「誘惑」最近読んだ本
2004年6月12日 読書川上弘美『ニシノユキヒコの恋と冒険』を読み終わり、わたしには理解も共感もできないんだけどなんでみんなに受けてるの?なんて思いながらもとにかく次いけ次と、続いて姫野カオルコ『ツ・イ・ラ・ク』読了。これもかなり評判いいのに(直木賞候補にもなったし)やっぱわたしには全然響いてきませんでした。あれ?(A^^;
磯野コンブさんがちょうど日記で紹介されてる『文学賞メッタ斬り』じゃないけれど『もうナナちゃん、全く読めてないんだから』って言われそうかも・・・(笑)
で、次に手にしたのは乙一『ZOO』。10話からなる短編集です。9番目の『SEVEN ROOMS』で気分が悪い、悪い。これが1話目だったらもう読むのやめてたかも。9話めだから、これやばいよなぁ(超苦手)と思いつつ読み出したら途中で読むのやめられなくて結局・・・。それまで読んだ8話のお話しすべて吹っ飛びました。これがラストでなかったことが唯一の救いかも。と、わかってるのに乙一作品には手が出てしまうのです。
とにかく今は、思いっきり楽しめるもの、笑えるもの、心豊かになるものが切実に読みたいなぁ。よし、絶対明日『蹴りたい田中』買いに行こう!(え?なんか勘違いしてますか?(笑))
磯野コンブさんがちょうど日記で紹介されてる『文学賞メッタ斬り』じゃないけれど『もうナナちゃん、全く読めてないんだから』って言われそうかも・・・(笑)
で、次に手にしたのは乙一『ZOO』。10話からなる短編集です。9番目の『SEVEN ROOMS』で気分が悪い、悪い。これが1話目だったらもう読むのやめてたかも。9話めだから、これやばいよなぁ(超苦手)と思いつつ読み出したら途中で読むのやめられなくて結局・・・。それまで読んだ8話のお話しすべて吹っ飛びました。これがラストでなかったことが唯一の救いかも。と、わかってるのに乙一作品には手が出てしまうのです。
とにかく今は、思いっきり楽しめるもの、笑えるもの、心豊かになるものが切実に読みたいなぁ。よし、絶対明日『蹴りたい田中』買いに行こう!(え?なんか勘違いしてますか?(笑))
「誘惑」2004年5月に読んだ本
2004年5月31日 読書6月に読んだ本書く前に、まずこちらから。覚書兼ねた1ヶ月遅れの更新です(^^;
★『四季』森博嗣 講談社
ドドーンと買いましたよ、愛蔵版。わたしってこんなに森ファンだったっけ?と思ったけど、限定版という文字に惹かれちゃいました。弱いんだよなぁ(笑)でもすっごく綺麗な本なんですよ。
で、?シリーズなんて最初の『黒猫の三角』しか読んでないのでそのうち読もうと思ってたんだけどやっぱり早く読みたい!と見切り発車。きゃぁ〜〜〜〜!、って多分半分くらいしか理解できてないと思うけどそれでも結構楽しめました。こんな楽しみ方をさせてもらえる森ファンはしあわせですね。思い切って買って大正解。持ってて嬉しい1冊になりました。おまけの限定本が届くのも楽しみ!
★『文学賞メッタ斬り!』大森望/豊崎由美 パルコ出版局
著者お二人がいろんな賞について言いたい放題。もう最初から最後まで大笑い。最後の1行まで笑わせてくれます。ほんとに楽しい本です。読みたい本がますます増えます。ほんと『愛』ですよね、これは。
★『この世で一番の奇跡』 オグ・マンディーノ /菅靖彦 PHP研究所
★『この世で一番の贈り物』 オグ・マンディーノ /菅靖彦 PHP研究所
この著者の『十二番目の天使』を読もうと思ってた時期に偶然見つけたので手にとってみました。だって帯に「700万部突破」「こんな感動物語があるとは!(あくまで雰囲気)」とかってあったし。しかし、わたしはどうもこういうのは合わないのか読んでてもう退屈で退屈で。これ、最後の数ページ読むだけでいいやん、なんて思ったり。それもごく当たり前のことだし。これができれば苦労しないよなぁ。それをするのがどんなに大変か。継続の大変さは身にしみてるもんね、なんても思ったり(A^^;
なんかわたしの感性ってひねくれてるのかも・・・ってとちょっと心配になったかも(爆)もっと心に余裕があれば感じ方も違ったかもなぁと自分で自分をフォロー(A^^;
★『ちゃれんじ?』東野圭吾 実業之日本社
東野さんの「スノーボード体験記」エッセイ。40歳過ぎてからスノーボードに挑戦し嵌りまくってしまった東野さん。その様子が良くわかるファンにとっては嬉しい1冊。そして本の中で、とにかく何事もちゃれんじ。気持ちさえあれば諦めることはないのだと。あなたにもできるんだと言ってくれてます。それ、ほんとそうだと思います。わかるぞ、東野さん。わたしも家族スキー計画した時つくづくそう思ったし。でもさすがにいまからスノボーをやろうとは思わないけど(^^; 「ファン限定東野スノボーツアー」なんて企画(←なんか勢いでできる・・・はずないよねぇ(笑))があれば話は別だけど。
★『ジェシカが駆け抜けた七年間について』歌野晶午 原書房
『葉桜の季節に君を想うということ』の次に出た作品。タイトルも惹かれるし、これはやっぱ読みたい!と期待いっぱいで手に取りました。普段から『分身』がいたらどんなにいいかと思ってるので一気に物語の世界へ。読む進めていくうちにいったいどうするんだろ?と心配しましたよ(笑)ほんと、次から次へとよく思いつくものだよなぁって感心させられちゃいました。巧いよなぁ。
と、今月は6冊。『十二番目の天使』読むつもりが結局読まずに他のを先に読んでしまいました。ありゃ。
★『四季』森博嗣 講談社
ドドーンと買いましたよ、愛蔵版。わたしってこんなに森ファンだったっけ?と思ったけど、限定版という文字に惹かれちゃいました。弱いんだよなぁ(笑)でもすっごく綺麗な本なんですよ。
で、?シリーズなんて最初の『黒猫の三角』しか読んでないのでそのうち読もうと思ってたんだけどやっぱり早く読みたい!と見切り発車。きゃぁ〜〜〜〜!、って多分半分くらいしか理解できてないと思うけどそれでも結構楽しめました。こんな楽しみ方をさせてもらえる森ファンはしあわせですね。思い切って買って大正解。持ってて嬉しい1冊になりました。おまけの限定本が届くのも楽しみ!
★『文学賞メッタ斬り!』大森望/豊崎由美 パルコ出版局
著者お二人がいろんな賞について言いたい放題。もう最初から最後まで大笑い。最後の1行まで笑わせてくれます。ほんとに楽しい本です。読みたい本がますます増えます。ほんと『愛』ですよね、これは。
★『この世で一番の奇跡』 オグ・マンディーノ /菅靖彦 PHP研究所
★『この世で一番の贈り物』 オグ・マンディーノ /菅靖彦 PHP研究所
この著者の『十二番目の天使』を読もうと思ってた時期に偶然見つけたので手にとってみました。だって帯に「700万部突破」「こんな感動物語があるとは!(あくまで雰囲気)」とかってあったし。しかし、わたしはどうもこういうのは合わないのか読んでてもう退屈で退屈で。これ、最後の数ページ読むだけでいいやん、なんて思ったり。それもごく当たり前のことだし。これができれば苦労しないよなぁ。それをするのがどんなに大変か。継続の大変さは身にしみてるもんね、なんても思ったり(A^^;
なんかわたしの感性ってひねくれてるのかも・・・ってとちょっと心配になったかも(爆)もっと心に余裕があれば感じ方も違ったかもなぁと自分で自分をフォロー(A^^;
★『ちゃれんじ?』東野圭吾 実業之日本社
東野さんの「スノーボード体験記」エッセイ。40歳過ぎてからスノーボードに挑戦し嵌りまくってしまった東野さん。その様子が良くわかるファンにとっては嬉しい1冊。そして本の中で、とにかく何事もちゃれんじ。気持ちさえあれば諦めることはないのだと。あなたにもできるんだと言ってくれてます。それ、ほんとそうだと思います。わかるぞ、東野さん。わたしも家族スキー計画した時つくづくそう思ったし。でもさすがにいまからスノボーをやろうとは思わないけど(^^; 「ファン限定東野スノボーツアー」なんて企画(←なんか勢いでできる・・・はずないよねぇ(笑))があれば話は別だけど。
★『ジェシカが駆け抜けた七年間について』歌野晶午 原書房
『葉桜の季節に君を想うということ』の次に出た作品。タイトルも惹かれるし、これはやっぱ読みたい!と期待いっぱいで手に取りました。普段から『分身』がいたらどんなにいいかと思ってるので一気に物語の世界へ。読む進めていくうちにいったいどうするんだろ?と心配しましたよ(笑)ほんと、次から次へとよく思いつくものだよなぁって感心させられちゃいました。巧いよなぁ。
と、今月は6冊。『十二番目の天使』読むつもりが結局読まずに他のを先に読んでしまいました。ありゃ。
「ひとり上手」息抜き、息抜き
2004年5月1日 読書なかなか本屋さんへいけないのでネット本屋さんは結構利用します。本日もお馴染み「なま楽」より到着。あぁ、便利。
今回購入したのは、『1億人のためのミステリー!』『文学賞メッタ斬り!』『数奇にして有限の良い結末を』の3冊です。んがんぐ。
『1億人のミステリー!』。もちろん一般人アンケート参加しました。ほんと、見たことあるお名前があちこちに。そして、わたしが書いたのと同じコメントが2つもあるっ!そうです、もちろん(東野圭吾「天空の蜂」)の2箇所(笑)あの時は思いつくままにな〜んも考えずに書いたけどこうして1行だけあるのみると、いやそれよりもっとアピールしたいことが…なんて思ってしまうわ。最初からわかってたらあれもこれもいっぱい入れたのに、って行数オーバーで即ボツだろうけど。伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』は文庫化にあたってなんと150ページの削ったとか。書き出しから違うなんてびっくり。それにしても伊坂さん、家事全般できるということでますます好感度大。超理想タイプ昇格(笑) それともうひとつびっくりしたのがアンケート参加の年齢分布。わたしたち世代(30〜40代)が多いんだろうとおもったら、それよりず〜〜〜っと若いじゃありませんか。え?わたしたちなんてこんなに少数派だったの?こんなことしてていいのか?わたし。とちょころびっと思いました。もちろんやめませんが(笑)
『文学賞メッタ斬り!』はもう大笑い。そんなこといっていいのか?と心配しちゃいます。でも楽しい〜。『1億人のミステリー!』とあわせて読みたい本がますますいっぱいに。
『数奇にして有限の良い結末を』はちょっとした思い出があるので購入。パラパラめくって確認したら、あら、高田さんからだったのね。わたし今の今まで編集者さんからだと思ってました。そうか、高田さんからだったのかぁ。超納得(謎)
と、相変わらずず〜っとお仕事でがんじがらめなんですが結構楽しんでます(息抜きしすぎ!)
今回購入したのは、『1億人のためのミステリー!』『文学賞メッタ斬り!』『数奇にして有限の良い結末を』の3冊です。んがんぐ。
『1億人のミステリー!』。もちろん一般人アンケート参加しました。ほんと、見たことあるお名前があちこちに。そして、わたしが書いたのと同じコメントが2つもあるっ!そうです、もちろん(東野圭吾「天空の蜂」)の2箇所(笑)あの時は思いつくままにな〜んも考えずに書いたけどこうして1行だけあるのみると、いやそれよりもっとアピールしたいことが…なんて思ってしまうわ。最初からわかってたらあれもこれもいっぱい入れたのに、って行数オーバーで即ボツだろうけど。伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』は文庫化にあたってなんと150ページの削ったとか。書き出しから違うなんてびっくり。それにしても伊坂さん、家事全般できるということでますます好感度大。超理想タイプ昇格(笑) それともうひとつびっくりしたのがアンケート参加の年齢分布。わたしたち世代(30〜40代)が多いんだろうとおもったら、それよりず〜〜〜っと若いじゃありませんか。え?わたしたちなんてこんなに少数派だったの?こんなことしてていいのか?わたし。とちょころびっと思いました。もちろんやめませんが(笑)
『文学賞メッタ斬り!』はもう大笑い。そんなこといっていいのか?と心配しちゃいます。でも楽しい〜。『1億人のミステリー!』とあわせて読みたい本がますますいっぱいに。
『数奇にして有限の良い結末を』はちょっとした思い出があるので購入。パラパラめくって確認したら、あら、高田さんからだったのね。わたし今の今まで編集者さんからだと思ってました。そうか、高田さんからだったのかぁ。超納得(謎)
と、相変わらずず〜っとお仕事でがんじがらめなんですが結構楽しんでます(息抜きしすぎ!)
「誘惑」2004年4月に読んだ本
2004年4月30日 読書『春』読み終わって『夏』の途中。今のところ未読作品多くてもそんなに影響ないような気が。って読んでないから見落としてる可能性ありかもだけど充分楽しめてます。惹きこまれます。過去に遡っていろんなことが明らかになって繋がってくるおもしろさって、なんか映画『スター・ウォーズ』みたいだわ!なんて思ったり。え、そんなこと思うのはわたしだけですか?(笑)
あっという間に4月も終わり。世間ではゴールデンウィーク突入らしいのですが、うちは修羅場です。毎年この時期はいつものお仕事+深夜残業が加わってもう大変なんですよ、ったく。ぶつぶつ。いいもん、いいもん、働けばいいんでしょっ、働らかせていただきますともっ(ヤケ)
というわけで、今月は現実逃避に拍車がかかったせいもあり、結構読めました。その分家の中がぐちゃぐちゃです。そろそろいいかげん片付けなきゃ(A^^; ではでは、4月に読んだ本行きま〜す。
★『脳男』首藤瓜於 講談社
乱歩賞受賞作。結構話題になってたんですが、タイトルでパスしてました。でも周りの評判よくて最初数ページちょっと読んでみると、わっ、おもしろそう!と読んでみる事に。はい、おもしろかったです。
★『あなたと聴く中島みゆき』藤田ひろみ 青弓社
http://diarynote.jp/d/20035/20040208.html
の日記で御紹介したように、FMIYUKIというパソコンフォーラムで知り合ったひろみさんの著書です。いろんな発見や共感感じながら楽しく読めました。みゆきさんに対する思いは人それぞれいっぱいありますよね。ほんと、この人のファンでよかった。し合わせです。これからも一生聴き続けていくことでしょう。ず〜っと歌ってくれてありがとう、みゆきさん。って心から思います。
と、ここまでは3月末には読んでたのに書き忘れてたんです(A^^;
ここから4月に読んだ本。
★『疾走』重松清 角川書店
表紙があまりにもあまりなので躊躇したんですが、やはり重松作品は読みたい、ってことで手に取ったのですが…もう表紙そのまんまの物語。春めいた気分が一気にしぼんでしまいました(爆)気持ちに余裕のある元気な時にこころしてお読み下さいませ。と、こんなように思わせるのも重松さんの巧さなんだけどね。でも、わたしはこういうのはダメですね。撃沈させられました。
★『白昼蟲』黒田研二 講談社ノベルス
『笑殺魔』に続くハーフリース保育園シリーズ第2弾。タイトルはなんか怖いけど保育園が舞台のほのぼのシリーズだよなぁ、なんて思ってたら、今回はかなりシビアな内容でびっくり。トリックよりそっちに感心して読まされました。がんばれ、次郎丸、未来は明るい・・・ってこのシリーズまだ続くんだよね?期待。
★『ららのいた夏』川上健一 集英社文庫
『翼はいつまでも』がとにかくよかったので、続いて見つけたので手に取りました。が、おばさんには読んでてつらいものがありました(笑)だって頭の中に『キャハハハ…』『キャハハハ…』しか残らないんです。もう途中で何度も投げ出そうとおもいましたが、途中であきらめるのもなんだしすぐに読める内容なので(だって『『キャハハハ…』改行いっぱいだし)なんとか最後まで読み終えたら、最後になんと泣かせられましたよ(^^; わたしって年齢の割には結構純粋だったのね(爆)
★『博士の愛した数式』小川洋子 新潮社
日記でも書いたのですが、これはいいっ。これこそ静かな大人の小説。この感覚、やさしさ、切なさがわかる人になってくれ>子供たち。と願う母です。
★『娼年』石田衣良 集英社
うーん、内容が内容なのになんでこんなに読後感が爽やかなんだ?石田作品だからか?(笑)
★『被害者は誰?』貫井徳郎 講談社ノベルス
完敗(笑) こういうのおもしろいですね、好きです。
★『ジョッキー』松樹剛史 集英社
スバル文学賞新人賞受賞作です。タイトルどおり競馬の世界のお話です。わたしが競馬の事を知ったのは岡嶋二人『焦茶色のパステル』を読んだのが最初だったかも(笑)というくらい、全く競馬には縁のないわたしでも充分楽しめました。弟ぼんぼんジョッキーの大路君がよかったなぁ。
★『黒いトランク』鮎川哲也 東京創元社文庫
鮎川さんの幻のデビュー作復刊。ということで手に取りました。タイトルどおり『黒いトランク』が日本国中いったりきたり。頭の中ごちゃごちゃ(笑)こんな時代もあ〜ったねといつか話せる日がくるわ〜♪って、懐かしさを感じながら読みました。
それとコミックを1冊。
★『ささや・さら2』碧也ぴんく/原作:加納朋子 幻冬舎コミックス
御存知、加納版『ゴースト』。原作の雰囲気そのままに巧く表現されてます。期待裏切りませんよ〜(加納さんの解説付き)
さ、『夏』続き読も〜っと。
あっという間に4月も終わり。世間ではゴールデンウィーク突入らしいのですが、うちは修羅場です。毎年この時期はいつものお仕事+深夜残業が加わってもう大変なんですよ、ったく。ぶつぶつ。いいもん、いいもん、働けばいいんでしょっ、働らかせていただきますともっ(ヤケ)
というわけで、今月は現実逃避に拍車がかかったせいもあり、結構読めました。その分家の中がぐちゃぐちゃです。そろそろいいかげん片付けなきゃ(A^^; ではでは、4月に読んだ本行きま〜す。
★『脳男』首藤瓜於 講談社
乱歩賞受賞作。結構話題になってたんですが、タイトルでパスしてました。でも周りの評判よくて最初数ページちょっと読んでみると、わっ、おもしろそう!と読んでみる事に。はい、おもしろかったです。
★『あなたと聴く中島みゆき』藤田ひろみ 青弓社
http://diarynote.jp/d/20035/20040208.html
の日記で御紹介したように、FMIYUKIというパソコンフォーラムで知り合ったひろみさんの著書です。いろんな発見や共感感じながら楽しく読めました。みゆきさんに対する思いは人それぞれいっぱいありますよね。ほんと、この人のファンでよかった。し合わせです。これからも一生聴き続けていくことでしょう。ず〜っと歌ってくれてありがとう、みゆきさん。って心から思います。
と、ここまでは3月末には読んでたのに書き忘れてたんです(A^^;
ここから4月に読んだ本。
★『疾走』重松清 角川書店
表紙があまりにもあまりなので躊躇したんですが、やはり重松作品は読みたい、ってことで手に取ったのですが…もう表紙そのまんまの物語。春めいた気分が一気にしぼんでしまいました(爆)気持ちに余裕のある元気な時にこころしてお読み下さいませ。と、こんなように思わせるのも重松さんの巧さなんだけどね。でも、わたしはこういうのはダメですね。撃沈させられました。
★『白昼蟲』黒田研二 講談社ノベルス
『笑殺魔』に続くハーフリース保育園シリーズ第2弾。タイトルはなんか怖いけど保育園が舞台のほのぼのシリーズだよなぁ、なんて思ってたら、今回はかなりシビアな内容でびっくり。トリックよりそっちに感心して読まされました。がんばれ、次郎丸、未来は明るい・・・ってこのシリーズまだ続くんだよね?期待。
★『ららのいた夏』川上健一 集英社文庫
『翼はいつまでも』がとにかくよかったので、続いて見つけたので手に取りました。が、おばさんには読んでてつらいものがありました(笑)だって頭の中に『キャハハハ…』『キャハハハ…』しか残らないんです。もう途中で何度も投げ出そうとおもいましたが、途中であきらめるのもなんだしすぐに読める内容なので(だって『『キャハハハ…』改行いっぱいだし)なんとか最後まで読み終えたら、最後になんと泣かせられましたよ(^^; わたしって年齢の割には結構純粋だったのね(爆)
★『博士の愛した数式』小川洋子 新潮社
日記でも書いたのですが、これはいいっ。これこそ静かな大人の小説。この感覚、やさしさ、切なさがわかる人になってくれ>子供たち。と願う母です。
★『娼年』石田衣良 集英社
うーん、内容が内容なのになんでこんなに読後感が爽やかなんだ?石田作品だからか?(笑)
★『被害者は誰?』貫井徳郎 講談社ノベルス
完敗(笑) こういうのおもしろいですね、好きです。
★『ジョッキー』松樹剛史 集英社
スバル文学賞新人賞受賞作です。タイトルどおり競馬の世界のお話です。わたしが競馬の事を知ったのは岡嶋二人『焦茶色のパステル』を読んだのが最初だったかも(笑)というくらい、全く競馬には縁のないわたしでも充分楽しめました。弟ぼんぼんジョッキーの大路君がよかったなぁ。
★『黒いトランク』鮎川哲也 東京創元社文庫
鮎川さんの幻のデビュー作復刊。ということで手に取りました。タイトルどおり『黒いトランク』が日本国中いったりきたり。頭の中ごちゃごちゃ(笑)こんな時代もあ〜ったねといつか話せる日がくるわ〜♪って、懐かしさを感じながら読みました。
それとコミックを1冊。
★『ささや・さら2』碧也ぴんく/原作:加納朋子 幻冬舎コミックス
御存知、加納版『ゴースト』。原作の雰囲気そのままに巧く表現されてます。期待裏切りませんよ〜(加納さんの解説付き)
さ、『夏』続き読も〜っと。
「冬を待つ季節」♪春、夏、秋は冬をまつきせつぅ〜
2004年4月29日 読書『春』もうちょっとで読了。あの世界にどっぷり浸れます。何の不自然さも感じない、彼女ならありえると思ってなんでも受け入れられます。さてこれからどうなっていくんでしょうか。
***
田中啓文さんの発売予定新刊タイトルを某所で知りもう朝から大笑い。『蹴りたい田中』って、もう巧すぎ!なんかやっと田中さんの偉大さがわかった気がしました。やっぱり読まなきゃ人生損しそうな気になってしまいましたよ。そういえば先日『UMAハンター馬子(1)〜湖の秘密』手に入れたんだっけ。今読んでる『四季』の合間に読むといったい頭の中どうなるんだろ?ちょっとやってみたい気になったり(やめなさい>天の声)
***
田中啓文さんの発売予定新刊タイトルを某所で知りもう朝から大笑い。『蹴りたい田中』って、もう巧すぎ!なんかやっと田中さんの偉大さがわかった気がしました。やっぱり読まなきゃ人生損しそうな気になってしまいましたよ。そういえば先日『UMAハンター馬子(1)〜湖の秘密』手に入れたんだっけ。今読んでる『四季』の合間に読むといったい頭の中どうなるんだろ?ちょっとやってみたい気になったり(やめなさい>天の声)
「誘惑」森博嗣『四季』読書中
2004年4月28日 読書わたしも、森博嗣『四季』読み始めました!>たぬさん、砂姫さん
Vシリーズは最初の「黒猫の三角」のみ、犀川&萌絵シリーズでさえもすべてはまだ読んでないんだけど読み終わるまで待ってたらず〜っと読めないだろうし。それに以前「なまもの日記」で著者森さん自身がどちらを先に読んでもそれなりの楽しみ方がありますから、というなことをおっしゃってたような気もするし。ま、1年前に読んだミステリを再読しても同じように驚ける得な体質(単に記憶力がない)なので多少のネタバレは影響ないはず。
『すべてがFになる』を読んだのは長期入院中。これが森作品との出会いでした。不安いっぱいの中で唯一の楽しみだった読書。不安忘れて夢中で読んでました。もう集中せずにいられない物語でした。読み終わった後同室の60歳ミステリ好きのおばさんに貸してあげたら、その方も頭かかえながら読んでました(笑)でも読み終わった後すごく感心されてましたっけ。ということもあって、すごく印象深い物語なんです。だからやっぱり読みたくて見切り発車。まだ『春』の最初なんですが、わくわく感いっぱいで展開がすごく楽しみです。さてどんな秘密が隠されてるのでしょうか?
Vシリーズは最初の「黒猫の三角」のみ、犀川&萌絵シリーズでさえもすべてはまだ読んでないんだけど読み終わるまで待ってたらず〜っと読めないだろうし。それに以前「なまもの日記」で著者森さん自身がどちらを先に読んでもそれなりの楽しみ方がありますから、というなことをおっしゃってたような気もするし。ま、1年前に読んだミステリを再読しても同じように驚ける得な体質(単に記憶力がない)なので多少のネタバレは影響ないはず。
『すべてがFになる』を読んだのは長期入院中。これが森作品との出会いでした。不安いっぱいの中で唯一の楽しみだった読書。不安忘れて夢中で読んでました。もう集中せずにいられない物語でした。読み終わった後同室の60歳ミステリ好きのおばさんに貸してあげたら、その方も頭かかえながら読んでました(笑)でも読み終わった後すごく感心されてましたっけ。ということもあって、すごく印象深い物語なんです。だからやっぱり読みたくて見切り発車。まだ『春』の最初なんですが、わくわく感いっぱいで展開がすごく楽しみです。さてどんな秘密が隠されてるのでしょうか?
「黄色い犬」久しぶり〜♪
2004年4月21日 読書主人と次女が早起きして朝からナナ(犬)を洗っていた。だいぶあったかくなったのでこれからは外で洗えるからちょころびっと助かる。お風呂場で洗うとあとが大変だったもんね。でも、と同時に最近そろそろ抜け毛が…(A^^;
***
小川洋子『博士の愛した数式』読了。
いいっ!です。さすが本屋大賞受賞作。大納得です。
予想投票前に読んでたらこれに入れたかもなのになぁ(わたしの感は当たった事ないから多分入れてないと思う(笑))。ちなみに予想投票時わたしが既読だったのは『クライマーズ・ハイ』『永遠の出口』『重力ピエロ』『4TEEN』『デッドエンドの思い出』 の5冊。迷った末『デッドエンドの思い出』にしたんだけどやっぱり外れました。長女の辞書買って手持ちの図書券がすべてなくなったので図書券欲しかったのになぁ。その後読んだ『アヒルと鴨のコインロッカー』もすごくよかったし、やっぱり全国書店員さんお薦めのなかの上位10冊、間違いありませんね〜
***
小川洋子『博士の愛した数式』読了。
いいっ!です。さすが本屋大賞受賞作。大納得です。
予想投票前に読んでたらこれに入れたかもなのになぁ(わたしの感は当たった事ないから多分入れてないと思う(笑))。ちなみに予想投票時わたしが既読だったのは『クライマーズ・ハイ』『永遠の出口』『重力ピエロ』『4TEEN』『デッドエンドの思い出』 の5冊。迷った末『デッドエンドの思い出』にしたんだけどやっぱり外れました。長女の辞書買って手持ちの図書券がすべてなくなったので図書券欲しかったのになぁ。その後読んだ『アヒルと鴨のコインロッカー』もすごくよかったし、やっぱり全国書店員さんお薦めのなかの上位10冊、間違いありませんね〜
「誘惑」小川洋子『博士の愛した数式』
2004年4月20日 読書小川洋子さんといえば『妊娠カレンダー』で芥川賞を受賞された時に読んだきり。で、ぜんぜん?でそれ以後全く縁がなかったのですが、これかなり評判いいので手に取りました。まだ途中ですがすごくいい感じです。
なぜか全く内容は違うんだけど、ずっと頭の中で『センセイの鞄』が思い浮かんでます。この二人があの二人に重なるんだよなぁ。全然違うのに(笑)
『センセイの鞄』といえば、今週末地上波でも放送されるんだそうです。これは見逃さないようにしなきゃ!楽しみ。そして今晩続き読むのもすごく楽しみ。ということで掃除はまた明日だな(A^^;
なぜか全く内容は違うんだけど、ずっと頭の中で『センセイの鞄』が思い浮かんでます。この二人があの二人に重なるんだよなぁ。全然違うのに(笑)
『センセイの鞄』といえば、今週末地上波でも放送されるんだそうです。これは見逃さないようにしなきゃ!楽しみ。そして今晩続き読むのもすごく楽しみ。ということで掃除はまた明日だな(A^^;
「誘惑」2004年3月に読んだ本
2004年3月31日 読書書き忘れそうなので、簡単に3月に読んだ本書いときます。
★『桜宵』北森鴻 講談社
前作『花の下にて春死なむ』に続く連作短編集。いいシリーズですよねぇ。もう今日の夕食つくるのもヤダと思ってる年中家事スランプのわたしはとにかく「香菜里屋」に行きたくて行きたくて(笑)こんな人どっかに落ちてないかなぁ(んな、ばかな)
★『クレオパトラの夢』恩田陸 双葉社
これも前作『MAZE(メイズ)』に続き神原恵弥(かみはらめぐみ)が登場する第2弾。前回のわけわからない場所から一変して今回の舞台は北海道。すっごくシリアスなテーマなんだけど、おねぇ言葉をしゃべる主人公恵弥のキャラのせいでドタバタコメディみたいに感じます。妹としゃべってる会話になると、いったいどっちがしゃべってるんだよっ!と何回つっこんだことか(笑)。恵弥っていいキャラだよなぁ。小説なんだもん、もうなんでもありでこれからも思いっきり活躍して欲しいです。期待。
★『幼子われらに生まれ』重松清 幻冬社文庫
うぅ、重い(^^; 読みなが以前『トワイライト』読んで感じてたのと同様の違和感がず〜っとありました。それまで読んでた重松作品は素直に共感できたり、あるあるあると素直に受け入れられてたんだけどなんか最近読みながら物語の登場人物に対して「いいかげんにしろ!」と腹立たしくなってくるのが続いてます。とにかくわたしは重松作品は好きで読みたいんだけど、こういう無責任なやつに振り回される苦労する主人公っていうお話が読んでて全然楽しくないから嫌いなだけ。ということで、よし次に期待しようと思ってたのに次に取ったのがよりによってなんで『疾走』なんだ(爆)春めいた心が一気につぶされました。これもひどいわ(あ、いや話の内容がだけどね。とにかくこれは心に体力のあるときに覚悟して読んだ方がいいと思う。打ちのめされます)あぁ、『ナイフ』のような重松作品が読みたいなぁ(切実)
★『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎 東京創元社
でもって、そんなところにやってきた救世主がこれ。もう読者のツボをつかんで離さない作家ですね。正直最初はついていくのしんどかったけど、そこを乗り越えるともう見事に計算つくされた展開に拍手です。ほんとに次から次へとあざやかな着地をみせてくれます。小説読む楽しさが思う存分味わえます。
(*わたしもこれって乙一「GOTH」の次に「早く通報しなさい!」って思う物語だなぁと思って読んでました。電話のところも「なんてことするんだよ!」と突っ込んでたし。だから『なまもの!』書評読んで大爆笑&大共感しちゃいました(笑))
★『桜宵』北森鴻 講談社
前作『花の下にて春死なむ』に続く連作短編集。いいシリーズですよねぇ。もう今日の夕食つくるのもヤダと思ってる年中家事スランプのわたしはとにかく「香菜里屋」に行きたくて行きたくて(笑)こんな人どっかに落ちてないかなぁ(んな、ばかな)
★『クレオパトラの夢』恩田陸 双葉社
これも前作『MAZE(メイズ)』に続き神原恵弥(かみはらめぐみ)が登場する第2弾。前回のわけわからない場所から一変して今回の舞台は北海道。すっごくシリアスなテーマなんだけど、おねぇ言葉をしゃべる主人公恵弥のキャラのせいでドタバタコメディみたいに感じます。妹としゃべってる会話になると、いったいどっちがしゃべってるんだよっ!と何回つっこんだことか(笑)。恵弥っていいキャラだよなぁ。小説なんだもん、もうなんでもありでこれからも思いっきり活躍して欲しいです。期待。
★『幼子われらに生まれ』重松清 幻冬社文庫
うぅ、重い(^^; 読みなが以前『トワイライト』読んで感じてたのと同様の違和感がず〜っとありました。それまで読んでた重松作品は素直に共感できたり、あるあるあると素直に受け入れられてたんだけどなんか最近読みながら物語の登場人物に対して「いいかげんにしろ!」と腹立たしくなってくるのが続いてます。とにかくわたしは重松作品は好きで読みたいんだけど、こういう無責任なやつに振り回される苦労する主人公っていうお話が読んでて全然楽しくないから嫌いなだけ。ということで、よし次に期待しようと思ってたのに次に取ったのがよりによってなんで『疾走』なんだ(爆)春めいた心が一気につぶされました。これもひどいわ(あ、いや話の内容がだけどね。とにかくこれは心に体力のあるときに覚悟して読んだ方がいいと思う。打ちのめされます)あぁ、『ナイフ』のような重松作品が読みたいなぁ(切実)
★『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎 東京創元社
でもって、そんなところにやってきた救世主がこれ。もう読者のツボをつかんで離さない作家ですね。正直最初はついていくのしんどかったけど、そこを乗り越えるともう見事に計算つくされた展開に拍手です。ほんとに次から次へとあざやかな着地をみせてくれます。小説読む楽しさが思う存分味わえます。
(*わたしもこれって乙一「GOTH」の次に「早く通報しなさい!」って思う物語だなぁと思って読んでました。電話のところも「なんてことするんだよ!」と突っ込んでたし。だから『なまもの!』書評読んで大爆笑&大共感しちゃいました(笑))
「時はながれて」あぁ、月末
2004年3月29日 読書卒業式もあったし、その他いろいろで書きたいこともあるんだけどこれがなかなか。忘れそう…って思ったら「はにゃさん」日記訪問して、あ!タイトルだけいれとくのもいい方法だわ!と思ったので早速まねっこ。
わたし今「アヒルと鴨のコインロッカー」読書中なんですよん>たぬさん(わたしも今のところ伊坂作品では「ラッシュライフ」が一番好きです)伊坂作品って読後感はいつも最高のものがあるんです。そしてもちろんあちこちで評判は上々。しかし、この最初の展開がわたしにはつらいんだよなぁ。もう話がつかめないってーの(笑)まだ前半3分の1だからこれからの展開に期待なんだけど、伊坂作品じゃなかったら途中で読むのやめてるかも。このカワサキについていくのしんどいわ(A^^;
同じく恩田作品もつかみどころない展開で話が進行していく物語が多いと思うけど、こっちは、それでもわくわくして読んでいけるんですよね。前日読んだ「クレオパトラの夢」も面白かった。前回「まひるの月を追いかけて」を読んで、奈良行きたい!って思ったけど、今度は北海道行きたいぞ〜。恩田作品読むと、その物語の舞台のあるところ(一応仮名だけどね)にすっごく行きたくなります。「屋久島」もそうだし、「軍艦島」も見てみたい。そこらへんの旅情ミステリよりはるかに興味惹かれます。あぁ、お休みと身軽な身体が欲しい。
3月も月末。決算を控えて、あれこれしなきゃならないこといっぱいなのに、こんな時って特に本読みたくなるんだよなぁ。あぁ、現実逃避…
わたし今「アヒルと鴨のコインロッカー」読書中なんですよん>たぬさん(わたしも今のところ伊坂作品では「ラッシュライフ」が一番好きです)伊坂作品って読後感はいつも最高のものがあるんです。そしてもちろんあちこちで評判は上々。しかし、この最初の展開がわたしにはつらいんだよなぁ。もう話がつかめないってーの(笑)まだ前半3分の1だからこれからの展開に期待なんだけど、伊坂作品じゃなかったら途中で読むのやめてるかも。このカワサキについていくのしんどいわ(A^^;
同じく恩田作品もつかみどころない展開で話が進行していく物語が多いと思うけど、こっちは、それでもわくわくして読んでいけるんですよね。前日読んだ「クレオパトラの夢」も面白かった。前回「まひるの月を追いかけて」を読んで、奈良行きたい!って思ったけど、今度は北海道行きたいぞ〜。恩田作品読むと、その物語の舞台のあるところ(一応仮名だけどね)にすっごく行きたくなります。「屋久島」もそうだし、「軍艦島」も見てみたい。そこらへんの旅情ミステリよりはるかに興味惹かれます。あぁ、お休みと身軽な身体が欲しい。
3月も月末。決算を控えて、あれこれしなきゃならないこといっぱいなのに、こんな時って特に本読みたくなるんだよなぁ。あぁ、現実逃避…
「誘惑」東野圭吾『幻夜』読了
2004年3月10日 読書
ISBN:4087746682 単行本 東野 圭吾 集英社 ¥1,800
大好きな東野圭吾さんの最新作です。あの『白夜行』に続く作品だと噂されてる『幻夜』です。『白夜行』もいい作品でしたよね。もう大好き。だから今回の『幻夜』もどんなに楽しみにしていたことか。で、読んでみると……
うっわー!!!なんてことをするんだっ、東野さん!
もう、言葉失いましたよ。物語以上に、作家東野圭吾に対して震えが来ました。とにかくわたし東野作品大好きですから、読む前の期待はすごいなんてものじゃないのですよ。 それなのに、いつもそんな期待を裏切るどころか、それ以上のものを返してくれる作品ばかり。今回もまさかこんな……絶句。もう、読み終わった後しばらく動けませんでした。やっぱすごいわ、東野さん。
今回もかなりの長編なのですが、読み出したらもうページをめくる手がとまりません。引き込まれ読ませられます。そして読み終わった後の気持ちといったら、「なんて事をしてくれるんだ!」。もうこれしかありません。そして今再びわたしの手元には『白夜行』があります。やっぱ、東野作品最高〜。もう大好きっ!!!
興味ある方は、『白夜行』から是非(^^)
大好きな東野圭吾さんの最新作です。あの『白夜行』に続く作品だと噂されてる『幻夜』です。『白夜行』もいい作品でしたよね。もう大好き。だから今回の『幻夜』もどんなに楽しみにしていたことか。で、読んでみると……
うっわー!!!なんてことをするんだっ、東野さん!
もう、言葉失いましたよ。物語以上に、作家東野圭吾に対して震えが来ました。とにかくわたし東野作品大好きですから、読む前の期待はすごいなんてものじゃないのですよ。 それなのに、いつもそんな期待を裏切るどころか、それ以上のものを返してくれる作品ばかり。今回もまさかこんな……絶句。もう、読み終わった後しばらく動けませんでした。やっぱすごいわ、東野さん。
今回もかなりの長編なのですが、読み出したらもうページをめくる手がとまりません。引き込まれ読ませられます。そして読み終わった後の気持ちといったら、「なんて事をしてくれるんだ!」。もうこれしかありません。そして今再びわたしの手元には『白夜行』があります。やっぱ、東野作品最高〜。もう大好きっ!!!
興味ある方は、『白夜行』から是非(^^)
「誘惑」2004年2月に読んだ本
2004年2月29日 読書日記がリニューアルされて、今度からは一日に何回も同じ日付で書けるらしい。ほんとかな?上書きされたりしないだろうな?と不安いっぱいですが、月末なので今月読んだ本も記録しておこうということで、29日2個目の日記。
ではでは、勝手に月末恒例、2月に読んだ本いきま〜す。
★『T.R.Y』井上尚登 角川文庫
先日といってももうだいぶ前、織田裕二主演で映画化された原作本です。ということで、読んでる途中頭の中では織田裕二が走り回ってました(笑)コンゲーム小説って大好きだからすごく楽しめました。
★『地下鉄に乗って』浅田次郎 講談社文庫
これは、よかった!浅田作品はまだあまり読んでないんですが(『鉄道員』も表題のみ読んでそのまま)やっぱり読んでいかなきゃな、と思いました。この社長さん、いいよねぇ。この方が出てくるたびに、みゆきさんの『タクシードライバー』が頭の中でなってました(笑)298Pの言葉なんか最高。この社長がいうからもう響く、響く。構成巧過ぎ!
★『西参道ビストロ・クリクリ物語』黒田絵里 PHP研究所
友達から借りた本です。なんと帯の文句をみゆきさんが書いてます。でもって、著者近影がタムジンさんというすごく幸せな本なんです。タイトルの通り、西表参道で『クリクリ』というお店を経営されてる方のエッセイ。わたしも、いつか行ってみたいなぁ、行けたらいいなぁと思いながら読ませてもらいました。ありがと、Yちゃん。いつか連れてってね〜>私信
★『王国 その1アンドロメダハイツ』よしもとばなな 新潮社
あぁ、なんかいい感じ。つかみどころないような雰囲気があるんだけどなんかあったかくてやさしくて。これからどんな展開になっていくんでしょう。これからも追いかけたいと思います。
★『MOMENNT』本田孝好 集英社
これも、いいんだよなぁ。すごく淡々として冷めてるような感じを受けるんですが、なぜかすごくあったかくなれてしまうんです。読み終わった後になんともいえない余韻が残るし。本屋さんがPUSHしたくなるのも当然といえば当然だなぁ(あちこちの本屋さんで山積みされてること多いんです、この方)、と納得させられました。
★『秋の花』北村薫 創元推理文庫
『空飛ぶ馬』シリーズ第3作。主人公の「私」も大学3年生の秋を迎えています。このシリーズやっぱりいいわ。未読がいよいよ残り1冊。大事に読まなきゃね。
と、今月はこの6冊。とにかく今は、昨日から読み始めた東野圭吾『幻夜』の続きを早く読みたいっ!
***
ちょっと事情があって安静を強いられてたせいで、やっと『幻夜』を読み始めました(時間に余裕あるときに、ゆっくり読みたいと思って後回し後回しにしてたのです)。そして、なんと『なまもの!クイズ』解けましたよん!転んでもただでは起きないもんね、ってちょっと違うか(笑)
ではでは、勝手に月末恒例、2月に読んだ本いきま〜す。
★『T.R.Y』井上尚登 角川文庫
先日といってももうだいぶ前、織田裕二主演で映画化された原作本です。ということで、読んでる途中頭の中では織田裕二が走り回ってました(笑)コンゲーム小説って大好きだからすごく楽しめました。
★『地下鉄に乗って』浅田次郎 講談社文庫
これは、よかった!浅田作品はまだあまり読んでないんですが(『鉄道員』も表題のみ読んでそのまま)やっぱり読んでいかなきゃな、と思いました。この社長さん、いいよねぇ。この方が出てくるたびに、みゆきさんの『タクシードライバー』が頭の中でなってました(笑)298Pの言葉なんか最高。この社長がいうからもう響く、響く。構成巧過ぎ!
★『西参道ビストロ・クリクリ物語』黒田絵里 PHP研究所
友達から借りた本です。なんと帯の文句をみゆきさんが書いてます。でもって、著者近影がタムジンさんというすごく幸せな本なんです。タイトルの通り、西表参道で『クリクリ』というお店を経営されてる方のエッセイ。わたしも、いつか行ってみたいなぁ、行けたらいいなぁと思いながら読ませてもらいました。ありがと、Yちゃん。いつか連れてってね〜>私信
★『王国 その1アンドロメダハイツ』よしもとばなな 新潮社
あぁ、なんかいい感じ。つかみどころないような雰囲気があるんだけどなんかあったかくてやさしくて。これからどんな展開になっていくんでしょう。これからも追いかけたいと思います。
★『MOMENNT』本田孝好 集英社
これも、いいんだよなぁ。すごく淡々として冷めてるような感じを受けるんですが、なぜかすごくあったかくなれてしまうんです。読み終わった後になんともいえない余韻が残るし。本屋さんがPUSHしたくなるのも当然といえば当然だなぁ(あちこちの本屋さんで山積みされてること多いんです、この方)、と納得させられました。
★『秋の花』北村薫 創元推理文庫
『空飛ぶ馬』シリーズ第3作。主人公の「私」も大学3年生の秋を迎えています。このシリーズやっぱりいいわ。未読がいよいよ残り1冊。大事に読まなきゃね。
と、今月はこの6冊。とにかく今は、昨日から読み始めた東野圭吾『幻夜』の続きを早く読みたいっ!
***
ちょっと事情があって安静を強いられてたせいで、やっと『幻夜』を読み始めました(時間に余裕あるときに、ゆっくり読みたいと思って後回し後回しにしてたのです)。そして、なんと『なまもの!クイズ』解けましたよん!転んでもただでは起きないもんね、ってちょっと違うか(笑)
「誘惑」『あなたと聴く中島みゆき』
2004年2月8日 読書めちゃ、いい天気!絶好の掃除日和だわ(^^;
なんて思ってたら、急遽予定変更で打ち合わせが入ってしまった。ということは、こちらは順次先送り。となると…やっぱ22日は完全に無理なのね。あぁ、シロナガスがっくり。
昨日も行きたかったなぁ(梅田でオフあったのよね)
楽しそうで羨ましいぞ(笑) ひろみさんの本も欲しかったのになぁ。こうなったらもうメールで申し込むしかないな。『なま楽』でも買えるんだけどやっぱ著者サイン本欲しいし。メールでお願いしようっと。あ、『なま楽』で買って次にお会いした時にサインもらえばいいか、って次っていつだよ?
ついでにこの本の御紹介。
パソコンの『中島みゆきフォーラム』(こんなのがあるんですよ(^^)v)で知り合ったひろみさん。彼女がみゆきさんの曲についていろいろ書き溜めてたものが出版社の方の目に留まり、なんとこのたび目出度く出版の運びとなったのです!す、すごい、凄過ぎるぞ、ひろみさん。かなり興味深い内容で読まれた方の間では評判も上々です。こんな本です。http://books.rakuten.co.jp/namamono/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1634677&;;fl=1
興味ある方は是非手に取ってみてくださいね(^^)
なんて思ってたら、急遽予定変更で打ち合わせが入ってしまった。ということは、こちらは順次先送り。となると…やっぱ22日は完全に無理なのね。あぁ、シロナガスがっくり。
昨日も行きたかったなぁ(梅田でオフあったのよね)
楽しそうで羨ましいぞ(笑) ひろみさんの本も欲しかったのになぁ。こうなったらもうメールで申し込むしかないな。『なま楽』でも買えるんだけどやっぱ著者サイン本欲しいし。メールでお願いしようっと。あ、『なま楽』で買って次にお会いした時にサインもらえばいいか、って次っていつだよ?
ついでにこの本の御紹介。
パソコンの『中島みゆきフォーラム』(こんなのがあるんですよ(^^)v)で知り合ったひろみさん。彼女がみゆきさんの曲についていろいろ書き溜めてたものが出版社の方の目に留まり、なんとこのたび目出度く出版の運びとなったのです!す、すごい、凄過ぎるぞ、ひろみさん。かなり興味深い内容で読まれた方の間では評判も上々です。こんな本です。http://books.rakuten.co.jp/namamono/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1634677&;;fl=1
興味ある方は是非手に取ってみてくださいね(^^)
「誘惑」2004年1月に読んだ本
2004年1月31日 読書最近読書停滞気味。今月もたった2冊しか読めなかったなぁ。あぁ、春は遠い(意味無し)
なんかリニューアルに伴ってもうすぐ書き込めなくなるかも、とかってあるから早めに書いとこ。ではでは、行きます、ってたったこの2冊だけ。
★『クライマーズ・ハイ』横山秀夫
昨年度の超話題本。あまりの評判のよさに今年の一冊目はこれから!と決めてました。そして評判どおりでした。いいです。だけどわたしは『半落ち』の方がより好きだなぁ。『半落ち』は昨年読んだ本のベスト3に入れたいくらい好き、って昨年のマイベスト10まだ書いてないような気が・・・。また後でどっかに書いとこ。
(1月29日の日記に【2003年度マイベスト10】追加しました↓)
★『レインレイン・ボウ』加納朋子 集英社
加納作品は読めるだけで幸せ。今回も、楽しませてもらいました。人それぞれいろんな人生ありますよね。わたしは未読だけど、最近女性の人生の『負け組』とか『勝ち組』ということを扱った本が結構話題だとか。それに合わせるとわたし『勝ち組』要素結構備えてるような気がするんだけど、『勝ち組』だなんて思ったこともないなぁ。ま、読んでないからなんか思い違いしてる可能性大なんだけどね。でも、人生の勝ち負けって人と比べたりするものじゃなくて、自分自身の中で決めるものだよねぇ。自分がよいと思えばそれで『勝ち』なんだと思う。
ということは、わたしは良いと思ってないのか?というと、そんなこともない。良くも悪くもこんなもんかなと。よーするに、そんな真剣に何も考えてないのよね。そ、人生は成り行き(笑)
なんかリニューアルに伴ってもうすぐ書き込めなくなるかも、とかってあるから早めに書いとこ。ではでは、行きます、ってたったこの2冊だけ。
★『クライマーズ・ハイ』横山秀夫
昨年度の超話題本。あまりの評判のよさに今年の一冊目はこれから!と決めてました。そして評判どおりでした。いいです。だけどわたしは『半落ち』の方がより好きだなぁ。『半落ち』は昨年読んだ本のベスト3に入れたいくらい好き、って昨年のマイベスト10まだ書いてないような気が・・・。また後でどっかに書いとこ。
(1月29日の日記に【2003年度マイベスト10】追加しました↓)
★『レインレイン・ボウ』加納朋子 集英社
加納作品は読めるだけで幸せ。今回も、楽しませてもらいました。人それぞれいろんな人生ありますよね。わたしは未読だけど、最近女性の人生の『負け組』とか『勝ち組』ということを扱った本が結構話題だとか。それに合わせるとわたし『勝ち組』要素結構備えてるような気がするんだけど、『勝ち組』だなんて思ったこともないなぁ。ま、読んでないからなんか思い違いしてる可能性大なんだけどね。でも、人生の勝ち負けって人と比べたりするものじゃなくて、自分自身の中で決めるものだよねぇ。自分がよいと思えばそれで『勝ち』なんだと思う。
ということは、わたしは良いと思ってないのか?というと、そんなこともない。良くも悪くもこんなもんかなと。よーするに、そんな真剣に何も考えてないのよね。そ、人生は成り行き(笑)
「誘惑」2003年読んだ本マイベスト10
2004年1月29日 読書ころっと忘れてました>昨年マイベスト10
昨年読んだ本で特におもしろかった本を10冊あげてみます。昨年は後半全く読めずで100冊目標にしてたのに、70冊足らずしか読めなかったし。でも好きそうな本ばかりを選んで読んでるからその中から10冊選ぶのもすごく迷うのよねぇ。
と迷ってたら時間がなくなりました。もう、今の気分で決定!2003年読んだ本マイベスト10はこれ。順位はあえてつけないけど上にあるほうがより好みってことで。ではでは行きま〜す。
★『手紙』東野圭吾 毎日新聞社
すっごくいいです。みなさん、これは是非読みましょう。もちろん『ゲームの名は誘拐』(これもかなり好き)、『殺人の門』と2003年も東野作品は名作ぞろい。すべてお薦めです。
★『空飛ぶ馬』北村薫 創元推理文庫
なんでもっと早く読まなかったんだ!でもこれから『空飛ぶ馬』を読める方はすごくしあわせですよん。いいっ!
★『半落ち』横山秀夫 講談社
もうどんなに泣かされたか。胸を打ちます。できるものならネタバレなして読みたかった・・・。それでもこんなに感動するんだから、すごいです。
★『ラッシュライフ』伊坂幸太郎 新潮社
この時点で出版されてる全作品の中からどれにしようかと迷いに迷って、やはり一番最初に読んだこれを。お見事!
★『虚貌(上)(下)』雫井修介 幻冬社文庫
これも『火の粉』とどっちにしようと迷いに迷ってこっちに。雫井さん、いいですね!
★『翼はいつまでも』川上健一 集英社
わたしはこの感動を味わいたくて読書をしてます。
★『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午 文芸春秋
わたしは、この驚きを味わいたくてミステリを読みます。
★『4TEEN』 石田衣良 新潮社
うぅ、わたしの中では絶対『手紙』がもらうはずだったのに。でもやっぱこれもいいのよねぇ。直木賞おめでとうございます。
★『蛇行する川のほとり(1)(2)(3)』恩田陸 中央公論新書
恩田作品もいれなきゃね。今回はこれを。それにしてもこの本すごく綺麗な本ですよね。愛おしささえ感じてしまいます。
★『四日間の奇蹟』朝倉卓弥 宝島社
あら、もう10冊目。ん〜、迷うわ(^^;
読後感のよさでこれにしよう。終盤のあの感動は最高でしたもの。
そして、今回は特別にこの絵本も。
★『きつねのおきゃくさま』あまんきみこ著 /二俣英五郎 絵
やっぱ心は通じるんだよなぁ・・・と。まさか絵本でこんなにくるとは思わなかったわ(A^^; 大人にも子供にも超おすすめな一冊。
と、今の気分で選んでみました。やっぱ読書っていいですよね。さて今年はどんな本にめぐり合えるのでしょうか、楽しみです。
昨年読んだ本で特におもしろかった本を10冊あげてみます。昨年は後半全く読めずで100冊目標にしてたのに、70冊足らずしか読めなかったし。でも好きそうな本ばかりを選んで読んでるからその中から10冊選ぶのもすごく迷うのよねぇ。
と迷ってたら時間がなくなりました。もう、今の気分で決定!2003年読んだ本マイベスト10はこれ。順位はあえてつけないけど上にあるほうがより好みってことで。ではでは行きま〜す。
★『手紙』東野圭吾 毎日新聞社
すっごくいいです。みなさん、これは是非読みましょう。もちろん『ゲームの名は誘拐』(これもかなり好き)、『殺人の門』と2003年も東野作品は名作ぞろい。すべてお薦めです。
★『空飛ぶ馬』北村薫 創元推理文庫
なんでもっと早く読まなかったんだ!でもこれから『空飛ぶ馬』を読める方はすごくしあわせですよん。いいっ!
★『半落ち』横山秀夫 講談社
もうどんなに泣かされたか。胸を打ちます。できるものならネタバレなして読みたかった・・・。それでもこんなに感動するんだから、すごいです。
★『ラッシュライフ』伊坂幸太郎 新潮社
この時点で出版されてる全作品の中からどれにしようかと迷いに迷って、やはり一番最初に読んだこれを。お見事!
★『虚貌(上)(下)』雫井修介 幻冬社文庫
これも『火の粉』とどっちにしようと迷いに迷ってこっちに。雫井さん、いいですね!
★『翼はいつまでも』川上健一 集英社
わたしはこの感動を味わいたくて読書をしてます。
★『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午 文芸春秋
わたしは、この驚きを味わいたくてミステリを読みます。
★『4TEEN』 石田衣良 新潮社
うぅ、わたしの中では絶対『手紙』がもらうはずだったのに。でもやっぱこれもいいのよねぇ。直木賞おめでとうございます。
★『蛇行する川のほとり(1)(2)(3)』恩田陸 中央公論新書
恩田作品もいれなきゃね。今回はこれを。それにしてもこの本すごく綺麗な本ですよね。愛おしささえ感じてしまいます。
★『四日間の奇蹟』朝倉卓弥 宝島社
あら、もう10冊目。ん〜、迷うわ(^^;
読後感のよさでこれにしよう。終盤のあの感動は最高でしたもの。
そして、今回は特別にこの絵本も。
★『きつねのおきゃくさま』あまんきみこ著 /二俣英五郎 絵
やっぱ心は通じるんだよなぁ・・・と。まさか絵本でこんなにくるとは思わなかったわ(A^^; 大人にも子供にも超おすすめな一冊。
と、今の気分で選んでみました。やっぱ読書っていいですよね。さて今年はどんな本にめぐり合えるのでしょうか、楽しみです。
「ひとり上手」♪もしかしたら〜、は「Maybe」です
2004年1月20日 読書またぼちぼち本を読む余裕がでてきました。『クライマーズ・ハイ』に続き、加納朋子『レインレイン・ボウ』読了。続いて森博嗣『ZOKU』行きま〜す。
本といえば、先日の芥川賞&直木賞はちょっとしたお祭り騒ぎでしたね。でも順当に二人抜けてくれたのでよかった、よかった。となんかもう余裕です。だってこの賞は後期よりとにかく前期にとって頂きたいと思ってるし。というのは…
2003年の大晦日、お仕事を終えて帰っても誰もいない。子供たちは義父母宅で主人が帰宅途中に連れて帰ってくるんだけど、その主人の帰りが大晦日という事もあっていつもより遅くなる。おまけに夕食はそばだけあればそれでいいと。ということで、格闘技に興味のないわたしは何年ぶりかにゆっくり座って紅白を見てたのです。そしたら、なんと審査員席に先日直木賞を受賞された方がいるではありませんか!前期に受賞するとこういうおまけがつくこともある(かもしれない)のね!これはいい!と。
だから、今回後期の候補作品が発表された時入ってなくてもいつもより全然平気。それに『殺人の門』よりやっぱ『手紙』の方が好きだし。別にいいもんね(強がり)。とにかく狙うは前期。で、この期待を一心に背負った待望の新刊『幻夜』が来週26日に発売されます。これもすっごく楽しみっ。
今回若いお二人が芥川賞を受賞されました。これからもどんどん新しい風を送り込んでいくのかな? わたしはず〜っと前からいつかみゆきさんに直木賞を!と思ってましたが、となると芥川賞でもいいなと。いや、こっちの方がいいかもしれませんね。
こうなりゃ、目指すはみゆきさんの芥川賞&東野さんの直木賞同時受賞です。で、その年末に、再びみゆきさんが紅白に出場、もちろん審査員席には…。わっ!すごくいいかもしれない!ね?ね?これって、すごいと思いません?
賛同者求む(笑)
本といえば、先日の芥川賞&直木賞はちょっとしたお祭り騒ぎでしたね。でも順当に二人抜けてくれたのでよかった、よかった。となんかもう余裕です。だってこの賞は後期よりとにかく前期にとって頂きたいと思ってるし。というのは…
2003年の大晦日、お仕事を終えて帰っても誰もいない。子供たちは義父母宅で主人が帰宅途中に連れて帰ってくるんだけど、その主人の帰りが大晦日という事もあっていつもより遅くなる。おまけに夕食はそばだけあればそれでいいと。ということで、格闘技に興味のないわたしは何年ぶりかにゆっくり座って紅白を見てたのです。そしたら、なんと審査員席に先日直木賞を受賞された方がいるではありませんか!前期に受賞するとこういうおまけがつくこともある(かもしれない)のね!これはいい!と。
だから、今回後期の候補作品が発表された時入ってなくてもいつもより全然平気。それに『殺人の門』よりやっぱ『手紙』の方が好きだし。別にいいもんね(強がり)。とにかく狙うは前期。で、この期待を一心に背負った待望の新刊『幻夜』が来週26日に発売されます。これもすっごく楽しみっ。
今回若いお二人が芥川賞を受賞されました。これからもどんどん新しい風を送り込んでいくのかな? わたしはず〜っと前からいつかみゆきさんに直木賞を!と思ってましたが、となると芥川賞でもいいなと。いや、こっちの方がいいかもしれませんね。
こうなりゃ、目指すはみゆきさんの芥川賞&東野さんの直木賞同時受賞です。で、その年末に、再びみゆきさんが紅白に出場、もちろん審査員席には…。わっ!すごくいいかもしれない!ね?ね?これって、すごいと思いません?
賛同者求む(笑)
「誘惑」2003年12月に読んだ本
2003年12月31日 読書昨年の大晦日はみゆきさんが紅白に出演されるので朝からもうドキドキでしたが、今年はぼ〜っとした年末。でもやっと今日で仕事納め。帰ったらとにかく正月旅行の用意だけでも早めにやらなきゃ。足らないものも明日揃えなきゃね。で、明日は窓拭きだけでもしとかないとやっぱなぁ。あ〜ぁ、わたしの辞書に『余裕』という文字はない?(^^;
で月末ですから、勝手に恒例今月読んだ本行きます。といっても先月からただでさえ余裕ないのにさらに追い討ちをかけるような出来事が。とはいえ、自分でそうしてるんだから誰にも文句言えないんだけど。とにかく本を読む心のゆとりさえなくしてる状態で読み始めはするんだけど、読んでても集中力が続かなくて。やっぱわたしでも悩むことはあるんだなと(笑)
ま、来年には少し落ち着いて、また気持ちに余裕がでてくることでしょう(希望的観測)
だって暦によると、わたしは来年何をやっても成功するそうですから。占いとかは全く信じてませんが、いいこと書いてあればそれは別。
と、読んだ本が少なくて前置きが長すぎました。はい、今月は(も)これだけ。
★『翼はいつまでも』川上健一 集英社
と、こんな状態なのでとにかく元気になれそうな、希望をもてそうな本を読みたい!と選んだのがこれ。タイトルからパイロットのお話かな?なんて思ってたら全然違いました。青春小説です。で、これがもう最高によかったのです。もうこの読後感最高!読みながらすっかりわたしも中学生になってましたよ(笑)
重松清『ナイフ』収録「エビスくん」(←わたしの重松清?1作品)を読み終った時と同じ感動を覚えたかも。やっぱり読書はいいっ、と思わせてくれる物語でした。
★『長い家の殺人』歌野晶午 講談社文庫
今年のミステリー本ベスト10の話題独占!といってもいいくらいの『葉桜の季節に君を想うということ』を書かれた歌野さんのデビュー作がこれです。本文も楽しめますが、それより解説がとっても興味深くおもしろかったです。歌野さんがデビューにいたったエピソードなど、とにかく「へぇ〜」と思う興味深いことがいろいろ書かれてます。当たり前ですが、ほんとみなさんいろいろ努力あってこそ現在の地位を築いておられるんだなぁと。わたしもがんばらなきゃ・・・。と、結局今はどうしてもこう感じてしまうのですよねぇ(A^^;
こんなのも読みました。すごくいいのでついでに紹介。
★絵本『きつねのおきゃくさま』・・・是非お子さんと一緒に。
★コミック『クリスマスのぶたぶた』・・・たくさんの人に「ぶたぶた」さんを知ってほしいなぁ。
★コミック『ささらさや(1)』・・・加納朋子さん原作の雰囲気そのままです。(2)も待ち遠しいわ〜
***
と、今年はこれでおしまい。ネットのみなさん、今年もいっぱい楽しませてくれて有難うございました。来年は1週間くらいお休みしてまた出て来る予定です。来年もよろしくお願いします
で月末ですから、勝手に恒例今月読んだ本行きます。といっても先月からただでさえ余裕ないのにさらに追い討ちをかけるような出来事が。とはいえ、自分でそうしてるんだから誰にも文句言えないんだけど。とにかく本を読む心のゆとりさえなくしてる状態で読み始めはするんだけど、読んでても集中力が続かなくて。やっぱわたしでも悩むことはあるんだなと(笑)
ま、来年には少し落ち着いて、また気持ちに余裕がでてくることでしょう(希望的観測)
だって暦によると、わたしは来年何をやっても成功するそうですから。占いとかは全く信じてませんが、いいこと書いてあればそれは別。
と、読んだ本が少なくて前置きが長すぎました。はい、今月は(も)これだけ。
★『翼はいつまでも』川上健一 集英社
と、こんな状態なのでとにかく元気になれそうな、希望をもてそうな本を読みたい!と選んだのがこれ。タイトルからパイロットのお話かな?なんて思ってたら全然違いました。青春小説です。で、これがもう最高によかったのです。もうこの読後感最高!読みながらすっかりわたしも中学生になってましたよ(笑)
重松清『ナイフ』収録「エビスくん」(←わたしの重松清?1作品)を読み終った時と同じ感動を覚えたかも。やっぱり読書はいいっ、と思わせてくれる物語でした。
★『長い家の殺人』歌野晶午 講談社文庫
今年のミステリー本ベスト10の話題独占!といってもいいくらいの『葉桜の季節に君を想うということ』を書かれた歌野さんのデビュー作がこれです。本文も楽しめますが、それより解説がとっても興味深くおもしろかったです。歌野さんがデビューにいたったエピソードなど、とにかく「へぇ〜」と思う興味深いことがいろいろ書かれてます。当たり前ですが、ほんとみなさんいろいろ努力あってこそ現在の地位を築いておられるんだなぁと。わたしもがんばらなきゃ・・・。と、結局今はどうしてもこう感じてしまうのですよねぇ(A^^;
こんなのも読みました。すごくいいのでついでに紹介。
★絵本『きつねのおきゃくさま』・・・是非お子さんと一緒に。
★コミック『クリスマスのぶたぶた』・・・たくさんの人に「ぶたぶた」さんを知ってほしいなぁ。
★コミック『ささらさや(1)』・・・加納朋子さん原作の雰囲気そのままです。(2)も待ち遠しいわ〜
***
と、今年はこれでおしまい。ネットのみなさん、今年もいっぱい楽しませてくれて有難うございました。来年は1週間くらいお休みしてまた出て来る予定です。来年もよろしくお願いします
「誘惑」川上健一『翼はいつまでも』読了
2003年12月19日 読書今日は忘年会。メニューは「寄せ鍋」メインのお薦めコース。やっぱ日本酒は効きますねぇ。口当たりのよさについついすすんでしまって久々に酔っちゃてました(A^^; といっても朝起きてもちゃんと覚えてるくらいの酔いだし、たまにはいいよね。楽しかったし。
*****
川上健一『翼はいつまでも』読了
わたしにとって初めての川上作品。とにかく元気になれる本はないかと思って、選んだ本がこれ。そしたら大正解!超ストライクゾーン。もう、わたしはこの読後感を味わいたくて本を読んでるんですよ、といいたいくらい感動。小説は現実と違うんだからこういう夢を見させて欲しい(といってあまりに現実離れしすぎるとしらけるけど、これはほんとにいいバランスで最高の感動を与えてくれると思います)のです。
あぁ、いいっ!!!この読後感、最高〜!
しばらく本を読む気持ちの余裕がなかったんだけど(^^;、こういうのを読むと元気出てまた読むぞ〜って気になります。いい本に巡り合えました。
*****
川上健一『翼はいつまでも』読了
わたしにとって初めての川上作品。とにかく元気になれる本はないかと思って、選んだ本がこれ。そしたら大正解!超ストライクゾーン。もう、わたしはこの読後感を味わいたくて本を読んでるんですよ、といいたいくらい感動。小説は現実と違うんだからこういう夢を見させて欲しい(といってあまりに現実離れしすぎるとしらけるけど、これはほんとにいいバランスで最高の感動を与えてくれると思います)のです。
あぁ、いいっ!!!この読後感、最高〜!
しばらく本を読む気持ちの余裕がなかったんだけど(^^;、こういうのを読むと元気出てまた読むぞ〜って気になります。いい本に巡り合えました。
「誘惑」2003年11月に読んだ本
2003年11月30日 読書またまた月末。そして今年もあと1ヵ月。
ということで、我が家もクリスマス月間に突入。フォト日記も久々の更新です。ツリーの次は待ちに待ったお雛様。ほんと1年て「♪まわる〜まわる〜よ・・・」であっという間に過ぎていきますね。早っ(汗)
ということで、勝手に月末恒例今月読んだ本なのですが、今回たった2冊しか読み終わってないやん、ありゃ?
で、読んだのはこの2冊。
★『対話篇』金城一紀 講談社
あの『GO』で直木賞受賞された作家さんです。あちこちで評判よかったので手に取りました。金城作品読むのは『GO』に続いて2作目。これは3篇からなる短編集。これはいいです!まさに評判どおり!とはいうものの、これは泣く!と一押しの「花」でわたしは泣けなかったんだけどね。あまり書くとネタバレになるから詳しく書くのは控えますが「じゃなんで・・・」と思ってしまったのですよ(^^; でもそれだけで終わってないところが、すごくよかった!いい物語を読ませてもらいました。『GO』よりかなり好きかも。
★『コッペリア』加納朋子 講談社
わたしはぬいぐるみなんかだと大丈夫だけど、人形ってやっぱり怖いイメージあるんですね。特に市松人形は超苦手。怖すぎ。でも上でも書いてるように雛人形だけは別。もう大好きなんです。ま、これが「我がまま」ってやつですね(笑)
ということで、『コッペリア』読みました。
画面ではなく読んでる想像の世界のせいで、より人形のイメージが浮かび上がってきて(加納さんの巧さなんでしょうね)、もう怖いよ、これ。といっても、加納さんの文章はどんどん読ませられます。でも正直、3章あたりで「いったいこれどうなってるの???」と慌てました、が、さすが加納さん。不安になりながらも読み薦めると、あ、そうかと。で最後のちょっと素敵なオチ。読みながらいつもの加納作品と毛色がちょっと違うなあ、なんて思ってたのですが(全員ひねくれすぎで金持ちの考える事はわからん、なんて思いながら読んでました(笑))ここで少し妙な安心感があって読後感が救われる感じがありました。巧い作家さんて、何を書いてもやっぱり巧いんだなぁなんて、そんな感想をもった一冊。
前回の加納作品は『アリス』がモチーフで今回は『コッペリア』。『コッペリア』はただ人形に恋をするという程度の知識しかないわたしでも充分楽しめました。加納さん、いいですよね!
***
今回少ないので、さっきあるHPで知った絵本の御紹介を。http://www2s.biglobe.ne.jp/~yasumama/index.htmの11月26日の日記の中で紹介されてた『きつねのおきゃくさま』。もうそこで紹介されてたここ(注:完全ネタバレ)http://ukanruri.fc2web.com/ehon_kituneno.htmの紹介文読むだけでわたしもうダメ(A^^; これは是非手元に置いて子供たちにも読ませたい物語だと早速「なま楽」買い物リストに追加。あら、やっぱりこちらhttp://books.rakuten.co.jp/namamono/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=157451でも大絶賛されてますね。また矢崎存美『クリスマスのぶたぶた』のコミック版も出てるようだし、上で紹介した加納作品『ささらさや』のコミック版も出てるそうなのでそれもいずれ追加予定。最近マンガだとどんどん読む子供たち。これらのコミック版にもフリ仮名すべてふってくれてあったらいいのになぁ。それにしてもなんでこれくらいの漢字が読めないんだ?>12歳(笑)←笑ってる場合ではないって!
ほんとにネットって便利で有難いわ〜、とますます実感する今日この頃です。みなさん、いつもありがとうございます(ぺこり)
ということで、我が家もクリスマス月間に突入。フォト日記も久々の更新です。ツリーの次は待ちに待ったお雛様。ほんと1年て「♪まわる〜まわる〜よ・・・」であっという間に過ぎていきますね。早っ(汗)
ということで、勝手に月末恒例今月読んだ本なのですが、今回たった2冊しか読み終わってないやん、ありゃ?
で、読んだのはこの2冊。
★『対話篇』金城一紀 講談社
あの『GO』で直木賞受賞された作家さんです。あちこちで評判よかったので手に取りました。金城作品読むのは『GO』に続いて2作目。これは3篇からなる短編集。これはいいです!まさに評判どおり!とはいうものの、これは泣く!と一押しの「花」でわたしは泣けなかったんだけどね。あまり書くとネタバレになるから詳しく書くのは控えますが「じゃなんで・・・」と思ってしまったのですよ(^^; でもそれだけで終わってないところが、すごくよかった!いい物語を読ませてもらいました。『GO』よりかなり好きかも。
★『コッペリア』加納朋子 講談社
わたしはぬいぐるみなんかだと大丈夫だけど、人形ってやっぱり怖いイメージあるんですね。特に市松人形は超苦手。怖すぎ。でも上でも書いてるように雛人形だけは別。もう大好きなんです。ま、これが「我がまま」ってやつですね(笑)
ということで、『コッペリア』読みました。
画面ではなく読んでる想像の世界のせいで、より人形のイメージが浮かび上がってきて(加納さんの巧さなんでしょうね)、もう怖いよ、これ。といっても、加納さんの文章はどんどん読ませられます。でも正直、3章あたりで「いったいこれどうなってるの???」と慌てました、が、さすが加納さん。不安になりながらも読み薦めると、あ、そうかと。で最後のちょっと素敵なオチ。読みながらいつもの加納作品と毛色がちょっと違うなあ、なんて思ってたのですが(全員ひねくれすぎで金持ちの考える事はわからん、なんて思いながら読んでました(笑))ここで少し妙な安心感があって読後感が救われる感じがありました。巧い作家さんて、何を書いてもやっぱり巧いんだなぁなんて、そんな感想をもった一冊。
前回の加納作品は『アリス』がモチーフで今回は『コッペリア』。『コッペリア』はただ人形に恋をするという程度の知識しかないわたしでも充分楽しめました。加納さん、いいですよね!
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今回少ないので、さっきあるHPで知った絵本の御紹介を。http://www2s.biglobe.ne.jp/~yasumama/index.htmの11月26日の日記の中で紹介されてた『きつねのおきゃくさま』。もうそこで紹介されてたここ(注:完全ネタバレ)http://ukanruri.fc2web.com/ehon_kituneno.htmの紹介文読むだけでわたしもうダメ(A^^; これは是非手元に置いて子供たちにも読ませたい物語だと早速「なま楽」買い物リストに追加。あら、やっぱりこちらhttp://books.rakuten.co.jp/namamono/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=157451でも大絶賛されてますね。また矢崎存美『クリスマスのぶたぶた』のコミック版も出てるようだし、上で紹介した加納作品『ささらさや』のコミック版も出てるそうなのでそれもいずれ追加予定。最近マンガだとどんどん読む子供たち。これらのコミック版にもフリ仮名すべてふってくれてあったらいいのになぁ。それにしてもなんでこれくらいの漢字が読めないんだ?>12歳(笑)←笑ってる場合ではないって!
ほんとにネットって便利で有難いわ〜、とますます実感する今日この頃です。みなさん、いつもありがとうございます(ぺこり)
「誘惑」2003年10月に読んだ本
2003年10月31日 読書今日はとってもいい天気。空見てるだけで幸せになれます。秋晴れ、万歳!
あっという間に月末31日。2003年もあと2ヶ月だなんて信じられない。そういえば最近子供たちは、今年はサンタさんに何を頼もうかともうあれこれ言いはじめてるし(早っ)。それにしてもいったいいつまで信じてるんだろ?の長女12歳。本当に今年もまだ信じてるんだろうか?といって面と向かって事実を確認するわけにもいかないし。もちろん次女はまだ思いっきり信じております。どうも二人ともサンタさんは親と違って多少の無理が利くと思ってるところがあるのが困ったところ。とにかく今年もどうかお手柔らかにと祈るばかりです(^^;
ということで、勝手に月末恒例今月読んだ本、10月分いきま〜す。
★『半落ち』横山秀夫 講談社
10月9日の日記にも書いたのでだぶりますが、ちょっと前直木賞選考にあたって、すったもんだの大問題で有名になったあの『半落ち』です。で、そのあおりでネタバレしてたんですが、それでも読んで大感動!これはいいです。
とはいえ最初のうちは、みんな警察官やら検事やらでいったい誰が誰か登場人物が頭の中でこんがらがって(その上、ネタバレで知ってるし)なかなか進みませんでしたが、中盤をすぎるあたりからどんどん引き込まれ、最後はもう・・・。目次を見るとわかるようにそれぞれの登場人物が中心でその章の話がすすんでいくんですが、この話の持っていき方がすごくいいです。見事にまとまってほんとに巧いったらありゃしない。最後二人の章の何気ない(ってことはないか)会話のひとつひとつ辿るだけで胸に来るものがあるし。もう、いいもの読ませてもらいました!と大絶賛。で、これ映画化決定だそうです。いい作品になる事を期待したいと思います。
★『まひるの月を追いかけて』恩田陸 文芸春秋
同じく24日の日記とダブります(手抜き(A^^;)
物語の舞台は奈良。だいぶ前に「シルクロード博」っていうのがあって、このとき主人と二人一泊二日でこのあたり行ったんですよね。読みながらなんか懐かしくなって。ほんといいところだったよなぁとしみじみ。読みながらどんなに行きたくなったことか。
というように、わたしも主人公たちと一緒に古都奈良を歩いてる気分で読んでました。これも恩田さんらしい作品だなぁと。それにしても『まひるの月を追いかけて』っていったいなんのこっちゃ?って思ってたけど、読みながらまさにその通りだなぁ、巧い題名だよなぁと感心しちゃいました。ほんとにそんな物語なんです、ってなんのこっちゃだと思いますが(^^;。またまた恩田作品の味わいを堪能させていただきました。それにしても・・・。罪な人だわ、恩田さん(^^;
★『死にぞこないの青』乙一 幻冬舎文庫
手軽に読める中篇小説なんですが、読み始めて最初のうちはどんどんいやな気分になって、もう何度やめようと思ったか(^^;。もうこれ以上読みたくないって思うくらいいやな展開で進むのです。これでもか!って感じではっきりいって読むのがつらいです(A^^; タイトルもいったい何やねん?って思う不気味さだしね。でもここで放り投げてはいけません。それからの展開がすごいんです。もうそのわけわからない『青』が登場してからは、一時も目が話せず一気読みさせられます。なんという物語を書くんだ、乙一さん。って思いましたよ。すごい才能だよなぁ。これからも乙作品は追いかけます。
★『かっぽん屋』重松清 角川文庫
27日の日記でも書いたように、なんとなく勝手に、印刷屋さんの話かな?ぐらいで読み始めたので(だからそれは「活版」(かっぱん))、最初から、なんだこの出だしは?とおおいに不安にかられながらのスタートでしたが読み始めたらやっぱり重松作品、とってもおもしろかったです。8編からなる短編集なんですが、いろんな雰囲気の重松作品が堪能できるうえ、巻末には著者ロングインタビューまで掲載されてすごくお買い得感ある一冊だったのです。
そのインタビューの中で重松さんが「『ナイフ』収録の「エビスくん」を書いてる時に初めて登場人物が勝手に動いていく瞬間を体験しました」とあって、そのとき「あ、もうこれでだいじょうぶ、(小説家として)いけると思いました」とあったんですね。「エビスくん」といえば、わたしはそれを読んだからこそ重松さんが大好きになった作品でもあるのです。だからすごく嬉しかった。あの作品はほんとうにいい作品でした。あの読後感は今まで読んだ本のベスト3にしたいくらいよかったものなぁ・・・って書いてたら再読したくなりました。「エビスくん」最高ですよ(^^)v
★『黒猫の三角』森博嗣 講談社ノベルス
「すべてがFになる」ではじめて森作品を知り一気に嵌ったシリーズなので、とにかく最近出版された「四季 春」が読みたくてしょうがないわたし。しかし、ネットのあちこちで「四季 春」には、犀川&萌絵シリーズと紅子さんシリーズのネタバレが含まれてるから先にそっちを読んでおいた方が吉と書かれてるではありませんか。実はわたし、Vシリーズ未読なんですよ(^^; ということで「四季 春」を読みたいが為に紅子シリーズ読み始めました。このシリーズ何冊あるんだろ?それにしてもわたしが『四季 春』を読めるのはいつになるんでしょう?もしかして「春夏秋冬」すべて揃ってからになるのでしょうか?とちょっと不安、って前置きだけで感想書く時間がまったくなくなってしまいました。とにかく、このシリーズもおもしろそうってことで(笑)
なんかバタバタいろいろ慌しくてあまり読めなかった10月。来月はもっと読むぞ〜(希望的観測)
あっという間に月末31日。2003年もあと2ヶ月だなんて信じられない。そういえば最近子供たちは、今年はサンタさんに何を頼もうかともうあれこれ言いはじめてるし(早っ)。それにしてもいったいいつまで信じてるんだろ?の長女12歳。本当に今年もまだ信じてるんだろうか?といって面と向かって事実を確認するわけにもいかないし。もちろん次女はまだ思いっきり信じております。どうも二人ともサンタさんは親と違って多少の無理が利くと思ってるところがあるのが困ったところ。とにかく今年もどうかお手柔らかにと祈るばかりです(^^;
ということで、勝手に月末恒例今月読んだ本、10月分いきま〜す。
★『半落ち』横山秀夫 講談社
10月9日の日記にも書いたのでだぶりますが、ちょっと前直木賞選考にあたって、すったもんだの大問題で有名になったあの『半落ち』です。で、そのあおりでネタバレしてたんですが、それでも読んで大感動!これはいいです。
とはいえ最初のうちは、みんな警察官やら検事やらでいったい誰が誰か登場人物が頭の中でこんがらがって(その上、ネタバレで知ってるし)なかなか進みませんでしたが、中盤をすぎるあたりからどんどん引き込まれ、最後はもう・・・。目次を見るとわかるようにそれぞれの登場人物が中心でその章の話がすすんでいくんですが、この話の持っていき方がすごくいいです。見事にまとまってほんとに巧いったらありゃしない。最後二人の章の何気ない(ってことはないか)会話のひとつひとつ辿るだけで胸に来るものがあるし。もう、いいもの読ませてもらいました!と大絶賛。で、これ映画化決定だそうです。いい作品になる事を期待したいと思います。
★『まひるの月を追いかけて』恩田陸 文芸春秋
同じく24日の日記とダブります(手抜き(A^^;)
物語の舞台は奈良。だいぶ前に「シルクロード博」っていうのがあって、このとき主人と二人一泊二日でこのあたり行ったんですよね。読みながらなんか懐かしくなって。ほんといいところだったよなぁとしみじみ。読みながらどんなに行きたくなったことか。
というように、わたしも主人公たちと一緒に古都奈良を歩いてる気分で読んでました。これも恩田さんらしい作品だなぁと。それにしても『まひるの月を追いかけて』っていったいなんのこっちゃ?って思ってたけど、読みながらまさにその通りだなぁ、巧い題名だよなぁと感心しちゃいました。ほんとにそんな物語なんです、ってなんのこっちゃだと思いますが(^^;。またまた恩田作品の味わいを堪能させていただきました。それにしても・・・。罪な人だわ、恩田さん(^^;
★『死にぞこないの青』乙一 幻冬舎文庫
手軽に読める中篇小説なんですが、読み始めて最初のうちはどんどんいやな気分になって、もう何度やめようと思ったか(^^;。もうこれ以上読みたくないって思うくらいいやな展開で進むのです。これでもか!って感じではっきりいって読むのがつらいです(A^^; タイトルもいったい何やねん?って思う不気味さだしね。でもここで放り投げてはいけません。それからの展開がすごいんです。もうそのわけわからない『青』が登場してからは、一時も目が話せず一気読みさせられます。なんという物語を書くんだ、乙一さん。って思いましたよ。すごい才能だよなぁ。これからも乙作品は追いかけます。
★『かっぽん屋』重松清 角川文庫
27日の日記でも書いたように、なんとなく勝手に、印刷屋さんの話かな?ぐらいで読み始めたので(だからそれは「活版」(かっぱん))、最初から、なんだこの出だしは?とおおいに不安にかられながらのスタートでしたが読み始めたらやっぱり重松作品、とってもおもしろかったです。8編からなる短編集なんですが、いろんな雰囲気の重松作品が堪能できるうえ、巻末には著者ロングインタビューまで掲載されてすごくお買い得感ある一冊だったのです。
そのインタビューの中で重松さんが「『ナイフ』収録の「エビスくん」を書いてる時に初めて登場人物が勝手に動いていく瞬間を体験しました」とあって、そのとき「あ、もうこれでだいじょうぶ、(小説家として)いけると思いました」とあったんですね。「エビスくん」といえば、わたしはそれを読んだからこそ重松さんが大好きになった作品でもあるのです。だからすごく嬉しかった。あの作品はほんとうにいい作品でした。あの読後感は今まで読んだ本のベスト3にしたいくらいよかったものなぁ・・・って書いてたら再読したくなりました。「エビスくん」最高ですよ(^^)v
★『黒猫の三角』森博嗣 講談社ノベルス
「すべてがFになる」ではじめて森作品を知り一気に嵌ったシリーズなので、とにかく最近出版された「四季 春」が読みたくてしょうがないわたし。しかし、ネットのあちこちで「四季 春」には、犀川&萌絵シリーズと紅子さんシリーズのネタバレが含まれてるから先にそっちを読んでおいた方が吉と書かれてるではありませんか。実はわたし、Vシリーズ未読なんですよ(^^; ということで「四季 春」を読みたいが為に紅子シリーズ読み始めました。このシリーズ何冊あるんだろ?それにしてもわたしが『四季 春』を読めるのはいつになるんでしょう?もしかして「春夏秋冬」すべて揃ってからになるのでしょうか?とちょっと不安、って前置きだけで感想書く時間がまったくなくなってしまいました。とにかく、このシリーズもおもしろそうってことで(笑)
なんかバタバタいろいろ慌しくてあまり読めなかった10月。来月はもっと読むぞ〜(希望的観測)