくらい話題になってたんだっけ?とにかくたくさんの人に読まれてるようで、こういう小説が好まれてるというのがとっても嬉しいです。これはいいです!
わ〜い、「なま楽」で予約してあった東野圭吾最新刊『殺人の門』がさっき届きました(嬉)
東野本は表紙にもいろいろ工夫がこらしてあるんですよ。今回は・・・あ、そう来ましたか。でもって今回は久々の上下2段。読み応えありそうです。読むのがとっても楽しみだわ。あ〜、なんかとっても幸せ気分(^^)
そしたらこれが大当たり!これはいいです!
まさに8月6日の日記でふれた「たったひとつの言いたいこと」オンパレードですよ、これ(笑)
(*もちろんわたしが勝手にそう思ってるだけですが(^^;)
5つの物語の短編集なのですが、すべていい感じ。作者のばななさんはあとがきの中で「こんなつらい物語をお金払ってまで読ませてしまってごめんなさい」なんてことを書かれてましたが「え?どこが?」って感じ。反対にこちらから「こんな素敵な物語書いてくれてありがとうございます」ってお礼いいたいくらいです。
嬉しいことにこの本、やっぱり売れてるみたいです。確かにこれは売れるよなぁと。あ、でもよしもとさんって超人気作家だから出せばいつもこれくらい話題になってたんだっけ?とにかくたくさんの人に読まれてるようで、こういう小説が好まれてるというのがとっても嬉しいです。これはいいです!
わ〜い、「なま楽」で予約してあった東野圭吾最新刊『殺人の門』がさっき届きました(嬉)
東野本は表紙にもいろいろ工夫がこらしてあるんですよ。今回は・・・あ、そう来ましたか。でもって今回は久々の上下2段。読み応えありそうです。読むのがとっても楽しみだわ。あ〜、なんかとっても幸せ気分(^^)
「誘惑」朝倉卓弥『四日間の奇蹟』読了
2003年8月25日 読書結構話題になった(大賞賞金1200万だよ。今回は2作選ばれそれぞれ金賞、銀賞に。これは金賞受賞作)『このミステリーがすごい!』大賞の第1回大賞受賞作ということで前からすごく興味あった本です。もう期待いっぱいで読み始めました。
今回全く内容知らずに読んだのですが、こんな物語だったんですね。確かに、全然ミステリじゃありませんね(笑)すごく静かで崇高な物語に思えました。盛り上げようとすればもっと盛り上げられるのをあえて抑えてる、でもそれがまたジワ〜ッと心に染み込んでくるような物語でした。
ちょうど世界陸上でハンマー投げを放送してたので、室伏選手が投げるところだけ見ようとテレビをつけて読んでたのですが、いったいいつ投げたのか?結果はどうなったのかもわかりません。唯一テレビに気がいったのは三井住友銀行CMでみゆきさんの『時代』が流れたときだけだったし。もう遅いからここまでにしようと思ってたのに途中でやめられない、読み終わって時計をみたら午前3時。ありゃ、明日大丈夫なのか?(A^^;、とそこまで読ませられました。巧い!
選評でもさんざん触れられてましたが確かに、もしあの作品を読んでなければもっとインパクトが強くもっと新鮮に感じた事と思います(選考でそれでもこの作品を選ぶかどうかかなり議論されたそうです)。わたしもその場面読んだ時「おい!」と突っ込んでしまいましたもの。でももちろん全く内容は違うし最後にこうくるか!とまで思わせてくれましたから、こんな作品を読ませてもらってよかった、敢えて選んでくれてよかったと思えました。次回作も読んでみたいと思える作家さんです。
同時受賞した『タード・オン・ザ・ラン』もおもしろそうです。脱獄小説のようです、ってこれもミステリじゃないのか???(笑)なんか後半部書き直しOKが出れば後日出版予定だとか。こちらも楽しみに待ちたいと思います。
・・・と思ってたら、『逃亡作法』とタイトル変えてすでに出版されてました!(A^^;(__;
そういえば、もう第2回が募集終わって選考に入りつつって時期ですものね。あぁ、時の流れ早すぎ。
でもって、この賞には読者投票もあるみたいです。興味ある方は→http://www.konomys.jp/
今回全く内容知らずに読んだのですが、こんな物語だったんですね。確かに、全然ミステリじゃありませんね(笑)すごく静かで崇高な物語に思えました。盛り上げようとすればもっと盛り上げられるのをあえて抑えてる、でもそれがまたジワ〜ッと心に染み込んでくるような物語でした。
ちょうど世界陸上でハンマー投げを放送してたので、室伏選手が投げるところだけ見ようとテレビをつけて読んでたのですが、いったいいつ投げたのか?結果はどうなったのかもわかりません。唯一テレビに気がいったのは三井住友銀行CMでみゆきさんの『時代』が流れたときだけだったし。もう遅いからここまでにしようと思ってたのに途中でやめられない、読み終わって時計をみたら午前3時。ありゃ、明日大丈夫なのか?(A^^;、とそこまで読ませられました。巧い!
選評でもさんざん触れられてましたが確かに、もしあの作品を読んでなければもっとインパクトが強くもっと新鮮に感じた事と思います(選考でそれでもこの作品を選ぶかどうかかなり議論されたそうです)。わたしもその場面読んだ時「おい!」と突っ込んでしまいましたもの。でももちろん全く内容は違うし最後にこうくるか!とまで思わせてくれましたから、こんな作品を読ませてもらってよかった、敢えて選んでくれてよかったと思えました。次回作も読んでみたいと思える作家さんです。
同時受賞した『タード・オン・ザ・ラン』もおもしろそうです。脱獄小説のようです、ってこれもミステリじゃないのか???(笑)なんか後半部書き直しOKが出れば後日出版予定だとか。こちらも楽しみに待ちたいと思います。
・・・と思ってたら、『逃亡作法』とタイトル変えてすでに出版されてました!(A^^;(__;
そういえば、もう第2回が募集終わって選考に入りつつって時期ですものね。あぁ、時の流れ早すぎ。
でもって、この賞には読者投票もあるみたいです。興味ある方は→http://www.konomys.jp/
「誘惑」吉本ばなな『キッチン』読了
2003年8月6日 読書水瀬つかささんも書かれてましたがNHKのアーカイブスは面白いですよね。何十年も前に放送されて反響の大きかった番組の一部を当時の状況を振り返りながら再放送するんですね。といってもわたしもたまにしか見てませんが。
少し前にその番組で『未来少年コナン』が取り上げられたんです。放送された当時はわたしは高校1年生(多分)。NHK初めての連続アニメということもあって放送前からもかなり話題になってた記憶があります。
で、アーカイブスで放送されるということで、吉本ばななさんが番組宛に手紙(ラブレター)を書かれたのです。もちろん番組内で紹介されたのですが、その手紙には吉本さんがどんなに『未来少年コナン』が好きだったかということが延々書き綴られてたのです。
記憶がだいぶあやふやですが、こんな感じだったような・・・
大事な事はみんなコナンから教わった。人生に迷った時、悲しい時、辛い時わたしはいつもこのビデオを見ていた。こんな時コナンだったら、ラナだったらどうするだろうかと思いながら。この物語の中には人として大事なことが何であるかということがすべて詰まっている。放送された当時も夢中で見ていたし、放送が終わってからもビデオを買ってよく見ていた。そして結婚してからでも二人で見ることもある。わたしにとってそれくらい好きで大事な物語だ。というようなことが素敵な文章で延々と書かれてた記憶があります。((注:脚色いっぱい。思い違いもあるかもです。)
とにかくこんないい加減な記憶で紹介するのが申し訳ないのですがあえて書いちゃいました。というのはわたしもそれくらい好きなんですよ、コナン(A^^;)
ということで、吉本ばななデビュー作『キッチン』を今更に手に取ったのかなぁと思ったり。
で、これがなかなかよかったんです。後書きで著者は『私は昔からたったひとつのことを言いたくて小説を書き・・・』とおっしゃってます。わたしも本読む時はそういう気持ちを受け取りたくて読むところあるんです。だから吉本作品はツボかもなんて思ってます。といってもまだ1冊しか読んでないから著者のいうひとつのこととわたしが思ってるひとつのことがおんなじだという確証は何もないのですが。
遅ればせながら吉本ばななも読みます!
ついでに西澤保彦『聯愁殺』も読了。作家さんの頭の中ってどうなってるんだ?って感じ。お見事!
少し前にその番組で『未来少年コナン』が取り上げられたんです。放送された当時はわたしは高校1年生(多分)。NHK初めての連続アニメということもあって放送前からもかなり話題になってた記憶があります。
で、アーカイブスで放送されるということで、吉本ばななさんが番組宛に手紙(ラブレター)を書かれたのです。もちろん番組内で紹介されたのですが、その手紙には吉本さんがどんなに『未来少年コナン』が好きだったかということが延々書き綴られてたのです。
記憶がだいぶあやふやですが、こんな感じだったような・・・
大事な事はみんなコナンから教わった。人生に迷った時、悲しい時、辛い時わたしはいつもこのビデオを見ていた。こんな時コナンだったら、ラナだったらどうするだろうかと思いながら。この物語の中には人として大事なことが何であるかということがすべて詰まっている。放送された当時も夢中で見ていたし、放送が終わってからもビデオを買ってよく見ていた。そして結婚してからでも二人で見ることもある。わたしにとってそれくらい好きで大事な物語だ。というようなことが素敵な文章で延々と書かれてた記憶があります。((注:脚色いっぱい。思い違いもあるかもです。)
とにかくこんないい加減な記憶で紹介するのが申し訳ないのですがあえて書いちゃいました。というのはわたしもそれくらい好きなんですよ、コナン(A^^;)
ということで、吉本ばななデビュー作『キッチン』を今更に手に取ったのかなぁと思ったり。
で、これがなかなかよかったんです。後書きで著者は『私は昔からたったひとつのことを言いたくて小説を書き・・・』とおっしゃってます。わたしも本読む時はそういう気持ちを受け取りたくて読むところあるんです。だから吉本作品はツボかもなんて思ってます。といってもまだ1冊しか読んでないから著者のいうひとつのこととわたしが思ってるひとつのことがおんなじだという確証は何もないのですが。
遅ればせながら吉本ばななも読みます!
ついでに西澤保彦『聯愁殺』も読了。作家さんの頭の中ってどうなってるんだ?って感じ。お見事!
「誘惑」2003年7月に読んだ本
2003年7月31日 読書今月のラストにとんでもない出来事が、ってわたしの単純うっかりミスなんだけど。ほんと信じられないようなことが起こるものです。幸いすぐ気がつき、って渡したつもりのものが目の前に残ってたら誰だって気がつくって!あ〜ぁ、びっくりした。
というわけで、お仕事終了後すぐお詫びも兼ねて配達に出かける。幸い車だと10分くらいのところなんだけれど、夜だし全然行ったことのない方向で不安いっぱい。だから行く時は住宅地図横において念入りに確認しながら行ったおかげでなんとか無事到着。ほっとしたところで時間を見ると、あらもうこんな時間。『さあ大変、急いで帰らなきゃ』と来た道をとにかく急いで戻る。そう、来た道戻ったつもりだったのに、確かにこの道だったはずなのに・・・、あれ?
はい、しっかり迷ってしまいました(A^^;
いったいここはどこなんだよ〜(泣)と、さまよってると運良く歩いてる女性集団が。最近は健康のためにこうして歩いておられる方が結構いるんですよね。助かった〜、と早速尋ねる。なんと一山越えてしまってるとのこと(爆)
ちなみに行った先は主要道路1本入っただけのところだったのに。それなのに・・・。なんでこんなところにいるんだ?どうしたらこんなに迷えるんだ?と自分の方向音痴にあきれる。ま、自宅でも階段あがるだけでいまだに?くらいの方向音痴なんだけどね(ま、それだけ広いということで(><)★バシッ)
とにかく地獄に仏。なんとか見慣れた道にでることができました。もう、食事作る気力なし。でも作ったけど。えらいなぁ、わたし(どこが)
と、7月の最後に大ボケをやってしまったわたし。もしかして相当疲れてる?ってこれが地ですか(笑) あ〜ぁ、それにしてもこんなのであと残り1ヶ月無事乗り切れるだろうか、不安だ・・・
*****
7月最後ということで、月末勝手に恒例の7月に読んだ本書いときます。今月は『直木賞』に笑って『直木賞』に泣きました。ちなみに先月は『安楽椅子探偵』で大騒ぎ(笑)
ではでは、今月読んだ本、行きま〜す。
★『火の粉』 雫井脩介 幻冬舎
先月書き忘れたのでまずはこれから。雫井さん3作目の作品。この人も巧すぎ!もう引き込まれる引き込まれる。まさに『気がついたらクライマックス』(←みかりんさん評)という表現がピッタリの小説でした。というようにわたしも回りでも、みなさん絶賛。そしてみんなで配役まで決めるくらい夢中になれた小説です。その上、2月にハードカバーで発売されたばかりなのにもう新書落ちしてます。これは「絶対買い!」です。
★『閉鎖病棟』 帚木蓬生 新潮文庫
7月5日の日記でも書いたように、気分最悪の時に読んでますます気分がどん底に落ちていくような展開の前半で読んでて正直辛かったのですが、後半の展開はすばらしいんです。借り本だったんだけど、読み終わったあとおもわず買っちゃいました。
★『4TEEN』 石田衣良 新潮社
ご存知先日発表された第129回直木賞受賞作です。12日の日記でも書いたようにやっぱいいんです。連作短編集でひとつひとつのエピソードがまたいいし。わたしが特に惹かれたのは『空色の自転車』。といっても物語よりも【空色】という言葉に参ってしまいました。そう、中島みゆき『ホームにて』の、そら〜いろのきぃ〜ぷ♪の【空色】です。なんのこっちゃ?ですが、読み終わった後、これからは何色が好き?と訊かれたら【空色】と言うことに決めたし。ってますますなんのこっちゃですいません。
やっぱり先日行った本屋さんでもこの本は『直木賞』という文字と一緒に山積み。やっぱり直木賞の威力はすごいなぁ。数日前の朝刊にも『直木賞受賞作!』と大々的に大きな広告がでてましたね。おめでとうございます。うぅ・・・(←なぜ泣く(笑))
★『繋がれた明日』 真保裕一 朝日新聞社
同じく今回の直木賞候補作でした。同じく候補作だった(と、過去形で語るのはつらいわ(爆))東野圭吾『手紙』と読み比べて欲しい作品です。
★『黄金を抱いて翔べ』 高村薫
書き忘れてました。詳しくは24日の日記参照(手抜きでごめん)
★『MISSING』本田孝好 双葉文庫
なんかこの方、あちこちの本屋さんでモーレツプッシュされてません?こちらの本屋さんでもポップ立てて目立ってます。こうするとやっぱり目を引きますよね。こんなのを見るたび、矢崎存美『ぶたぶた』シリーズをなんでこういうふうしないんだろっていつも思うのはわたしだけ?(笑)。絶対売れると思うんだけどなぁ(f^^; と、話それましたが、そこまでされるのですから面白くて当然ですよね。なかなかよかったです。東野圭吾さんの短編集『天使の耳』を思い出したりもしたり(これもいいんだよなぁ)。この方も続いて追いかけようと思います。
★『青の炎』 貴志祐介 角川文庫
文庫本の表紙には先日映画化されたときに主役だった嵐の二宮君が・・・。ということで最初から最後まで二宮君が頭の中で動いてました(笑)正直、最初の動機がいまいち伝わってこなかったんです。が、読み終わった後はやはり上手いなぁと。それにしても貴志作品はどんどん映像化されますね。いいなぁ〜(ってわたしが羨ましがっても意味ないんだけど)
と、今月読んだ本もすべて面白いものばかりでした。満足(^^)
ちなみに今読んでるのがなぜか吉本ばななデビュー作『キッチン』。でもって吉本ばなな初体験。今更なぜ?って自分でもわからない(爆)
というわけで、お仕事終了後すぐお詫びも兼ねて配達に出かける。幸い車だと10分くらいのところなんだけれど、夜だし全然行ったことのない方向で不安いっぱい。だから行く時は住宅地図横において念入りに確認しながら行ったおかげでなんとか無事到着。ほっとしたところで時間を見ると、あらもうこんな時間。『さあ大変、急いで帰らなきゃ』と来た道をとにかく急いで戻る。そう、来た道戻ったつもりだったのに、確かにこの道だったはずなのに・・・、あれ?
はい、しっかり迷ってしまいました(A^^;
いったいここはどこなんだよ〜(泣)と、さまよってると運良く歩いてる女性集団が。最近は健康のためにこうして歩いておられる方が結構いるんですよね。助かった〜、と早速尋ねる。なんと一山越えてしまってるとのこと(爆)
ちなみに行った先は主要道路1本入っただけのところだったのに。それなのに・・・。なんでこんなところにいるんだ?どうしたらこんなに迷えるんだ?と自分の方向音痴にあきれる。ま、自宅でも階段あがるだけでいまだに?くらいの方向音痴なんだけどね(ま、それだけ広いということで(><)★バシッ)
とにかく地獄に仏。なんとか見慣れた道にでることができました。もう、食事作る気力なし。でも作ったけど。えらいなぁ、わたし(どこが)
と、7月の最後に大ボケをやってしまったわたし。もしかして相当疲れてる?ってこれが地ですか(笑) あ〜ぁ、それにしてもこんなのであと残り1ヶ月無事乗り切れるだろうか、不安だ・・・
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7月最後ということで、月末勝手に恒例の7月に読んだ本書いときます。今月は『直木賞』に笑って『直木賞』に泣きました。ちなみに先月は『安楽椅子探偵』で大騒ぎ(笑)
ではでは、今月読んだ本、行きま〜す。
★『火の粉』 雫井脩介 幻冬舎
先月書き忘れたのでまずはこれから。雫井さん3作目の作品。この人も巧すぎ!もう引き込まれる引き込まれる。まさに『気がついたらクライマックス』(←みかりんさん評)という表現がピッタリの小説でした。というようにわたしも回りでも、みなさん絶賛。そしてみんなで配役まで決めるくらい夢中になれた小説です。その上、2月にハードカバーで発売されたばかりなのにもう新書落ちしてます。これは「絶対買い!」です。
★『閉鎖病棟』 帚木蓬生 新潮文庫
7月5日の日記でも書いたように、気分最悪の時に読んでますます気分がどん底に落ちていくような展開の前半で読んでて正直辛かったのですが、後半の展開はすばらしいんです。借り本だったんだけど、読み終わったあとおもわず買っちゃいました。
★『4TEEN』 石田衣良 新潮社
ご存知先日発表された第129回直木賞受賞作です。12日の日記でも書いたようにやっぱいいんです。連作短編集でひとつひとつのエピソードがまたいいし。わたしが特に惹かれたのは『空色の自転車』。といっても物語よりも【空色】という言葉に参ってしまいました。そう、中島みゆき『ホームにて』の、そら〜いろのきぃ〜ぷ♪の【空色】です。なんのこっちゃ?ですが、読み終わった後、これからは何色が好き?と訊かれたら【空色】と言うことに決めたし。ってますますなんのこっちゃですいません。
やっぱり先日行った本屋さんでもこの本は『直木賞』という文字と一緒に山積み。やっぱり直木賞の威力はすごいなぁ。数日前の朝刊にも『直木賞受賞作!』と大々的に大きな広告がでてましたね。おめでとうございます。うぅ・・・(←なぜ泣く(笑))
★『繋がれた明日』 真保裕一 朝日新聞社
同じく今回の直木賞候補作でした。同じく候補作だった(と、過去形で語るのはつらいわ(爆))東野圭吾『手紙』と読み比べて欲しい作品です。
★『黄金を抱いて翔べ』 高村薫
書き忘れてました。詳しくは24日の日記参照(手抜きでごめん)
★『MISSING』本田孝好 双葉文庫
なんかこの方、あちこちの本屋さんでモーレツプッシュされてません?こちらの本屋さんでもポップ立てて目立ってます。こうするとやっぱり目を引きますよね。こんなのを見るたび、矢崎存美『ぶたぶた』シリーズをなんでこういうふうしないんだろっていつも思うのはわたしだけ?(笑)。絶対売れると思うんだけどなぁ(f^^; と、話それましたが、そこまでされるのですから面白くて当然ですよね。なかなかよかったです。東野圭吾さんの短編集『天使の耳』を思い出したりもしたり(これもいいんだよなぁ)。この方も続いて追いかけようと思います。
★『青の炎』 貴志祐介 角川文庫
文庫本の表紙には先日映画化されたときに主役だった嵐の二宮君が・・・。ということで最初から最後まで二宮君が頭の中で動いてました(笑)正直、最初の動機がいまいち伝わってこなかったんです。が、読み終わった後はやはり上手いなぁと。それにしても貴志作品はどんどん映像化されますね。いいなぁ〜(ってわたしが羨ましがっても意味ないんだけど)
と、今月読んだ本もすべて面白いものばかりでした。満足(^^)
ちなみに今読んでるのがなぜか吉本ばななデビュー作『キッチン』。でもって吉本ばなな初体験。今更なぜ?って自分でもわからない(爆)
「誘惑」高村薫『黄金を抱いて翔べ』読了
2003年7月24日 読書ふぁ〜。連日の早起きはきついなぁ。ったくなんとかならないのか>ラジオ体操
とはいうものの、なんか早起きに苦しんでるのはわたしだけのような気が。みなさんの地域にはラジオ体操ないんですか?それとも普段からそのくらいの時間に起きてるのは当たり前なのでしょうか?(A^^;
と、早起きしなきゃならないからとーぜん寝る時間もすごく早くなってます。困ったことにもう夜全然起きてられないのです。昨日手に入れたみゆきさんのCDも今朝やっと聴いたくらいだし。トホホ。
でも今回のこの曲もいい感じですね。いっぺんに元気でてきました(やっぱり単純なのか(笑))。みなさんも是非!こちらで視聴ができます。なんと映像付で見られるようですよ。http://www.yamahamusic.co.jp/tv/index.html
しかしなぜかわたしは、どうしても見られないのです。ちゃんとメディアなんとかはいれてあるのに。なのに音さえ途切れ途切れになってしまうんです。なんでだよぉ〜(泣)あぁ、パソに強いダンナ様が欲しいなぁ。とはいえ、そんなダンナだったらこんなことしてられないんだけど、って前にも書いたな。で、今朝気になることが。
♪銀の龍の背に乗って〜、と聴きながらいい気分で朝食を作ってると主人が「これって、ドラマの主題歌になってたよなぁ?」と。あれ?なんで知ってるんだ?ドラマなんて見たことないし、というよりそんな時間にテレビ見ることないだろうし(ナナの散歩あるし)。何でそんなこと知ってるの?と聞き返しても意味深な表情だけして答えないんです。もしかしてわたしがここでいろいろ書いてるのがばれてるのか?いやいやそんなはずないだろう。主人はわたしに輪をかけたパソ音痴で一人でまだ触れないはず。なのになんで知ってるんだよ〜???
と、そんな中で毎日少しづつ読み進めやっと読めたのが、高村薫『黄金を抱いて翔べ』。目指すは10億円の金塊!というすごいスケールの物語で高村さんのデビュー作です。眠い頭には配線とか回路がどうのこうのという細かい描写は一切受け付けられませんでしたが(なんか、読んでて申し訳なかったわ(^^;))、それでもとても面白く読めました。それにしても最後の手に汗にぎる展開の中、あと30Pで読み終わるというのに睡魔に負けて読みきれず持ち越してしまうんだもんなぁ。ほんとになんとかしてくれ、ラジオ体操(__;
(一応7月いっぱいでしばらくお休みなんだけどね。夏休みいっぱいあったら多分倒れてると思うし)
ついでに高村作品はまだ4冊くらいしか読んでないのですが、『レディ・ジョーカー』はもう大好きな作品なのです。昨年いつもは使わない飛行機使って東京へ行ったときに、途中あの競馬場通り過ごしたとき『わっ、ここだわ!』とどんなに感激したことか(やっぱり単純(笑))
とはいうものの、なんか早起きに苦しんでるのはわたしだけのような気が。みなさんの地域にはラジオ体操ないんですか?それとも普段からそのくらいの時間に起きてるのは当たり前なのでしょうか?(A^^;
と、早起きしなきゃならないからとーぜん寝る時間もすごく早くなってます。困ったことにもう夜全然起きてられないのです。昨日手に入れたみゆきさんのCDも今朝やっと聴いたくらいだし。トホホ。
でも今回のこの曲もいい感じですね。いっぺんに元気でてきました(やっぱり単純なのか(笑))。みなさんも是非!こちらで視聴ができます。なんと映像付で見られるようですよ。http://www.yamahamusic.co.jp/tv/index.html
しかしなぜかわたしは、どうしても見られないのです。ちゃんとメディアなんとかはいれてあるのに。なのに音さえ途切れ途切れになってしまうんです。なんでだよぉ〜(泣)あぁ、パソに強いダンナ様が欲しいなぁ。とはいえ、そんなダンナだったらこんなことしてられないんだけど、って前にも書いたな。で、今朝気になることが。
♪銀の龍の背に乗って〜、と聴きながらいい気分で朝食を作ってると主人が「これって、ドラマの主題歌になってたよなぁ?」と。あれ?なんで知ってるんだ?ドラマなんて見たことないし、というよりそんな時間にテレビ見ることないだろうし(ナナの散歩あるし)。何でそんなこと知ってるの?と聞き返しても意味深な表情だけして答えないんです。もしかしてわたしがここでいろいろ書いてるのがばれてるのか?いやいやそんなはずないだろう。主人はわたしに輪をかけたパソ音痴で一人でまだ触れないはず。なのになんで知ってるんだよ〜???
と、そんな中で毎日少しづつ読み進めやっと読めたのが、高村薫『黄金を抱いて翔べ』。目指すは10億円の金塊!というすごいスケールの物語で高村さんのデビュー作です。眠い頭には配線とか回路がどうのこうのという細かい描写は一切受け付けられませんでしたが(なんか、読んでて申し訳なかったわ(^^;))、それでもとても面白く読めました。それにしても最後の手に汗にぎる展開の中、あと30Pで読み終わるというのに睡魔に負けて読みきれず持ち越してしまうんだもんなぁ。ほんとになんとかしてくれ、ラジオ体操(__;
(一応7月いっぱいでしばらくお休みなんだけどね。夏休みいっぱいあったら多分倒れてると思うし)
ついでに高村作品はまだ4冊くらいしか読んでないのですが、『レディ・ジョーカー』はもう大好きな作品なのです。昨年いつもは使わない飛行機使って東京へ行ったときに、途中あの競馬場通り過ごしたとき『わっ、ここだわ!』とどんなに感激したことか(やっぱり単純(笑))
「誘惑」シロナガスがっくり(__;
2003年7月18日 読書第129回直木賞発表されましたね。あ〜ぁ、おやすみなさい(_;(これこれ)
でもいいの。どうせもし受賞されてても画面で見ることできなかったし。9時のニュース(NHK)、10時のニュース(NHK&朝日)、ず〜っと見てたけど発表ニュースに遭遇しませんでした。何故?(もしかして神様が配慮してくださったのかしら?なんて後で思ったり。それにしても何やってたんだろ?わたし。タイミング悪いったらありゃしない)
なかなか出ないから、もしかして選考が長引いてる?なんて思ってた11時5分前。NHK関西ローカルニュースのトップでいきなりアナウンサーが大阪出身の作家がどうのこうのと言い始めるじゃありませんか!『おぉ!ついに来たか』と訊いてると全然知らない人の名前が。あ、あれ?あ、芥川賞ね。じゃなくて直木賞よ、次よ次と待ってると違うニュースを読み始めました。オヨヨ。(注:芥川賞受賞者の方は大阪出身じゃなくて在住だそうです。聞き間違ってたようです、わたし(A^^;)
いったいどうなってるんだ?と思い、こうなったらニュース(動く映像)は諦めネットだ、ネット。ということで、検索してやっと結果を知ったのです。W受賞はすごくいいことだと思うし、わたしもそれを願ってたから2作の受賞はとってもいいことだと思います。先日読んだ『4TEEN』は確かにすごくよかった。おめでとう。もう1作も多分すばらしい作品だと思います。おめでとうございます。でも・・・、わ〜〜〜ん(号泣)
もう、結果見たとき頭の中でシロナガス鯨が100頭くらい泳ぎましたよ。ったく選考委員いいかげんに交代し(><)★バシッ
*****
ただ今深夜2時すぎ。残念で眠れません(爆)
で、ネットサーフィン。おお、そうか、今年は阪神タイガースが優勝するではないか!何年か前の落選のときも、すごく残念だけど、今阪神タイガース絶好調だから元気出して下さいね、と思った記憶が。でもこの年はそれからずるずると負けが混んで結局ダメだったんだけどね。でも今年は違うもんね。奇跡が起こってます。星野さんすごい、ありがとう、中日(感謝してますとも(笑))もうこうなりゃ優勝は確定しているも同然。この調子で後半戦もがんばれ〜!
ということで毎度おなじみ本日の『なまもの日記』のお題。
『阪神が優勝すれば』→→→・・・『ミステリが直木賞をとる』じゃなくて『ミステリが売れる』
わたしも考えて応募しますね〜(笑)
でもいいの。どうせもし受賞されてても画面で見ることできなかったし。9時のニュース(NHK)、10時のニュース(NHK&朝日)、ず〜っと見てたけど発表ニュースに遭遇しませんでした。何故?(もしかして神様が配慮してくださったのかしら?なんて後で思ったり。それにしても何やってたんだろ?わたし。タイミング悪いったらありゃしない)
なかなか出ないから、もしかして選考が長引いてる?なんて思ってた11時5分前。NHK関西ローカルニュースのトップでいきなりアナウンサーが大阪出身の作家がどうのこうのと言い始めるじゃありませんか!『おぉ!ついに来たか』と訊いてると全然知らない人の名前が。あ、あれ?あ、芥川賞ね。じゃなくて直木賞よ、次よ次と待ってると違うニュースを読み始めました。オヨヨ。(注:芥川賞受賞者の方は大阪出身じゃなくて在住だそうです。聞き間違ってたようです、わたし(A^^;)
いったいどうなってるんだ?と思い、こうなったらニュース(動く映像)は諦めネットだ、ネット。ということで、検索してやっと結果を知ったのです。W受賞はすごくいいことだと思うし、わたしもそれを願ってたから2作の受賞はとってもいいことだと思います。先日読んだ『4TEEN』は確かにすごくよかった。おめでとう。もう1作も多分すばらしい作品だと思います。おめでとうございます。でも・・・、わ〜〜〜ん(号泣)
もう、結果見たとき頭の中でシロナガス鯨が100頭くらい泳ぎましたよ。ったく選考委員いいかげんに交代し(><)★バシッ
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ただ今深夜2時すぎ。残念で眠れません(爆)
で、ネットサーフィン。おお、そうか、今年は阪神タイガースが優勝するではないか!何年か前の落選のときも、すごく残念だけど、今阪神タイガース絶好調だから元気出して下さいね、と思った記憶が。でもこの年はそれからずるずると負けが混んで結局ダメだったんだけどね。でも今年は違うもんね。奇跡が起こってます。星野さんすごい、ありがとう、中日(感謝してますとも(笑))もうこうなりゃ優勝は確定しているも同然。この調子で後半戦もがんばれ〜!
ということで毎度おなじみ本日の『なまもの日記』のお題。
『阪神が優勝すれば』→→→・・・『ミステリが直木賞をとる』じゃなくて『ミステリが売れる』
わたしも考えて応募しますね〜(笑)
「誘惑」いよいよ本日『第129回直木賞』発表!
2003年7月17日 読書選考委員会は午後5時かららしいので、今頃は選考の真っ最中?
さぁ、今晩こそ、テレビで動く○○さんが見られるでしょうか?超期待っ。
・・・なんかまたすごい事件?が起こってるらしいけど。まさか時間の都合で受賞者インタビュー映像カットなんてことはないだろうな、とちょっと心配(^^;
さぁ、今晩こそ、テレビで動く○○さんが見られるでしょうか?超期待っ。
・・・なんかまたすごい事件?が起こってるらしいけど。まさか時間の都合で受賞者インタビュー映像カットなんてことはないだろうな、とちょっと心配(^^;
「誘惑」真保裕一『繋がれた明日』読了
2003年7月16日 読書これまた今回の直木賞候補作の1つです。これもやっぱり巧いんだなぁ。
同じく今回候補作『手紙』は加害者の家族を主人公に書かれてるのですが、『繋がれた明日』は加害者本人が主人公なのです。
こういう小説ってすごくデリケートな部分があって、書き方によっては「作者、何考えてんねん!」って思われる場合もあると思うのです(え?そんなこと思うのはわたしだけですか?(笑)) だからすごく扱いが難しいものだと思うのです。それを一つの物語としてここまで読ませるのはまさにプロ中のプロだなと、なんかそんなことを考えながら読み終わりました。
被害者の人権、加害者の人権。そして犯してはいけない罪を犯してしまったその重さにどう対処すればいいのかといろいろなことを考えさせれる今日この頃ですが、この時期にこの2作が選ばれたというのもなんか不思議な感じがします。是非こういうのはよりたくさんの方に読んでもらいたいなぁと。
これで、今回6作中4作読了。もうすべていいです。もう誰がとっても文句言わないっ!(言うだろ(笑))
同じく今回候補作『手紙』は加害者の家族を主人公に書かれてるのですが、『繋がれた明日』は加害者本人が主人公なのです。
こういう小説ってすごくデリケートな部分があって、書き方によっては「作者、何考えてんねん!」って思われる場合もあると思うのです(え?そんなこと思うのはわたしだけですか?(笑)) だからすごく扱いが難しいものだと思うのです。それを一つの物語としてここまで読ませるのはまさにプロ中のプロだなと、なんかそんなことを考えながら読み終わりました。
被害者の人権、加害者の人権。そして犯してはいけない罪を犯してしまったその重さにどう対処すればいいのかといろいろなことを考えさせれる今日この頃ですが、この時期にこの2作が選ばれたというのもなんか不思議な感じがします。是非こういうのはよりたくさんの方に読んでもらいたいなぁと。
これで、今回6作中4作読了。もうすべていいです。もう誰がとっても文句言わないっ!(言うだろ(笑))
「誘惑」雫井脩介『火の粉』読了・・・してたわ(^^;
2003年7月13日 読書先月読んだ本に『火の粉』入れるの忘れてました。
6月末深夜、気になったのでチラッと読み始めたら、もう最初からすごく引き込まれていく・・・。ほんと、この方も大注目です。読みかけ本4冊飛ばしてこれ先に読もうかなあ。めちゃ、おもしろそうだ!>「火の粉」
と思ってたのです。翌日一気読み。もう、ページをめくる手が止まらない、そして気がついたら残り数ページ。もう……(各自テキトーな褒め言葉をどうぞ(笑))って感じです。
これ今年発売されたばかりなのに、もう6月末に新書落ちしてます。ということでこれは『買い!』ですよん。と、また忘れそうなのでメモ代わりにここに書いときます。
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今日は都合さえつけば通信仲間が出演する演劇公演を見に行こうと思ってたのに、先日祖父の葬儀が終わったばかりということもあり予定を変更して実家へ。といっても、午後から顔を出せばよかったので、午前中はひたすら掃除、というか先日組み立てた棚を設置してあれこれと模様替え。あちこちにバラバラにある目障りなものをすべて収納。うん、これでちょっとはすっきりしたかな。久々に掃除したぞ〜って気分。
で、午後から実家に顔を出して、帰りは久しぶりにスーパー銭湯へ。極楽極楽。
帰り本屋さんで、真保裕一『繋がれた明日』買っちゃいました。もう頭の中は直木賞でいっぱい(笑)
6月末深夜、気になったのでチラッと読み始めたら、もう最初からすごく引き込まれていく・・・。ほんと、この方も大注目です。読みかけ本4冊飛ばしてこれ先に読もうかなあ。めちゃ、おもしろそうだ!>「火の粉」
と思ってたのです。翌日一気読み。もう、ページをめくる手が止まらない、そして気がついたら残り数ページ。もう……(各自テキトーな褒め言葉をどうぞ(笑))って感じです。
これ今年発売されたばかりなのに、もう6月末に新書落ちしてます。ということでこれは『買い!』ですよん。と、また忘れそうなのでメモ代わりにここに書いときます。
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今日は都合さえつけば通信仲間が出演する演劇公演を見に行こうと思ってたのに、先日祖父の葬儀が終わったばかりということもあり予定を変更して実家へ。といっても、午後から顔を出せばよかったので、午前中はひたすら掃除、というか先日組み立てた棚を設置してあれこれと模様替え。あちこちにバラバラにある目障りなものをすべて収納。うん、これでちょっとはすっきりしたかな。久々に掃除したぞ〜って気分。
で、午後から実家に顔を出して、帰りは久しぶりにスーパー銭湯へ。極楽極楽。
帰り本屋さんで、真保裕一『繋がれた明日』買っちゃいました。もう頭の中は直木賞でいっぱい(笑)
「誘惑」石田衣良『4TEEN』読了
2003年7月12日 読書今回の直木賞候補作の一つです。
わぁ、これもいいなぁ。連作短編集なのですがひとつひとつがまたいい話なんです。『4TEEN』とあるように、中学の同級生仲間4人の青春小説(年齢も14歳)なのですが、よくありがちな不良タイプじゃないんです。個人的に悪ぶってるガキは大嫌いなのでいくらかっこつけてても『へっ!』としか思えないところあるのですが、こういう普通の子はもう大好き。なんてかわいいんだろうともう母の視点で読んでました(笑)。
せっかく生まれて来たんだもの、こういうふうに成長していける子ってほんとうに幸せだろうなぁと。うちは女の子ばかりだけど、男の子もいいかもなぁと思ったり。読後感もとってもよかったです。
候補作6作のうち『重力ピエロ』『手紙』『4TEEN』と3作読みましたが全部いいです。直木賞をきっかけに大ブレイクしそうな作品ばかり。他の3作もおもしろいんだろうなあ。今回の発表は本当に楽しみです。これで前回みたいに『該当作なし』とかだったら、本気で怒るよ(笑)
それと、わたし作者の石田さんの性別間違ってました(爆)
といっても石田作品はまだ『池袋ウエストパーク』を読んだだけだったということもあるかもですが、それ読んでる時も名前からのイメージだけでず〜っとそう思って読んでました。今回掲載されてた著者近影みて、あれ?。最近では黒崎緑さん(作品は未読)も、あら、この方も違ってたの?と驚いたっけ。わたしこの思い違いよくあるんですよね(A^^;
わぁ、これもいいなぁ。連作短編集なのですがひとつひとつがまたいい話なんです。『4TEEN』とあるように、中学の同級生仲間4人の青春小説(年齢も14歳)なのですが、よくありがちな不良タイプじゃないんです。個人的に悪ぶってるガキは大嫌いなのでいくらかっこつけてても『へっ!』としか思えないところあるのですが、こういう普通の子はもう大好き。なんてかわいいんだろうともう母の視点で読んでました(笑)。
せっかく生まれて来たんだもの、こういうふうに成長していける子ってほんとうに幸せだろうなぁと。うちは女の子ばかりだけど、男の子もいいかもなぁと思ったり。読後感もとってもよかったです。
候補作6作のうち『重力ピエロ』『手紙』『4TEEN』と3作読みましたが全部いいです。直木賞をきっかけに大ブレイクしそうな作品ばかり。他の3作もおもしろいんだろうなあ。今回の発表は本当に楽しみです。これで前回みたいに『該当作なし』とかだったら、本気で怒るよ(笑)
それと、わたし作者の石田さんの性別間違ってました(爆)
といっても石田作品はまだ『池袋ウエストパーク』を読んだだけだったということもあるかもですが、それ読んでる時も名前からのイメージだけでず〜っとそう思って読んでました。今回掲載されてた著者近影みて、あれ?。最近では黒崎緑さん(作品は未読)も、あら、この方も違ってたの?と驚いたっけ。わたしこの思い違いよくあるんですよね(A^^;
「誘惑」第129回直木賞候補作決定!
2003年7月11日 読書今朝新聞開いて発見。そうか、もうそんな時期だったのか。
ということで、今回の直木賞候補作はこの6作品。個人的にかなり嬉しいです。直木賞はこうでなくっちゃ!って感じ。
★伊坂幸太郎『重力ピエロ』(新潮社)
★石田衣良『4TEEN』(新潮社)
★宇江佐真理『神田堀八つ下がり』(徳間書店)
★真保裕一『繋がれた明日』(朝日新聞社)
★東野圭吾『手紙』(毎日新聞社)
★村山由佳『星々の舟』(文藝春秋)
とはいっても、読んでるのは『重力ピエロ』と『手紙』のみ。『4TEEN』は今から読むところ。『繋がれた明日』も是非読みたいと思ってたのです。あとのお二人は名前はよく見かけるのですが未読。新人の伊坂さん以外は常連さんばかり。
(すいません、訂正です。村山さんも今回初ノミネートでした。勘違いしてました)
さて、今回はどなたが当たる(こらこら)のでしょうか?発表は17日。
17日の夜のニュースで動く○○さん(だって、わたしが名前書くと絶対ダメというジンクスがあるような気してるし(笑))がみられるでしょうか? 期待しましょうね〜o(^^o)(o^^)o
ということで、今回の直木賞候補作はこの6作品。個人的にかなり嬉しいです。直木賞はこうでなくっちゃ!って感じ。
★伊坂幸太郎『重力ピエロ』(新潮社)
★石田衣良『4TEEN』(新潮社)
★宇江佐真理『神田堀八つ下がり』(徳間書店)
★真保裕一『繋がれた明日』(朝日新聞社)
★東野圭吾『手紙』(毎日新聞社)
★村山由佳『星々の舟』(文藝春秋)
とはいっても、読んでるのは『重力ピエロ』と『手紙』のみ。『4TEEN』は今から読むところ。『繋がれた明日』も是非読みたいと思ってたのです。あとのお二人は名前はよく見かけるのですが未読。新人の伊坂さん以外は常連さんばかり。
(すいません、訂正です。村山さんも今回初ノミネートでした。勘違いしてました)
さて、今回はどなたが当たる(こらこら)のでしょうか?発表は17日。
17日の夜のニュースで動く○○さん(だって、わたしが名前書くと絶対ダメというジンクスがあるような気してるし(笑))がみられるでしょうか? 期待しましょうね〜o(^^o)(o^^)o